青木薫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
実験するのが退屈で苦痛になった全ての理系の学生に、実験の深さを思い出させてくれるであろう本。
科学を見るのには論理性と正当性、他方には政治や利権、金という側面がある。そして『美しさ』を味わうならば、今までにはあまり注目されなかった人の心を揺さぶる側面があるという。これを読んで、科学万能主義だった高校生の頃を思い出した。
科学における『美』とは何なのか?芸術や音楽と同じように、科学にも『美』は存在するのか?
この世界の全てが人間の目に露になる日は永遠に来ず、人は歴史的、文化的に受け継がれてきた仮説を通して世界を見る。そうした仮設はこの世界の一部を露にもすれば隠しもする。だがその一方で、人は美しいといえるものに出会い、その美が混乱と無知の中から我々を連れ出してくれる。美は絶えず上方に我々を導く段階のようなものだ。段階と推移とは、常に我々を一箇所から別の場所に移動させる、この世界における人間の居場所は常に一つに固定されているのではなく、移り変わるものなのだ。そして自らを上昇させるとき、我々は自分と世界との関係を一層緊密にし、そうすることで一層人間的になる。それゆえ科学実験の美しさを理解する力は、美それ自体がもつ、より根源的な意味に改めてきづかせてくれる。 -
ネタバレ 購入済み
好みの問題ですが
好みの問題ですが、私には合いませんでした。高いお金を出してまで読むほどの価値はないように感じました。また最初の1話目からヒロインの紹介文に「辺境伯令嬢、王太子妃」と書かれておりどっち?と読み進めるまでわかりませんでした。2作目もヒロインの母親が最後に出てきて実は転生者で「私の物語はハッピーエンド」で締めくくられていますが、もはや令嬢じゃないですし。どのお話もツッコみたくなり、私にはイマイチでした。