月村奎のレビュー一覧
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今まで読んだ月村さんの作品とは一風変わった雰囲気で
あれ?これ本当に月村さんの作品かな?と思ってしまうことしばしば…
でも予想以上に面白かったです♪♪
こういう和哉みたいなキャラはあんまり好きじゃないほうなのですが、
あの傍若無人っぷりとか我侭放題とか、始めは居候のくせになんて生意気なっ!!
とか苛立ちながら読んでたりしたのですが…
それが全部愛情の裏返しだとわかると、ものっそ愛しく感じてしまいました。
これはツンデレ…でいいのかな??
遼もお堅い教師!という感じではなく…それでも真面目は真面目なんだけどさ…
こうくだけた感じのいい大人だなーって。
っつーか。あたしと同い年かよ!(どうでもい -
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[司法書士×大学生]
目 が 腫 れ る
泣き過ぎて。
この本を涙なしに読める人はいるんだろうか。
同性愛とは。
やはり簡単に理解されるものではない。
とくに家族には。
月村さん、凄い作家さんです。
改めてそう思った。
★が五個では足りません!
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☆あらすじ☆
大学生になった未樹(みき)と、司法書士の浅海(あさみ)が出会って1年半。
受験から解放された未樹は、週末ごとに浅海の部屋を訪れる。
甘く情熱的な彼との行為に、翻弄され溺れていく未樹。
本当は朝までいたいのに、家族を気遣う浅海の配慮が、未樹は少し不満で…。
そんなある週末、日帰りのドラ -
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[高校三年生×高校二年生]
よくやってくれました!!
笑いあり、涙ありとはまさにこの事です。
バレンタインの仲沢さんには泣かされました。
いい話だった。
そして波多野の
「急にうまくなってたりしたらブッ殺す」
名言ですね。
今回もとってもいい話。
ありがとうございました。
しかし、ここからが本番って感じ
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☆あらすじ☆
聡が秋霖高校&第二寮に入って一年が経った。
再び巡ってきた希望の春、新学期―。
波多野との関係にさしたる変化もないが、それに問題はないはずだった。
ところが、第二寮に新たな住人が入寮。彼女は小説家・波 -
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[高校二年生×高校一年生]
秋霖高校第二寮シリーズ始まりのお話。
なんでこんなに泣けるのかもう分からない。
しかし序盤は笑いながら読みました。
コメディですかこれは?と思っていたけど、
波多野の一言で私の心境は一転。
月村さんは私の涙腺をなんだと思ってるんですか (←知るか)
他のシチュエーションだったら何とも思わないだろうセリフを
凄いところに使ってくる。
キャラとセリフの組み合わせで読者を殺す。
凄い作家さんだと思いました。
マジでビビりました。
今回のメインカップル以外にも色々ありそうな予感。
楽しみです。
凄い作品の幕開け。
もっと早く出逢いたかった。
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[高校二年生×高校一年生]
とにかくカワイイ!!
登場人物全員がカワイイです!!
今回は最初から最後まで笑いっぱなし。
面白いです!!
兄弟というのも色んな形がありますね。
美希と望の姉弟愛はちょっと感動しました。
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☆あらすじ☆
聡の高校生活は相変わらずだ。
寮のおさんどんは押しつけられっぱなしだし、乱暴粗暴横暴で外面だけがいい
カリスマ美形高校生作家・波多野からは使われ放題。
けれどそんな日常のなか、波多野と仲の良い先輩がなんとなく目障りだったり、
クラスの女友達から告白されたことを波多野に相談したくなったり、
なんて己れで己 -
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[弁護士×同居人大学生]
[生徒×高校教師]
2カップルあり
月村さん!こういう小説も書くんですね!!
佐伯×誓史がメインストーリー
これは勿論よかったんだけど
達也×守も凄くよかったです。
色々葛藤や逃げがあったけど
最後のあのメールを書けたこと。良かったです。
純粋な恋愛小説でした。
とても面白かったです。
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☆あらすじ☆
十四歳のとき母を亡くした誓史は、弁護士の佐伯に引き取られ、一緒に暮らしている。
優しい佐伯は、誓史の母が亡くなる間隙、籍を入れるだけの結婚をして、
行き場を失った誓史を迎えてくれたのだ。
以来、誓史は佐伯への想いを隠 -
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[高校2年生×高校3年生]
自然に涙がボロボロ零れます。
素晴らしい愛にあふれた作品。
ネタばれは書きたくない。
ストーリー展開、登場人物の人間性に心揺さぶられます。
ゆっくり静かな物語ですが、ヤバいです。
濡れ場は描かれていません。
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☆あらすじ☆
父を知らずに育った智朗は、たった一人の家族だった母を亡くして
伯父の家に引き取られた。
けれど頑固な伯父とは衝突してばかりのうえ、従兄の克巳からは屈託もなく言い寄られ、
智朗は早くこの家を出て独り立ちしたいと思っていた。
ところが、心臓の病にも負けずに明るく見えた克巳には、
実 -
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[中学教師×元アイドル]
誘い受け?
ちょっとイラつくくらいの傍若無人な受けですが
次第に凄く可愛くなってきます。
ストーリーに不自然な点がなく、
BLに偏見がない方なら誰でも読める内容ではないかと思います。
書き下ろしを足しても200ページに満たない内容で、
でどこまでやってくれるのかと思いましたが、素晴らしいです。
誕生日のところがヤバいです。
こんな風に描けるなんて素晴らしい!
さすがです。
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☆あらすじ☆
中学教師の遼の部屋に突然、勤務先の学校を卒業した
人気アイドルの望月和哉が転がり込んできた。
担任でもなかった男の -
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[歯科医×高校2年生]
10才差
表紙からは想像もしていなかったイイ話。
読み終わってみると、表紙の絵がとても好きになります。
全てが自然に思えるいい話です。
一部ですが、女性視点で書かれている部分があります。
こういう小説には珍しいことかと思います。
しかし、そこがまた日常であると思わせる要因の一つになります。
私はこのくらいゆっくりした話が好きです。
もう少しゆっくりでもいいくらいです。
タイトルが「エッグスタンド」なのもなんかいいし。
真剣だけどとてもカワイイお話。
出逢えて嬉しい作品です。
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Posted by ブクログ
もどかしいシリーズの新作……大満足です。
全三巻も大好きだったんですが、まだまだ波多野さんの気持ちが掴みづらくて、やきもきしていたんですよね。
今回は、なんと……波多野さんの気持ちがぎゅゅゅぅぅぅっと詰まっていて、どれだけ波多野さんが聡に救われているのか、読んでいて思わずニヤけてしまいました。あそこで、以下次号だなんて。
私も頭を抱えたまま、春までドキドキしておかけなれば(笑)
ちなみに、今回、短編があと2作入っているんですが、その1本が波多野さん視線です。波多野さんが、如何に聡を愛しちゃってるか、波多野さんのお言葉で聞けちゃいます。
あの俺様波多野様が……ある意味、いろいろ涙を誘います。 -
Posted by ブクログ
最終刊ということですが、その後本誌になにか載るという話は本当だったのでしょうか?
応募サービスの冊子も読んだのですが、えっと…やっぱり我々にはここで寸止めなんですね?、という、うれしいしおもしろいのに、はがゆくてもじもじする内容でした。
この話はそこがいいのでしょうけれど、それにしたってこれで終わりと言われても、どうしても続きが気になります。
ご自分では不幸ネタしか書けないようなことをおっしゃいますが、月村さんのお話は登場人物が確かに人より不運だったりしても、読後感は毎回ものすごくほっとします。
なんだかんだいって、結構笑えますし。
特にこのシリーズは、期待させておなじみの肩透かし乱入みたい -