月村奎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
地味に良かった。ごめんなさいしか言えなくなったとこで泣いた〜。心理描写が好みだった。
不安でウダウダしているうちに不本意なカミングアウトになってゴタゴタして。劇的に解決もしないけど、揺るぎなく浅海は大人で。未樹はいい子を演じるだけではない強さを持つように成長していくとこがいい。
卑怯な目的の為に人の顔色を伺ってるわけじゃないし、相手を思いやれるってことだと思うから、ホントにいい子だと思うけどなw
自分のせいだという母親ウザかったww 子供が分身のように思えても別の人間だからさw育ての親に言われたこともあっただろうし、ありがちだけどやだねあれw 頑張ってるよ未樹。えらい。それを静かに理解し -
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明るくてノリのいい台詞まわしと、ほのぼのしたりイライラしたりするストーリーに元気をもらってたので、終ってしまうのはやっぱり寂しいです。
第一巻を読んだとき、サトちゃんのフツーの正義感とか女々しさとかに凄く共感して、シスターズの言動には衝撃を受けて、波多野先輩の3Bが理解不能でした。
巻を重ねて、だいぶ恋愛モノらしい展開になってきたとはいえ、相変わらずドタバタぐるぐるしているサトちゃんと、それを楽しく弄りながら見守る面々と、遂にムラムラを我慢しなくなった波多野さん。第二寮の面々の関係性には、たくさん笑ったり切なくなったりしました。
そしてやっぱ波多野さんの態度理解できないw
しかし今回、波多野 -
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CHERRYというタイトルにぴったりな、めちゃくちゃラブリーな大学生のツンデレ王子が主人公。
かっこつけで、ジコチューで、鼻持ちならないところもあるけど、直希かわいい。阿倍がいじりたくなる気持ち、わかります。
人前じゃ女の子にモテモテで勉強もできて完璧なのに、阿倍の前では見事にボロボロですね。童貞もばれるし、かわいそうに、屈辱です。
文学部の阿倍壮介先生。34歳。大人の余裕があります。減らず口をたたく直希に、痛烈に返すところは読んでて爽快。面白すぎ。しかも、直希に対して甘々!愛にあふれてます。
自分のプライドを守るのに必死な直希が、思わず隙を見せてかっこ悪いことになるところがツボ!思わずニ -
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Posted by ブクログ
【あらすじ】
父を知らずに育った智朗は、たった一人の家族だった母を亡くして伯父の家に引き取られた。けれど頑固な伯父とは衝突してばかりのうえ、従兄の克巳からは屈託もなく言い寄られ、智朗は早くこの家を出て独り立ちしたいと思っていた。ところが、心臓の病にも負けずに明るく見えた克巳には、実は智朗が思いもよらぬような秘密があり…。きみを守りたい、そして癒したい―あの名作が、書き下ろし短篇とともに甦る。
青い!青くさい!だがそれがいい
しっとり素敵なお話でした
設定だけ見ると暗くて痛いかんじなのに、実際にはどこか安心して読めるというか、月村さんの作品のそういうところが好き
読後感も良かったです -