戸田山和久のレビュー一覧

  • 教養の書

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    ちょっと固そうな内容の印象を与える署名と
    装丁ですが、素晴らしい本です。

    まだまだ知らない著書があり、「無知の知」
    を思い知らせらます。

    この本はこれから大学で学ぼうとする高校生
    向けに書かれているらしいです。

    しかし大人も読むべきです。

    特に池上彰などを読んで「大人の教養」を身
    につけようとしている人達にこそ、です。池
    上氏とは違った教養へのアプローチを示して
    くれます。

    前半の「ダイ・ハード3」の解説でハートを
    グッと掴まれます。

    ただのドンパチアクション映画と思っていた
    のが、実は教養があれば見抜くことができる
    深淵なテーマが隠されていることに驚かされ
    ます。

    まさしく「無

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    2021年08月27日
  • 新版 論文の教室 レポートから卒論まで

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    論文のアウトライン作成、センテンス・メイントピックとは
    そもそも論証とは、論証の種類、批判するポイント
    引用の仕方、引用文献の記載の仕方、
    教員が評価するポイントまで!
    これら全てをわかりやすく、ごまかさずにまとめた内容だと思う。
    論文の書き方を解説した本の中で、読みやすさを売りにしているものは論証の内容を説明していなかったり、論理学の専門的なものは小難しく分かりにくかったりすると感じていた。そのため、この本の痒いところに手が届くような構成と説明に感動している。出会えてよかった。

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    2021年07月26日
  • 新版 論文の教室 レポートから卒論まで

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    良本。大学のレポートのいろはが学べる。
    文章の組み立て方、アウトラインの設定、主張をいかに伝えるか。などなど

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    2021年07月21日
  • 教養の書

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    コロナウィルスの猛威により、国家や常識を疑うことが多くなりました。自分で物を考えて行動するためにこの本からヒントを得ようと読みましたが、とても感動しました。

    知のバトンを引き継ぎ、現代に生きる自分が世界とどう関わっていくのか。この本を読んでバトンすら見えていなかったことに気付けただけでもありがたいです。大学生、高校生向けに分かりやすく書いていますが、十分30代のおっさんにも深く刺さりました。あとがきまで読むと目頭が熱くなるほどの情熱を作者から感じることが出来ました。長文で駄文で読みづらいレビューですが、この本をこれから読む人、読んだ人に伝われこの思い!

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    2021年07月10日
  • 思考の教室 じょうずに考えるレッスン

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    戸田山先生の根底にあるのは、
    「ひとが学ぶのは世の中を良くするためである」
    ということなんだと思う

    教養の書とオーバーラップする部分もあるけど、それも復習になってよい。

    すべての論考は、情熱に溢れたこれからの若者たちに向けられている。しかし、同じような想いを持っていればアラフォーの自分にも響く。

    分厚いが、思考法を学ぶには適切な量だと感じられるほどに、スラスラと読める。

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    2021年04月04日
  • 教養の書

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    教養ってなんだろう?と思ってこの本を手にとった。その目的通りにこの本を通じて、教養への考えを深めることができた。本当にありがたい一冊である。教養とは何なのか、どうやったら深められるのかが、作者の軽快な語り口と多くの例示で分かりやすく(深く)説明されている。がちがちの哲学書を想像すると、だいぶ違う。

    この本の中で様々な本や映画が引き合いに出される。教養に関する別の本も紹介される。個人的にはこれらの紹介は非常にありがたく、興味を広げることに繋がった。

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    2021年04月04日
  • 教養の書

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    煽られました。揺さぶられました。脳内体温(そんなものあるかどうか、わからないけど…)上がりました。いや、頭というより心がざわつきました。軽い語り口…じゃなくて書き口に乗せられてページを次々めくっていきますが、作者が伝えようとしていることはヘビーです。甘くて飲みやすいカクテルだと思ったらアルコール度数がメチャ高い感じ。そう、「教養」という領域は、大学で専門に入る前の食前酒的な位置づけが共通イメージでしたが、どうしてどうして学問というもののど真ん中なのかもしれない、が読後の変化です。世界のさまざまな問題が専門家の狭くて深くてマニアックな研究に任しておくだけじゃ…、という時代にリベラルアーツに光が当

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    2021年03月01日
  • 教養の書

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    渡辺一夫にとっての窓はフランス語だった。のくだり。いま自分が当たり前だと思っていることはちっとも当たり前ではないということ。この自分の周り、だけでない場所に味方がいる、一人ではないと知ること。そのための教養であり、本だ。

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    2021年02月28日
  • 思考の教室 じょうずに考えるレッスン

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    最近、若いひとたちと話すと”考える”という言葉の内容が「思いつくのを待つ」になっていることを感じることが時々ある。確かに”考える方法”を学ぶことがない中で、「発想」とか「イノベーション」といった言葉が流行るので、”考える”=”思いつく”と間違って思いこんでしまうのだろうか。
    ”考える”ということには、ちゃんと方法があって、それは練習して身に着けるものなんだよ、そしてそれは一生の財産になるんだよ、ということをこの本を読んで理解してほしいなぁ、ととても思いました。

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    2021年02月22日
  • 教養の書

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    教養とは何か、教養があると何が良いのか、凄く分かりやすく、腑に落ちる気がしました。
    大学生や高校生でこれが分かって勉強できたら、将来、自分の世界が変わる気がします。

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    2021年02月21日
  • 教養の書

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    「ひとはなぜ学ばないといけないのか」
    という本は数あれど、大抵は頭でっかち

    学ぶことは瑞々しい喜びなのだということを心から感じられるという点でこの本は比類ない

    学生時代に読みたかったなぁ…

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    2021年01月18日
  • 教養の書

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    「ああ,なんて浅はかなんだ」

    本書を読んで強く思いました。もちろん,浅はかなのは本書でありません。私です。

    「教養が大事」と頭ではわかっていましたが,「では教養とは何か?」「なぜ大事なのか?」と問われたらしどろもどろです。

    博識(知識が多いこと)が教養の条件だったらうんちくを披露する隣のおじさんは教養人になってしまうし(おじさん,ごめん!),だからといって,教養の条件として知識が少なくていいかといわれるとそうではない気もするし。

    知識が多いと何が良いのかと言われても,,,

    うーん。。。


    「安心してください。定義していますよ。」

    「はっきり言って自信作だぜ。」(p.125)と

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    2021年01月07日
  • 哲学入門

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    ちくまセールでタイトル買いしたけど、よくみてみたら著者は同じ研究室棟にいる教授だった。

    情報系の人が哲学やるんだ、と最初はびっくりしたけど読んでみたらすごいしっくり。元々哲学とかめっちゃ概念的で全くよくわからないというイメージだったけど、この本は噛み砕いて噛み砕いて超理論的に説明してくれるので(時々入るユーモアもあいまって) 読みやすかった。

    ただ章と章のつながりが自分的にはそんなにスムーズにいかないので、スライドとかと一緒に授業で説明してほしい…授業受けてみればよかったな

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    2020年08月15日
  • 教養の書

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    昔から好きな戸田山先生。
    語り口がぶっ飛んでいる。
    自分は、科学哲学を入り口にして(科学哲学とか言ってる時点で、既に嫌らしさを自分に感じる

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    2020年08月10日
  • 新版 論文の教室 レポートから卒論まで

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    大学生の時に読めばよかったと後悔。
    小学校の先生も国語で「説明文」の授業をするんだら、こういう本を読むのもいいかもしれない。

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    2020年05月06日
  • 新版 論文の教室 レポートから卒論まで

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    大学生向けの論文執筆の指南書だが、わざとアホでも読みやすい文体で書かれていながら、きちんとした論文作成の基本を抑えている。真面目な学生のみならず、普段本など読まない学生をも対象として読ませようとする筆者の努力が伝わる。

    そもそも、まともに文章の書き方などならわず作文のようにベタに最初から最後まで書いて終わり、のような指導が一般的な高校までの文章作成から、大学でいきなり論文のような長編を書くのは新入大学生にとって至難の技である。そういった学生に、準備段階としての段取り、論証のテクニック、アウトライン➝トピックセンテンス➝パラグラフという展開の仕方から、わかりやすい文章を書くための構成や語の選び

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    2020年01月20日
  • 新版 論文の教室 レポートから卒論まで

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    著者のユーモアがふんだんに盛り込まれており読みやすい。
    ポイントごとに練習問題があり、理解が深まるよう配慮されている。(僕は面倒くさいのでやってない)

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    2019年05月18日
  • 新版 論文の教室 レポートから卒論まで

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    大学入学後、実験レポートを書くことになり、取り敢えず入門書ということで急いで読んだ本。

    軽いタッチで、何よりも文章が読みやすい。それでいて、内容もしっかりしている(…気がする)。熟練するのにはこれから実際の経験を重ねていく必要があるだろうが、書き方のイメージは掴めたように思う。
    ぜひ手元に置いておきたいと思った1冊。

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    2019年05月07日
  • 哲学入門

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    「入門」とあるので、古今東西の哲学を紹介する本かと思ったら、いきなり今を生きる自分たちが抱える問題に関わる議論が展開されていた。序章からテンションがあがる上がる。
    そして文体は、なぜか懐かしの「昭和軽薄体」を彷彿とさせる。軽いノリでガッツリ哲学的議論を展開できてしまうのがすごい。
    最後までちゃんとついていけた(気がする)し、ワクワクしたし、共鳴する部分があり、脳味噌の栄養になった手応えがある。

    ✕ 「哲学は私の役に立つか」?
    ○ 「私は哲学が役立つような種類の人間か?」

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    2018年10月10日
  • 哲学入門

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    最後まで読み終えて、感無量だ。

    まず哲学観が変わった。西欧とか東洋とかそういう伝統を踏まえた議論ではなくて、神が死に、ニーチェも死んだ現代のための哲学だ。「にもかかわらず」「だからこそ」考える営みだ。

    次に、力強い解放感を感じた。究極の目的なんてないんだと著者は説得力を持って結論する。破壊力満点だ。なにに今までとらわれてきたのだろう。専門的な問題意識だけではなく、ごくごく普通の人間が囚われている問題意識=悩みの虚構性を見破っている。

    最後に、進化論を始めとする科学的妥当性が無視できない時代に、著者の言う概念工学としての哲学的思考スタイルは底知れぬ意義を持つだろう。

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    2018年06月19日