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Posted by ブクログ
高校の勉強が始まる前に読んでおきたかった本。
自分はもうアラサーですが。
今まで勉強することは苦痛に感じることが多かったですが、この本を読み始めてから勉強に対する視点が180度変わりました。
知識を得ることの楽しさ、知識があることによって見える世界がいく通りにも変化することを知りました。
聖書を読む前に見る鋼の錬金術師と、読んだ後の鋼の錬金術師はきっと楽しみ方が違うだろうな。この本を読んで思ったことです。
共感した部分は実行しながら読み進めたので、この本から得られたものはとても多いです。
読み終わった時には自分は、クイズを楽しむようになり、あらゆる分野の歴史を学ぶようになり、調べた単語でオリジナルの単語帳を作るようになり、Youtubeのレコメンドは科学史で溢れるようになりました。
これを1ヶ月、1年、10年と続けた時に自分が今まで好きでみていたアニメや小説、がどう写るのか楽しみです。
学生向けとのことですが、社会人にも是非おすすめの本です。
Posted by ブクログ
教養って単なる知識ではないわな、それではなんなのだ?という疑問への回答から始まって、その軽妙な語り口から内容まで全体に面白かった。哲学から映画から、いろんなものを題材にしている。
知ることの楽しみ、アカデミックハイ。教養には自分を大きな価値の尺度に照らして相対化できることと闊達な生き方のスタンスが含まれる。読書は単なる情報収集ではなく、少しだけ新しい自分へ生まれ変わるためのダイアログ。ベーコンの考えたイドラ論とその現代版ともいえる認知心理学。わかったつもりは快適だがイドラになるし、学問ですらイドラになりうる。
自らを教養するにあたって、語彙の増強、歴史の学び方、リサーチリテラシー、論理的思考、ライティング、偶然の出会いとかの重要性についても述べている。
Posted by ブクログ
ちょっと固そうな内容の印象を与える署名と
装丁ですが、素晴らしい本です。
まだまだ知らない著書があり、「無知の知」
を思い知らせらます。
この本はこれから大学で学ぼうとする高校生
向けに書かれているらしいです。
しかし大人も読むべきです。
特に池上彰などを読んで「大人の教養」を身
につけようとしている人達にこそ、です。池
上氏とは違った教養へのアプローチを示して
くれます。
前半の「ダイ・ハード3」の解説でハートを
グッと掴まれます。
ただのドンパチアクション映画と思っていた
のが、実は教養があれば見抜くことができる
深淵なテーマが隠されていることに驚かされ
ます。
まさしく「無知の知」→無知であることを知
る、のではなく「無知の無知の知」→無知で
あることを自覚さえしていないことを知る、
一冊です。
Posted by ブクログ
コロナウィルスの猛威により、国家や常識を疑うことが多くなりました。自分で物を考えて行動するためにこの本からヒントを得ようと読みましたが、とても感動しました。
知のバトンを引き継ぎ、現代に生きる自分が世界とどう関わっていくのか。この本を読んでバトンすら見えていなかったことに気付けただけでもありがたいです。大学生、高校生向けに分かりやすく書いていますが、十分30代のおっさんにも深く刺さりました。あとがきまで読むと目頭が熱くなるほどの情熱を作者から感じることが出来ました。長文で駄文で読みづらいレビューですが、この本をこれから読む人、読んだ人に伝われこの思い!
Posted by ブクログ
煽られました。揺さぶられました。脳内体温(そんなものあるかどうか、わからないけど…)上がりました。いや、頭というより心がざわつきました。軽い語り口…じゃなくて書き口に乗せられてページを次々めくっていきますが、作者が伝えようとしていることはヘビーです。甘くて飲みやすいカクテルだと思ったらアルコール度数がメチャ高い感じ。そう、「教養」という領域は、大学で専門に入る前の食前酒的な位置づけが共通イメージでしたが、どうしてどうして学問というもののど真ん中なのかもしれない、が読後の変化です。世界のさまざまな問題が専門家の狭くて深くてマニアックな研究に任しておくだけじゃ…、という時代にリベラルアーツに光が当たっているのだと思います。「知識」じゃなくて「知恵」みたいな言い方がありますが、その「知恵」のメソッドが満載されています。なんだかまた大学に行きたくなりました。大学に行かなくても学びたくなりました。学べるかわからないけど読みたくなりました。本書に登場して興味を持った本、ちびちび積み重ねていこうと思うような、熱い気持ちに今、入っています。本書が、自分にとってのリカレント大学かも。
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