藤崎竜のレビュー一覧

  • 屍鬼 11
    なんだか 罪と死に対して惹かれてしまう作品です、微睡みのような諦めさえおぼえ死に逝く姿に静かな安堵と悲しさに胸がしめつけられました 辰巳の最後のことばをもう少し巡らしたい。 藤崎先生の絵がまた良かったなぁ~っ
  • 封神演義 13
    1巻の表紙の太公望とこの13巻の王天君だけが逆さまに描かれています。(ネタバレになるので詳しく話しません)漫画の外っ側にも技巧を凝らす、もはや芸術ですね。
  • 封神演義 1
    傑作。ハチャメチャだけど、やるときはしっかりやる主人公大好き。キャラもストーリーも最高。そして何度読み返しても泣ける。
  • 屍鬼 11
    評価はこの巻というよりは全体的な評価。さすがフジリューというか、原作を殺さない程度に自分の味を思う存分出せるバランス感覚がある、というのが第一印象。特にそれは人(屍鬼)の散り際のところで良く発揮されている。しかし本当に僕は強くて弱いもの(本作で言えば屍鬼)が好きだな……
  • 藤崎竜短編集 2 DRAMATIC IRONY ドラマティックアイロニー
    『ドラマティック アイロニー』 オチの付け方が哲学的で好き。カーマは藤崎竜作品の中で唯一可愛いと思えるヒロインです。他がね。

    『ユガミズム』 積重先輩のツンデレぶりがやばい。世のラブコメ作品はこの簡潔さを見習った方がいいくらい完璧。

    『ミルクジャンキー』 私も欲しいです、ミルク。

    『異説封神演...続きを読む
  • 封神演義 1
    原作しらずに読んでたから妲己は常にハートマークつけまくる女の子だとおもってたお。殷の紂王の描写がマイルドで好きだおネ
  • 屍鬼 1
    小野不由美の小説「屍鬼」を藤崎流に見事にアレンジ!漫画化すると残念になる傾向が強い中、素晴らしい出来栄えです。
    全11巻。
  • 屍鬼 9
    「わたしから、父 母 弟、すべてを奪った恵ちゃん。
     ざまぁみろと言ったわ。わたしが何をしたというの?
     どうしてそこまでわたしを嫌うの?
     恵ちゃん、わたしは……  あなたに復讐する権利がある!」
  • 屍鬼 8
    「でも、そうじゃないんです。
     わたし、自分の戒名が欲しいんです。
     次はわたしの番だから、いつ死んでもいいように。
     そういうのって無理ですか?」
  • 屍鬼 10
    「――暗い……暗ーい、穴の中を遠ざかってゆくその影は……
     佐々木さんではなくて幹康のそれに見えた。
     わたしは永遠にそこにたどり着けない。」
  • 屍鬼 2
    「若くても老いていても、善人も悪人も同じ。
     死は等価なの。特別に酷い死はない。
     だからこそ、死は恐ろしい!」
  • 封神演義 16
    「望ちゃん……
     何かを成すには誰かの犠牲がつきものなんだよ。
     それが大きな事であればあるほど 犠牲の数も比例する。
     でも 僕らは決して自分を棄てているわけじゃない。
     自分で決めた事だから 同情も憐れみもいらない。
     ただ 悲しんでくれればいい……。」
  • 封神演義 15
    「僕は初めて他人(ヒト)に心を開きたいと思った。
     この人なら僕をわかってくれる… 信じてくれる… と。
     でも、化ける事の達人となるほどに嘘の自分を作り上げてきた僕だ。
     そう簡単に言えるはずもない。」
  • 封神演義 9
    「後世の人が僕の行動を知ったら「バカな男だ」と嗤うだろう。
     でも これが僕の選んだ道だ。
     姐己も周も倒してかつての殷を取り戻す!
     僕が殷を復活させてみせる!」
  • 封神演義 12
    「このまま死んでもいいのん?
     わらわを倒すんじゃなかったのん?
     だったら最低限 わらわの所までたどり着いてよん。
     こんなダサい障害でくじけちゃいやん。」
  • 封神演義 2
    「おそらくは、あれの所に行っているのでしょうね。
     姐己の背後でうごめく巨大な流れの所へ…
     今はあれはを"歴史の道標"とでも言っておきましょう。」
  • 封神演義 20
    「わがまま言っちまったからなぁ…
     これからはスースの言う通り、静かに余生を送るさ…
     いいさ… 俺っちにも もう戦う理由がねぇから……。」
  • 封神演義 18
    「わかっている。
     あの方は何を犠牲にしてでも 自分の大切な物を守ろうとしたんだよな。すごいよ。
     僕は… そんな聞仲様になりたかった。」
  • 封神演義 7
    「もしもあなたが あらゆる束縛を捨て汚い手を本気で使ったら
     魔家四将はおろか聞仲すらも
     その智謀で倒せてしまうかもしれません。」
  • 封神演義 8
    「だが… 出来る限りは犠牲を最小限に抑えたい。
     これは仙人界の者のおごりなのやもしれぬが……
     それでも わしはいやなのだ!」