藤崎竜のレビュー一覧

  • 屍鬼 1
    全11巻。
    周囲とは1本の国道でしか繋がっていない小さな村・外場村にて、死んだはずの人が起き上がるという怪異が起こった。


    起き上がり(屍鬼)は怪異としてホラーなんだけど、それよりも、人間の思考の怖さが浮き立つ。
  • 屍鬼 11
    全巻を読み終えて。

    藤崎先生の「封神演義」が好きで、「屍鬼」も読み始めました。
    原作をアレンジされる力と、ため息ものの画は本当にさすがです。

    陰惨かつ謎解きに重きを置いたストーリーなので、
    夏野や徹の心情をもう少し深く描いてほしかったです。
    そういった細部の描写の物足りなさを感じました。

    小野...続きを読む
  • 封神演義 1
    藤崎竜の出世作。ジャンプコミックス全23巻。完全版全18巻。原作(古典)の「封神演義」とはほとんど関係ないストーリーになっているものの、キャラクターや有名なエピソードは原作をベースに描かれている。藤崎竜の場合、すべてをオリジナルで描くと(マニアには絶賛されても)一般受けしない作品になってしまうので、...続きを読む
  • PSYCHO+ サイコプラス 1
    読み切り2本を含めてアイディアは良いが、演出が追い付いていない。
    本編は打ち切りが決まったのか、いきなり能力者が12人に増えて地球を動かして終了してしまった。
    もっと少しずつ世界観を広げていくか、オムニバス形式で様々な能力者を主人公にする、という方が良かったのでは。
    能力者の髪と目がなぜ緑色なのか、...続きを読む
  • WaqWaq―ワークワーク― 1
    箱庭的ファンタジー。
    打ち切りのせいなのか、かなり消化不良。
    短編で終わらせるのはもったいない世界観。
    主人公のデザインは微妙。
    ヒロインはまったく印象に残らず。
    キャラクターにネットスラング(主に某巨大掲示板のもの)を喋らせるのはどうかと思う。
  • サクラテツ対話篇 上
    全2巻。
    家を守る主人公のお話。
    シュールと言うべきか、作者の暴走か。一般受けはしないと思う。
    「封神演義」で獲得したファンをかなり失ってしまったのでは?
  • 屍鬼 1
    原作とは相違点があるが、藤崎先生の個性的な作風と上手く噛み合った良作だと思う。原作同様後半に行くに従い起き上がりサイドに同情的になってしまう。共存は難しいのかな?悪は結局人間?起き上がり?読めば読むほど分からなくなる。
  • 藤崎竜短編集 2 DRAMATIC IRONY ドラマティックアイロニー
    前作「WORLDS」に比べれば、ストーリーも画もまとまっていて良い。
    ミルクジャンキーは不条理について、ドラマティックアイロニーは必要悪についての哲学ものとしてレベルが高いと思う。
  • 屍鬼 11
    屍鬼 1~11
    藤崎 竜  漫画
    小野 不由美  原作
    集英社 (2008/7~2011/7)
    (ジャンプコミックス)

    1昨年、一度読みかけてあまり次々人がおぞましく死んでいくので途中でやめた
    完結したので また読んでみたら もう止まらなかった

    人間の悪意がむき出しで恐かったけれど

    ...続きを読む
  • 屍鬼 9
    「起き上がりの仕業だったんだ」

    ついに村人たちにその存在が発覚し、
    屍鬼を狩ることが宣言される。
    もう慣れてきたからか、どんなシーンも特に怖がらず読めるようになりました。

    かおりちゃんの活躍を祈ります。
  • PSYCHO+ サイコプラス 1
    PSYCHO+ 1 DRIVE A GAME START
    PSYCHO+ 2 DRIVE B GAME OVER
     ─同時収録短篇
     ・伝染源
     ・デジタリアン

    フジリューの短篇とか、サイコの時期が好きな人って結構いるみたいだけど、封神から入った自分としては、世界観にイマイチ入り込めず。
    絵柄も、...続きを読む
  • 屍鬼 1
    既に小説を先に読んでしまったので、物足りなく感じました。でも、原作で死んじゃう人が生き延びて嬉しかったです☆
  • 屍鬼 6
    だんだんグロさにも、フジリュー的ホラーな怖さにも慣れてきたけれど、
    今巻は別の意味で怖かった。
    尾崎先生の、人体実験ならぬ、屍鬼体実験。

    屍鬼の正体が見えてきて数巻。
    村は既に屍鬼に支配されようとしている。(全員が起き上がらないとはいえ、数日に1回のお食事だとしても、ネズミ算式に屍鬼は増えていくの...続きを読む
  • 屍鬼 5
    前巻で、うわぁ死んじゃった!と思ったけど、そういえば、1回噛まれたくらいじゃ死なないんだっけ。

    クレイジーな郁美さん、
    どんどん弱っていく夏野、
    全然何もわかってなくてイラッとする夏野パパ、
    いつまでも元気でいてほしい、かおりと昭。

    夏野は本当に、徹ちゃんが好きだったんだなぁ・・(変な意味でなく...続きを読む
  • 屍鬼 7
    うーわーん(;;)な第7巻。

    沙子の過去。何不自由ない少女だった彼女が、屍鬼となった理由。
    そして尾崎医師が夏野の力を得て立ち上がろうとする。

    何もしないくせに批判的なだけの室井さんが嫌いです。

    でもって最後。怖いよー。逃げてー!!!
  • 屍鬼 3
    次々と起こる不審な死、引越し、退職。
    これは、「起き上がり」の仕業だー。
    清水恵の墓を暴く、第3巻。

    いや、少年たち、勇気ありすぎるだろう。
    田舎の夜って、本当に真っ暗で、何もなくても怖いのに。
    そんな夜に、死が蔓延する村で、土葬された墓を掘り返すとか、どんだけですか。肝試しでも無理!

    先生が、...続きを読む
  • 屍鬼 11
    注)グロテスク、残虐なシーンが含まれています。
    ホラー(化物)オススメ度★★★
    キャラクター★★★
    展開、ストーリーは良かった。

    藤崎 竜、というより小野 不由美に惹かれて読み始めた作品、最終巻。
    原作は読んでませんが、多少なりとキャラクターに惹かれるところが無いと読みきるのはきついかも。
    登場人...続きを読む
  • 屍鬼 11
    村の人達が狂気に囚われてゆく様が怖かった。
    最後大急ぎで終わらせた感がないでもない。静信の心理がもっと描かれててもいいかな。
  • 屍鬼 1
    夜中のアニメをきっかけに相方がハマり購入。物語の世界観が独特でグロさも強いが、作者の絵が若干マイルドに。昼間に読むべし。
  • 屍鬼 11
    オリジナル展開だった夏野のことですが、あんな風に終わってしまうのは残念というか。。。

    原作読んだけど、味付けがオーバーになっただけで原作どおりの終わり方には納得がいきません。