月村奎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ先生があとがきでおっしゃってる「好き嫌いが分かれる受け」の通りです。
ちなみに私は苦手でした。
屈折しすぎ。相手をやり込めたいからって、弟(自分の同級生)を襲おうとする思考回路は受け付けない。
未遂とはいえ、自分以外を拒絶するのって攻めの環境からすれば傲慢にしか思えなかったかな。
慕ってくれてる(何気に無意識で受けが甘えてる相手に見えた)友達を心の中で足蹴にするのも嫌だったし、ましてや人を傷つけるために他の人を傷つけるとか、人として間違い過ぎる。
これが幼少期や過去に大きな傷を負ってても「無いな」って思うけど、恵まれた環境、母親との関係がドライとはいえ卑下するほどではない関係で単なるナルシストで辟易。。。。
49人目の人妻さんとの最後の会話はすっきりしたなぁ。
数が多いっていうのは自慢にならないってこと。
若くて顔が良いだけで上手いわけじゃなかったと暗に言ってて。
ただ、高久先生の絵は雰囲気がっちりとらえてて良かった!
絵とお話が合ってる作品だと思います。
攻めはかっこよかったです。本当に大人の男。
好きだなぁ。
☆3.4 -
Posted by ブクログ
ネタバレ高校の入学式で出会った上級生の梶に一目惚れした凛太。誰からも好かれて軽やかでそつがない梶が大好きで大好きで、その一挙手一投足に浮いたり沈んだり。自分をかわいがってくれるのは、少しでも特別だと思っていいんだろうか。周囲にはだだわかりなのに、当事者だけは気付けないでいる恋のもどかしさ。
梶への想いにグルグルしたり、継母への嫉妬めいた反抗心を鬱屈させたり、凛太は等身大の高校生だなぁと思う。
ようやく両想いになってからも画期的に何かが変わるわけじゃなくて、あと一歩埋まりそうで埋まらない距離が切ない。大人なら案外簡単にむしろ無遠慮に踏み越えてしまえるラインなのに。
もうぅぅ青い春だよ~~て叫びたくなる。
ところでノンケでリア充モテ男なはずの梶にとって、凛太は何が特別だったのかな?
親の転勤で離ればなれの危機も梶先輩の機転を利かせたずっこい嘘でまさかの回避とかちょっと安易かな~と思った。
組み合わせ的にはどストライクなんだが…カッコいい王子様みたいな先輩(宝井さん絵が眼福w)が意外とヘタレだったことと、凛太の悩みなんてぶっちゃけ小さいよ…というのが大人の正直な感想。
でも些細なことでも大事件な時代を思い出して、その一喜一憂が懐かしくなる。
『丸山日記』は必読。スピン希望☆ -
Posted by ブクログ
ネタバレ幼馴染みの天然アホッ子受を溺愛するジャイアン攻ww月村さんらしいコミカルでかわいらしいお話でした。
わりと最近、別の作家さんのジャイアン攻の話でムカッ腹たったけど、これは全然大丈夫だったな~。
受の裕貴の浮き世離れした1人リア充ぶりに、かわいさ余ってついいぢめちゃう大介の悲しい性が笑える。
俺様で傲慢で時には狭量な面さえ見せるのに、なぜか大介がかわいらしくさえ見えてしまった。たぶん、裕貴を手元に置いておきたいばっかりに、猫好きな裕貴のために20万するアメショー買ってきて拾ったってうそぶいたり、自己管理不行き届きで体調崩した裕貴の代わりにコンビニのバイト行ったり、結構捨て身でがんばってるからかな、弁護士なのに。
俺様×アホッ子はストライクど真ん中カプではないけど、溺愛&執着ッぷりは悪くなかった。
もう、イチャつくんなら、よそでやってもらっていいかな…くらいな甘さでww -
Posted by ブクログ
ネタバレ過去の苦い経験から恋愛にすっかり臆病になってしまった奥手の年上受ときれい系年下ワンコのお話。
相変わらずこの作家さんは一定の安定感があるな~と思う。
でも年下のしかもワンコ攻っていうのは結構めずらしいのかも。月村さんにしてはエロ多めでした。しかも妙なテンション(笑)
公務員時代に同僚の心ない仕打ちでゲイだとバラされたことに深く傷つき、漫画家として再出発した志方は人との関わりを絶ち、ひっそりと引きこもり生活を続けている。
人懐っこい隣人の大学生玲央から思いがけず好意を寄せられても疑心暗鬼でネガティブな思考は止められない。
玲央からの突然の告白にパニックになった志方は、自己防衛本能からドS女王様の襲い受に豹変。
この変な女王様っぷりが妙におもしろかった。色々そりゃあ無茶っしょっていうツッコミどころもありながら、コメディとしてはなかなか楽しめた。
最後はちゃんとネタばらしして、かわいい奥手の年上美人さんがかっこいいワンコに思う存分可愛がられるっていう甘やかなエンディングでそれなりに満足☆ -
Posted by ブクログ
ネタバレ究極の焦らしプレイ!これ何の罰ゲームなんでしょうか・・・?
相変わらず乱暴粗暴横暴の3B男の波多野先輩に振り回されっぱなしの聡。
寮生活のドタバタもいつも通りですが、ふたりの関係は少しずつ変化して、今ではキスをしてしまう仲に。
いつも波多野先輩の強引さにプリプリしつつも、まんざらでもない聡。
ちょっと嫉妬してモヤモヤしたり、グルグルしたりは鉄板です。
でも今回はひねくれ者の波多野先輩が本心をようやくカミングアウト。
ものすんごい聡にベタボレなんだね。表現が若干歪んでる気がするけど・・・
かなりいい雰囲気になって、『もうどうなってもいい』と何度もなりながら、毎回いいところで誰かしらの邪魔がはいる。
結局最後まで、決定的な進展はなし。
すっごい生殺し感覚の一冊です。続編のリターンズがあるのを知らなかったら暴れてるレベル。
『リターンズ』もこのままだったらどうしよう・・・ちょっと不安です。