月村奎のレビュー一覧
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ネタバレ幼馴染みの天然アホッ子受を溺愛するジャイアン攻ww月村さんらしいコミカルでかわいらしいお話でした。
わりと最近、別の作家さんのジャイアン攻の話でムカッ腹たったけど、これは全然大丈夫だったな~。
受の裕貴の浮き世離れした1人リア充ぶりに、かわいさ余ってついいぢめちゃう大介の悲しい性が笑える。
俺様で傲慢で時には狭量な面さえ見せるのに、なぜか大介がかわいらしくさえ見えてしまった。たぶん、裕貴を手元に置いておきたいばっかりに、猫好きな裕貴のために20万するアメショー買ってきて拾ったってうそぶいたり、自己管理不行き届きで体調崩した裕貴の代わりにコンビニのバイト行ったり、結構捨て身でがんばってるからかな -
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ネタバレ過去の苦い経験から恋愛にすっかり臆病になってしまった奥手の年上受ときれい系年下ワンコのお話。
相変わらずこの作家さんは一定の安定感があるな~と思う。
でも年下のしかもワンコ攻っていうのは結構めずらしいのかも。月村さんにしてはエロ多めでした。しかも妙なテンション(笑)
公務員時代に同僚の心ない仕打ちでゲイだとバラされたことに深く傷つき、漫画家として再出発した志方は人との関わりを絶ち、ひっそりと引きこもり生活を続けている。
人懐っこい隣人の大学生玲央から思いがけず好意を寄せられても疑心暗鬼でネガティブな思考は止められない。
玲央からの突然の告白にパニックになった志方は、自己防衛本能からドS女王様の -
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ネタバレ究極の焦らしプレイ!これ何の罰ゲームなんでしょうか・・・?
相変わらず乱暴粗暴横暴の3B男の波多野先輩に振り回されっぱなしの聡。
寮生活のドタバタもいつも通りですが、ふたりの関係は少しずつ変化して、今ではキスをしてしまう仲に。
いつも波多野先輩の強引さにプリプリしつつも、まんざらでもない聡。
ちょっと嫉妬してモヤモヤしたり、グルグルしたりは鉄板です。
でも今回はひねくれ者の波多野先輩が本心をようやくカミングアウト。
ものすんごい聡にベタボレなんだね。表現が若干歪んでる気がするけど・・・
かなりいい雰囲気になって、『もうどうなってもいい』と何度もなりながら、毎回いいところで誰かしらの邪魔がはいる -
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ネタバレ『秋霖高校第二寮』シリーズ二作目。あいかわらず乱暴粗暴横暴の3B男の波多野先輩に振り回されっぱなしの聡。ツンツンツンツンしてキャンキャンキャンキャン吠えてるんだけど、なんかこの焦れったさっぷりがなんかかわいいやら、おかしいやら。
今回、二人の初チューがありますが、一方的で色気ゼロなのに、『ザマミロ』って波多野先輩のセリフに妙に萌えるな~・・・
『気分はすっかりサワーグレープ』って聡のモノローグにもすごいって感心したよ。
そうだよね、甘くてフルーティなのに、やっぱりどこか酸っぱいんだよね、この恋心は。
いきなりキスしてきたり、誕生日にいきなりロレックスを買ってくれたり、波多野先輩の愛情表現は予測 -
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ネタバレとある商店街に並んで建つ、大変仲の悪い久保田家と芳野家。
話をすることも厳禁な二つの家族の中で、久保田和菓子店の次男で、学業優秀な博紀は、会計事務所と喫茶店を営む吉野家の次男・哲と、隠れて友情を育んでいる。
和菓子の大好きな哲は、博紀の持ってくるお菓子にいつも大喜びをしている。
ところが、ある日、もう一人の幼馴染みから、「お前らそれでいいの?」と疑問を呈されたことから、哲の存在が博紀にとってどういうものなのか、改めて考えさせられてしまう。
という弟カップルの話と。
高校の頃のある事件をきっかけに、家族とは無関係にぎくしゃくしだしてしまったのは、久保田家の長男・多紀と芳野家の長男 -
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ネタバレ前作はほんわか甘~い感じで終わり、正直これ以上続編って何?な感じで読み始めました。読後、なんだろう、この釈然としないモヤモヤ感。わたしはこの作家さんの作風も文体も好きです。微妙な心理描写も変にポエムに走らず、すんなりとうまいと思う。それ自体に全然不満はありません。今回、この続編のテーマは、いわゆるBL的ハッピーエンドを迎えたその後、図らずも同性の相手と恋愛関係に陥った後の『世間や家族との対峙』なのです。正直、どうしてそんな重たいテーマを続編にあえて持ってきたのかな~・・・と。もちろん、そういうテーマはあってしかるべきだけど、大抵の場合、そこはあえて目をつぶって見えないようにしている部分なわけで
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ネタバレなんか最近『年の差』が多いな。。自分的に。とにかく、受の子がおたおたぐるぐるしてる様がとってもかわいいもんでニヤニヤしながら読みました。うっかり本音がだだ漏れてしまい自爆・・・みたいな。かわいすぐるので癒されます。この作家さんの作品はまだ3、4冊しか読んでないけど、全部受が相手に、もしくは自分自身に振り回されてて、そのあわあわしてるとこがかわいくてよかった。攻がわたしの好きな、大人、敬語、メガネなんですが、こういうタイプが甘くなった時の匙加減って結構難しいよね。下手すると、ものすごくこっぱずかしくて居たたまれない感じになるから。今回は許容範囲だった。職権乱用とか・・・大丈夫なのか?っていうツッ
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Posted by ブクログ
ネタバレこの作家さんの読みやすくて嫌みのない文章が好き。12才も年上の攻が終始敬語でゲロ甘いセリフを吐きまくる・・・敬語萌えなわたしにはたまりません。でもなんつーか、生い立ちが複雑で、周りに好かれたくて無意識にいい子を演じてしまう高校生の受くんが自分のことを『透明人間』と形容するのがちょっと陳腐かな・・・。それ以外にも『きみは僕の最後の、最愛の、恋人です』とか『これがきみにとっても僕にとっても、最後の恋です』とかところどころ陳腐な表現があって読んでてこっぱずかしい。
攻のバックグラウンドがあまり出てこないんだけど、子供のころから十数年ピアノを弾いていて、いきなりリクエストされてショパンをするっと弾けち