藤崎竜のレビュー一覧

  • 封神演義 6
    四聖編決着から西岐の体制を整える展開へ。巻のタイトルにもある「殷の太師」とある通り、聞仲というキャラクターの本質がここに来て一気に描かれる印象。四聖から慕われるわけは何なのか、飛虎との関係性があっても殷を最重要視するのは何故なのか、単なる敵としてではなく信念をもった男として描かれる聞仲は、なるほどこ...続きを読む
  • 封神演義 7
    殷と戦う意思を示した西岐に対する各方面の反応を描く第7巻。北伯とのやり取りは非常に印象に残る一幕。太公望の策がありつつも、最終的な解決はそこではないところで成り立つことで、その存在の大きさが劇的に演出される。そしてそのままの流れで大きな変化を描き出すのだ。これ以上の構成はなかっただろう。
    殷に対して...続きを読む
  • 封神演義 9
    殷より様々な刺客が差し向けられる第9巻。妲己の血縁にして武成王の知り合いだった李、趙公明の弟子だったり、その幅広さによって面白さがどんどん移り変わっていく。この辺りはとくに進軍中に差し向けられる刺客、という面があるので、周軍の人間たちが巻き込まれることでまた違った魅力が出てくる。
    かつて申公豹が言っ...続きを読む
  • 封神演義 11
    趙公明攻略戦中編。2F~最上階到達までが描かれる。
    制限付きの戦闘を繰り広げることで1対1の構図となり、1人1人に焦点をあてた戦闘が展開されていく印象。なかでも、哪吒と馬元の宝貝人間同士の戦いの切ない結末がとみに印象的。ここから哪吒は変化が大きくなっていくのだよなぁと思いながら読むと非常に良い。
    ...続きを読む
  • 封神演義 17
    仙界大戦終結とその後。過激な戦闘が続く形である元始天尊戦も魅力的だったが、その後聞仲を攻略する上で変化球が挟まるのがとても良い。これまでじっくり描写されてきた聞仲と黄飛虎の関係性を活かした展開として本当に印象的なシーンだと思う。そのあとの決着の付け方も意外な方面で印象的だった。
    仙人界での話が終わり...続きを読む
  • 封神演義 1

    何度でも読み直したい名作

    紙の漫画も持っていますが、外出先で読みたいため購入しました。
    小学生の頃から大好きで、何度読んでも飽きません。
    ストーリーや個性的なキャラクターもさることながら、読み直すのにちょうどいい巻数だからだと思います。
  • 藤崎竜短編集 1 WORLDS ワールズ
    人肉の話が一番リアリティがあって怖いけど好き。
    私も今、生きてる世界が夢であったらと想うこともあるけど、人肉になるのは嫌だなあ。布教したい1冊です。
  • 封神演義 1
    私の中の伝説的作品なので、再アニメ化とあって再読開始。

    中国の小説を日本の小説家がリライトしたものを原作とするが、当然様々な要素がアレンジされているらしい。そちらを読んでいるわけではないためそういう細かいことは分からない。

    今見ても何ら色あせることがない第1巻だと思える。最終巻まで読み終えた後に...続きを読む
  • 銀河英雄伝説 9
  • 銀河英雄伝説 8
    イゼルローン攻略からアムリッツァ前夜まで。

    どう考えても、ヤンには似合わない絢爛豪華な帝国の指令卓でなくて、行儀の悪い机の上へ。子供はマネしちゃあいけません。
    うるさがたの正論ムライ。壁役パトリチェフ。航路図フィッシャー。伊達と酔狂アッテンボローのように、アクの強いヤン艦隊を支えてくれる補佐役たち...続きを読む
  • 銀河英雄伝説 7
    ヒルダさん登場。こんなヒルダさんも良いと思います。このシリーズ、ちゃんと「売れ筋アイテム」になってきている。世代的に原作読んだことない・アニメ知らない人にも支持されているんじゃないかな。
  • 銀河英雄伝説 7
    アスターテ会戦終戦からヤン艦隊のイゼルローン攻略まで。
    相変わらず、いやな端役の人物造形がいかにも頭悪そうな感じですね。幸薄そうなジェシカが違和感あるけど、女丈夫というイメージでもないのですよね。難しい。
    オーベルシュタイン、ヒルデガルド・マリーンドルフ、シェーンコップと続々登場。
    シェーンコップが...続きを読む
  • 銀河英雄伝説 7

    おもしろーい。

    おもしろーい。
    全てが秀逸で絶妙。
  • 銀河英雄伝説 7
    シェーンコップに黒髪と髭のイメージは無かった…
    あとフロイライン・マリーンドルフのイメージ違い過ぎて笑う。
    全くもってラインハルト様と仲良くなりようが無い出会いをしてるじゃないですか…ラインハルト様ドン引きじゃないですか…(笑)
  • 銀河英雄伝説 6
    相変わらずの面白さ!
    ラインハルトが、全滅させられるように仲間に仕向けられたシーン…圧巻でした。指揮官の怯えが部下に伝わるように、揺るぎない自信もまた周りに影響するんだなぁ。

    ラップのエピソードが本当に悲しすぎる。
  • 銀河英雄伝説 6
    「星を見ておいでですか?」「ああ、星はいい」

    フジリュー銀英伝も、原作本編1巻冒頭まで来ました。そしてアスターテ星域会戦です。今思ったけどアスターテって、アスタルテのことか。初読から20年ぐらいたつのに、はじめて気づいた。
    さて、フジリュー銀英伝。B夫人の件片付いてないよ。ミューゼル時代の青田刈り...続きを読む
  • 銀河英雄伝説 6

    アニメ版1話の再現に震えました

    今回は、第四次ティアマト会戦が中心で、戦艦戦は映画版「わが征くは星の大海」で流れたボレロが頭の中で流れる程壮大に描かれていました。
    そしてアニメ版第一話を彷彿とさせる大胆な縦ワリ構図に小説→アニメとファンだった自分には震えるほど嬉しいご褒美でした。
    そして、今回物語の中心人物だった三名が新たに登...続きを読む
  • 銀河英雄伝説 4
    D線上のワルツ作戦終了。大軍の中のラインハルト麾下艦艇にやられる同盟軍という構図はまだ続きます。
    次なる戦場は、宮廷政争。地上に足を付けた戦いには、翼が躍動することない黄金の有翼獅子ですが、赤毛ののっぽさんがいてくれるので、今は心をすり減らすこともありませんか。
    その相手となるのが、B夫人とB公爵を...続きを読む
  • 銀河英雄伝説 5
    双璧の登場とブリュンヒルト。
    新たな戦力を得て、意気揚々と戦場に出陣するラインハルト。そこで待つのは、ヤンが所属する同盟軍パエッタ中将の艦隊。ここでも、常勝と不敗が知らずに邂逅しています。ま、ラインハルト麾下での双璧とブリュンヒルトのお目見え戦。この時のラインハルトの感覚は、ガチャで強くて新しい武器...続きを読む
  • 封神演義 7
    久しぶりに読んでいるが、のんびりと読めて楽しんでいる。バトルを期待する向きにはつまらないかも。