藤崎竜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ閉ざされた村で次々と起き上がる死体……屍鬼。
小野不由美原作のホラー小説のコミカライズ。
ついに人間VS屍鬼の直接対決もついに終結、最終巻です。
藤崎先生の独特のタッチのせいか、陰惨なシーンの連続にもかかわらずあまり恐怖は感じません。
ぼくが恐怖を感じた数少ないシーンは、尾崎先生が屍鬼になった奥さんを使って行った人体実験。人間達による屍鬼狩り。
どちらも、人間側の行動からもたらされた恐怖ですね。
そして、最大の恐怖は…初登場時は普通だった大川酒店御主人が、いつの間にか3mぐらいありそうな大男になっていたこと!!(笑)
ともかく完結お疲れ様でした。 -
Posted by ブクログ
原作を読んでいないフジリュー厨なので、原作ファンの方はごめんなさいのレビューです。
少し尻切れな終わりだったのかな?とは思います。もう1巻…とまでは言いませんが、もう1話くらいは引き伸ばしてもいいかなーと思いました。原作がどのように終わっているかは分からないので、結構簡潔に終わってしまったなという感が強いです。
静心の心情はよく分かるのですが、尾崎先生や夏野の心情があまり読めないことと、「生き残った」ことをもう少し強調してほしかったです。
でも…すみません無条件に藤崎先生の事が好き過ぎるので、高評価にさせて頂きます。
あとがきの小野先生の言葉がフジリュー好きにとってはとてもうれしいお言葉だっ -
Posted by ブクログ
小野不由美先生の小説が元。
閉鎖的な日本の山村に、不可解な伝染病が流行る。それは残酷な終息に向けた始まりだった。
原作でも登場人物が中々多いので間を開けて読むと辛い。ちょうど完結したのでイッキに読見上げることをオススメします。
漫画は全11巻まで。
封神演技の藤崎竜さんの安定した絵と独特な世界観も見れて、多少のオリジナリティーも含んでおり、原作が凄くファンだと少し違うかな?感もありますが、個人的には原作の前半「閉鎖的な農村説明」がサクサク進んで小説ではない漫画の良さが出でいるとおもいました。
この話を漫画化した場合の最高の出来だと思います。