逢坂みえこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
こんなに面白いなんて!!
初読は小学生のころだったか…絵柄可愛さにぶーけのなかでも読める方のお話ではあったけど(当時ブーケの絵柄は古臭いと感じていて連載モノで途中から読める話が少なかった)、こんなに面白いとは感じなかった。
主人公の健気な恋心が全然報われないし、キラキラした女の子や男の子も出てこないし…なんて、子供だったのでしょう!!
なかなか自分の思い通りには生きられないものなのだ、特に他人が絡んでくるとね。
だけどそれも悪くないし、だからこそ愛おしかったり執着してしまったり。
泥臭い人間が返って可愛らしい。
長編だからなのか、ベルエポックや9時から5時までなどよりも終わり方が叙情的。
そんなに美しく纏めなくても…とも思うけど、やっぱり少女マンガはこうあるべきかな。 -
購入済み
内心
イケメンな妻の男友達・木村くんの存在をめちゃくちゃ気にしているけど表面には出さない旦那さんの気持ちすごくわかるw
ミホが典型的な女から嫌われるタイプw -
購入済み
母娘関係
まあ、こういう母娘関係もありですよね。良好な関係が築けていると思います。
母親がきっちりしていると反動で娘が横着になるのは分かるような気がします。 -
購入済み
色々なジャンルの
動物がメインの漫画というより、動物をナビゲーターにして人生や生活を描いた作品集という感じでした。ジャンルもバラバラで、どこの層をターゲットにした本かは謎でした。作品一つ一つは良い出来だと思いますが、個人的に読み返したい作品は無かったです。好みの問題だと思いますが。
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購入済み
道半ば
親との関係に悩み、子供を育てながら自分を持て余している時に病気になり、この本に出会いました。仕事も子育ても親の面倒も、全て自分の責任だと信じて生きてきたけれど、間違いだったと気づきました。こんなに優しく温かい気持ちになれ漫画に出会えて良かった。保育園に入れないお仕事が出来ない=無職=家事育児はお前の仕事⁈
何度も「そうそう、そうなのよ」って頷いて、納得して面白くて泣き笑いでした。
本当にありがとうございました。 -
Posted by ブクログ
息子太郎ちゃんももうすぐ3歳。アスペルガーで専業主夫=プロチチの直は、乗り越えるべき壁を見事クリアし、三人の生活はすっかり落ち着いたようです。
よって、最終四巻はほぼ蛇足。
いじめや躾、そして親の反面教師としての直の母との対決など、重たいテーマを扱ったエピソードが含まれているのに、どれも通り一遍の教科書的な「正解」を示しておしまい。説教臭さ、胡散臭さ満載になっちゃってて、とてもとても残念です。
でも、そんな中、金魚の「養殖」のエピソードがとっても光ってます。
花歩さんと太郎君が軽い気持ちで縁日の金魚すくいで獲ってきた金魚を、生き物係として数えきれないほどの墓を掘ってきた直が、全力で育てる様子を、花歩さんが、もはや「観賞魚」じゃなくただの「養殖」と評するお話です。育児も直にとっては「飼育だった」って続くのですが、でも、それが「誠実ですよね」――損とか得とか計算抜きで――するべきことを全力でする――守るべきものを命がけで守る――そんな男っていそうでなかなかいないんじゃないかなぁ…と続きます。
これって、アスペルガーの目指すべき道ではないかと思うのです。なかなか人間関係に悩まされずに全力を発揮できる場に巡り合うのは難しいのですが、でも、できることをできるやり方で精一杯やって、それが評価される場もある…そんな場に巡り合えるといいなぁ。 -
Posted by ブクログ
アルバイトだけど仕事に復帰した直は、職場でも受け入れられ、太郎君も広くて設備の整った認可保育所への入所が叶い、アスペルガーである直の子育て、そして社会復帰は順調です。
そんな3巻なので、直は1~2巻のように疎外感にひどく苦しむようなことはない。働くこと、職場でコミュニケーションすることもクリアして、アスペルガーはこんな風に社会に受け入れられましょうみたいなちょっと予定調和っぽい幸せをつかんでいます。
だから、アスペルガーの社会復帰の物語として自分が読んだ2巻までとは一転して、この巻は、単なる「男性による育児の物語」、最近よく聞くイクメンの物語になっています。
この3巻で語られているのは、ママ友の愚痴を「傾聴」することで愚痴っていたママ友が自分が育児について夫に教えたり、話し合ったりしたことがなかったという「気付き」を得て、傾聴していた直が相談しやすい人として「人気者」になる、という、コーチングの教科書に載っていそうなお話、直が勤める書店で企画した絵本読み聞かせで、虐待に近いネグレクトを受けている子どもと関わった直のバイト仲間栗林君が、本屋の自分にできることは何だろうと考えるという、AC(公共広告機構)のCMに出てきそうな話、アルバイトがフルタイムになった直がハードで不規則な業務の正社員をしている奥さんの花歩さんに家事分担を求める、という、道徳の教科書に載っていそうな話、そして、家事分担をしてもらって少し時間に余裕のできた直が、乞われて合コンに参加させられる話です。
主観満載の内容紹介から感じていただけるとおり、どのお話もかなり説教臭い教条的なお話になってしまっています。その上、どのお話も「正解」が書いてあります。
虐待に対して、本屋の栗林君ができることは「知ること」「知ってもらうこと」「知ってもらえる場所と機会を作ること」だそうですし、ハードで不規則な勤務で収入を稼いでくる花歩さんの家事分担の方法は、「印刷所が休みな年末年始やお盆、あと校了明けの時期とかも余裕ができるので、まとめて借りを返す」だそうです。
その通りなのかもしれないけれど、でも自分が読みたいのはマンガ、物語であって、説教臭い教科書が読みたいわけじゃあありません。2巻までと一転してしまって大変残念です。
ただ、そんななか、子供の視点に言及しているところがあって、そこには共感できました。
親の気分で怒鳴られたり可愛がられたり無視されたりした自分がどんなに不安だったか、「はやくしなさい」「なにやってるの」「なんでできないの」「いいかげんにしなさい」と言われ続けた自分がどれだけ嫌いになったか、目の前で両親が喧嘩するのがどんなに嫌だったか、本当によくわかります。まさに「僕らのトラウマは僕らの代で止めるべきだ。息子に継がせるのは絶対よくない」です。トラウマの連鎖、自分も止めるつもりで頑張ろうと思います。