戸田山和久のレビュー一覧

  • 教養の書

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    ただ知識を詰め込むのではない、本物の教養とは何かを教えてくれる本。
    なぜ学ぶのかが明確になり、とても励まされた。これから大学で学ぶ学生向けに書かれた本のようだが、大人が読んでもとてもためになる。
    教養はさまざまな拘束から自らを解き放ち、魂の自由を獲得するためのものだそうです。
    確かに、多くの視点を持って、自分で考えられるというのは、とても自由なことだなぁと思う。
    もっと本を読もう、勉強しようと思えた。

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    2021年10月04日
  • 新版 論文の教室 レポートから卒論まで

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    採用試験の論文が近づいてきて聞かれることが多くなったので娘の本を拝借

    論文とは「問いと主張と論証のある文章」である
    そうなんですよね
    これって無意識のうちにやってるんですけど言葉にするとこういうことなんですよね
    問に対する自分の考えが主張になって主張の正しさを論証する
    それが論文なんですよね。
    これで説明しやすくなりました

    論文とは「型にはまった」文章である
    はい
    論文には型があります。
    その型って僕が司法試験受験してたときはホンマなかったんですよ。
    答案構成をするようにってみんなに言われてましたが結局作れるようにはなりませんでした。
    本書にはありますが
    「アウトライン」
    を書く作法がわからなかったんです。
    でも本書を読むとアウトラインの作り方から育て方まで書かれているので本当によくわかります。
    こう言う本をちゃんと先に読んでおくべきでした。

    これでどういう風に論文を教えれば良いかわかったように思います。
    ちょっとまとめたいと思います。

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    2021年09月19日
  • 教養の書

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    ちょっと固そうな内容の印象を与える署名と
    装丁ですが、素晴らしい本です。

    まだまだ知らない著書があり、「無知の知」
    を思い知らせらます。

    この本はこれから大学で学ぼうとする高校生
    向けに書かれているらしいです。

    しかし大人も読むべきです。

    特に池上彰などを読んで「大人の教養」を身
    につけようとしている人達にこそ、です。池
    上氏とは違った教養へのアプローチを示して
    くれます。

    前半の「ダイ・ハード3」の解説でハートを
    グッと掴まれます。

    ただのドンパチアクション映画と思っていた
    のが、実は教養があれば見抜くことができる
    深淵なテーマが隠されていることに驚かされ
    ます。

    まさしく「無知の知」→無知であることを知
    る、のではなく「無知の無知の知」→無知で
    あることを自覚さえしていないことを知る、
    一冊です。

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    2021年08月27日
  • 新版 論文の教室 レポートから卒論まで

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    論文のアウトライン作成、センテンス・メイントピックとは
    そもそも論証とは、論証の種類、批判するポイント
    引用の仕方、引用文献の記載の仕方、
    教員が評価するポイントまで!
    これら全てをわかりやすく、ごまかさずにまとめた内容だと思う。
    論文の書き方を解説した本の中で、読みやすさを売りにしているものは論証の内容を説明していなかったり、論理学の専門的なものは小難しく分かりにくかったりすると感じていた。そのため、この本の痒いところに手が届くような構成と説明に感動している。出会えてよかった。

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    2021年07月26日
  • 新版 論文の教室 レポートから卒論まで

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    良本。大学のレポートのいろはが学べる。
    文章の組み立て方、アウトラインの設定、主張をいかに伝えるか。などなど

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    2021年07月21日
  • 教養の書

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    コロナウィルスの猛威により、国家や常識を疑うことが多くなりました。自分で物を考えて行動するためにこの本からヒントを得ようと読みましたが、とても感動しました。

    知のバトンを引き継ぎ、現代に生きる自分が世界とどう関わっていくのか。この本を読んでバトンすら見えていなかったことに気付けただけでもありがたいです。大学生、高校生向けに分かりやすく書いていますが、十分30代のおっさんにも深く刺さりました。あとがきまで読むと目頭が熱くなるほどの情熱を作者から感じることが出来ました。長文で駄文で読みづらいレビューですが、この本をこれから読む人、読んだ人に伝われこの思い!

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    2021年07月10日
  • 思考の教室 じょうずに考えるレッスン

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    戸田山先生の根底にあるのは、
    「ひとが学ぶのは世の中を良くするためである」
    ということなんだと思う

    教養の書とオーバーラップする部分もあるけど、それも復習になってよい。

    すべての論考は、情熱に溢れたこれからの若者たちに向けられている。しかし、同じような想いを持っていればアラフォーの自分にも響く。

    分厚いが、思考法を学ぶには適切な量だと感じられるほどに、スラスラと読める。

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    2021年04月04日
  • 教養の書

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    教養ってなんだろう?と思ってこの本を手にとった。その目的通りにこの本を通じて、教養への考えを深めることができた。本当にありがたい一冊である。教養とは何なのか、どうやったら深められるのかが、作者の軽快な語り口と多くの例示で分かりやすく(深く)説明されている。がちがちの哲学書を想像すると、だいぶ違う。

    この本の中で様々な本や映画が引き合いに出される。教養に関する別の本も紹介される。個人的にはこれらの紹介は非常にありがたく、興味を広げることに繋がった。

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    2021年04月04日
  • 教養の書

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    煽られました。揺さぶられました。脳内体温(そんなものあるかどうか、わからないけど…)上がりました。いや、頭というより心がざわつきました。軽い語り口…じゃなくて書き口に乗せられてページを次々めくっていきますが、作者が伝えようとしていることはヘビーです。甘くて飲みやすいカクテルだと思ったらアルコール度数がメチャ高い感じ。そう、「教養」という領域は、大学で専門に入る前の食前酒的な位置づけが共通イメージでしたが、どうしてどうして学問というもののど真ん中なのかもしれない、が読後の変化です。世界のさまざまな問題が専門家の狭くて深くてマニアックな研究に任しておくだけじゃ…、という時代にリベラルアーツに光が当たっているのだと思います。「知識」じゃなくて「知恵」みたいな言い方がありますが、その「知恵」のメソッドが満載されています。なんだかまた大学に行きたくなりました。大学に行かなくても学びたくなりました。学べるかわからないけど読みたくなりました。本書に登場して興味を持った本、ちびちび積み重ねていこうと思うような、熱い気持ちに今、入っています。本書が、自分にとってのリカレント大学かも。

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    2021年03月01日
  • 教養の書

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    渡辺一夫にとっての窓はフランス語だった。のくだり。いま自分が当たり前だと思っていることはちっとも当たり前ではないということ。この自分の周り、だけでない場所に味方がいる、一人ではないと知ること。そのための教養であり、本だ。

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    2021年02月28日
  • 思考の教室 じょうずに考えるレッスン

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    最近、若いひとたちと話すと”考える”という言葉の内容が「思いつくのを待つ」になっていることを感じることが時々ある。確かに”考える方法”を学ぶことがない中で、「発想」とか「イノベーション」といった言葉が流行るので、”考える”=”思いつく”と間違って思いこんでしまうのだろうか。
    ”考える”ということには、ちゃんと方法があって、それは練習して身に着けるものなんだよ、そしてそれは一生の財産になるんだよ、ということをこの本を読んで理解してほしいなぁ、ととても思いました。

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    2021年02月22日
  • 教養の書

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    教養とは何か、教養があると何が良いのか、凄く分かりやすく、腑に落ちる気がしました。
    大学生や高校生でこれが分かって勉強できたら、将来、自分の世界が変わる気がします。

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    2021年02月21日
  • 教養の書

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    「ひとはなぜ学ばないといけないのか」
    という本は数あれど、大抵は頭でっかち

    学ぶことは瑞々しい喜びなのだということを心から感じられるという点でこの本は比類ない

    学生時代に読みたかったなぁ…

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    2021年01月18日
  • 教養の書

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    「ああ,なんて浅はかなんだ」

    本書を読んで強く思いました。もちろん,浅はかなのは本書でありません。私です。

    「教養が大事」と頭ではわかっていましたが,「では教養とは何か?」「なぜ大事なのか?」と問われたらしどろもどろです。

    博識(知識が多いこと)が教養の条件だったらうんちくを披露する隣のおじさんは教養人になってしまうし(おじさん,ごめん!),だからといって,教養の条件として知識が少なくていいかといわれるとそうではない気もするし。

    知識が多いと何が良いのかと言われても,,,

    うーん。。。


    「安心してください。定義していますよ。」

    「はっきり言って自信作だぜ。」(p.125)と著者も述べるような教養の定義が本書には明記されています。

    この定義をもってしてはじめて「教養とは何か」そして「それがなぜ大事なのか」が見えてきます。しかし,「戸田山先生がこう言っているから云々」という態度は実は教養から遠いように思います。

    したがって,戸田山先生の思索をあしがかりに自分なりに考え,自分の言葉で「教養が大事」であることを説明できるようになったとき,はじめて「教養」が身についたことになるのかなと思います。

    もちろん簡単に身につくものではありません。数々の困難(「現代のイドラ」)も待ち受けています(詳細は第Ⅱ部)。しかも個人では到底太刀打ちできないものがほとんどです。だからこそ我々は集団で立ち向かわなければならず,そのために「教養」を身につけた人が1人でも多くいるとより良いのです。

    「どうやって教養すればいいの?」

    そういった疑問にも本書は部分的に答えてくれています(第Ⅲ部)。正直「うわー,それをやらなきゃいけないのかあ」と思うところもありますが,必ず真似する必要はないのでしょう,きっと。自分なりの教養の作法を整えていけばいいのだと思います(本書的に言えば,規矩をつくるってことなのかもしれません)。

    そうやって一歩一歩着実に進んだ先にはじめて「教養」,あるいは,「教養」群(教養は1人では身につかないという点において)があるのだと思います。


    「ああ,あたまよくなりたい」
     

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    2021年01月07日
  • 哲学入門

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    ちくまセールでタイトル買いしたけど、よくみてみたら著者は同じ研究室棟にいる教授だった。

    情報系の人が哲学やるんだ、と最初はびっくりしたけど読んでみたらすごいしっくり。元々哲学とかめっちゃ概念的で全くよくわからないというイメージだったけど、この本は噛み砕いて噛み砕いて超理論的に説明してくれるので(時々入るユーモアもあいまって) 読みやすかった。

    ただ章と章のつながりが自分的にはそんなにスムーズにいかないので、スライドとかと一緒に授業で説明してほしい…授業受けてみればよかったな

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    2020年08月15日
  • 新版 論文の教室 レポートから卒論まで

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    大学生の時に読めばよかったと後悔。
    小学校の先生も国語で「説明文」の授業をするんだら、こういう本を読むのもいいかもしれない。

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    2020年05月06日
  • 新版 論文の教室 レポートから卒論まで

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    大学生向けの論文執筆の指南書だが、わざとアホでも読みやすい文体で書かれていながら、きちんとした論文作成の基本を抑えている。真面目な学生のみならず、普段本など読まない学生をも対象として読ませようとする筆者の努力が伝わる。

    そもそも、まともに文章の書き方などならわず作文のようにベタに最初から最後まで書いて終わり、のような指導が一般的な高校までの文章作成から、大学でいきなり論文のような長編を書くのは新入大学生にとって至難の技である。そういった学生に、準備段階としての段取り、論証のテクニック、アウトライン➝トピックセンテンス➝パラグラフという展開の仕方から、わかりやすい文章を書くための構成や語の選び方、お作法である引用などの方法まで広い範囲を教えているのが大きい。

    そもそも論文とはなにか?問い+答え+その論拠、という要素で構成された文章である、という説明から入る。作文のような、自分に思いとか感想とは異なるという点を強調し、論文を定義するところから始める。

    入門書のような本や新書からテーマを見つけて、問いを形成していく段取りプロセス。論文を執筆する作業の半分は問いを建てる部分だし、問いの良し悪しで論文の良し悪しは決まる。そのプロセスを手取り足取り教えてくれる本というのは少ないのではないだろうか。入門書などで気になったところ(目からウロコ、激しく同意、納得いかない、激しく反発の4つ、本書p.65)などから問いを定式化していき、さらに文献を探して深める作業までガイドしている。

    論文に限らず、論説文と言われるタイプの文章は、大きな流れを示す骨組みから、徐々に肉付けをしていくことによって文章となっていく。このプロセスを知らなければ、文章を頭から終わりまで読む順番同様に書いていくものという意識のまま論文を書いてしまう。例えばアメリカではアメリカ人の学生であってもEnglish101という授業で、基本的な文章の書き方を学ぶ。これはTOEFL iBTなどでWritingのパートを勉強したことがある人ならわかるが、序論・本論・結論という骨組み、そしてアウトラインから肉付けしていくパラグラフ・ライティングである。本書ではアウトラインを「論文の種」と称している。そしてこのアウトラインを何度も見返して、膨らませていくことにより、いつの間にか論文になてちる、というような指導をしているのが面白い。(p.114)

    論文とは読者に対して、自分の定式化した問いとその答えのつながりを納得させる作業である。そのために、「論証」というテクニックが欠かせない。AがBである、という主張の納得力をアップするための言語行為、と本書では論証を定義している。(p.146) そのためのテクニックがモードゥス・ポネンス、背理法、帰納法といった各方法で解説されている。(p.176に一覧)

    パラグラフ・ライティングの具体的な方法については第7章を使って詳細に解説されている。段落とパラグラフの概念の違いから、だめなパラグラフの例示をもって、パラグラフの書き方を解説する。ここが文章の書き方としてはコアな気がするし、大学生が社会で役立つ文章をかけるようになる、という部分でも重要な項目であるように思う。アカデミアに進まなくても、論文を書く指導が重要なのは、こういったパラグラフ・ライティングができるようになるからだ、というは一つの正当理由になるだろう。

    最後に、論文のお作法についてである。これには正解がない。本書では細かい作法まで解説してくれているが、第9章の冒頭の「教員の論文を探してきて真似をする」というのが良いアドバイスのような気がする。(ふふっとなるのでぜひ読んでいただきたい)

    論文を出す学生ならば、付録も読んだほうがいい。なんと論文の提出前のチェックリストや、論文の評価基準まで載っている。なんと慈悲深い本であるか。

    大学生というのは遠い昔であるが、論文を書く人間として改めて学んだ項目が多かったのも確かである。何しろカバーする範囲が広い。しかも、文体が文体なので眠くならずに読める。もちろんこの文体で論文を書いてはいけないが。

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    2020年01月20日
  • 新版 論文の教室 レポートから卒論まで

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    著者のユーモアがふんだんに盛り込まれており読みやすい。
    ポイントごとに練習問題があり、理解が深まるよう配慮されている。(僕は面倒くさいのでやってない)

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    2019年05月18日
  • 新版 論文の教室 レポートから卒論まで

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    大学入学後、実験レポートを書くことになり、取り敢えず入門書ということで急いで読んだ本。

    軽いタッチで、何よりも文章が読みやすい。それでいて、内容もしっかりしている(…気がする)。熟練するのにはこれから実際の経験を重ねていく必要があるだろうが、書き方のイメージは掴めたように思う。
    ぜひ手元に置いておきたいと思った1冊。

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    2019年05月07日
  • 哲学入門

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    「入門」とあるので、古今東西の哲学を紹介する本かと思ったら、いきなり今を生きる自分たちが抱える問題に関わる議論が展開されていた。序章からテンションがあがる上がる。
    そして文体は、なぜか懐かしの「昭和軽薄体」を彷彿とさせる。軽いノリでガッツリ哲学的議論を展開できてしまうのがすごい。
    最後までちゃんとついていけた(気がする)し、ワクワクしたし、共鳴する部分があり、脳味噌の栄養になった手応えがある。

    ✕ 「哲学は私の役に立つか」?
    ○ 「私は哲学が役立つような種類の人間か?」

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    2018年10月10日