中谷美紀のレビュー一覧

  • オーストリア滞在記

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    中谷美紀さんのエッセイを初めて読みましたが良い。なんか良い。なんだろうこの涼やかさ。自然体。コロナ禍のザルツブルクでの旦那さんとの暮らし、継娘との交流、食事、体質、庭仕事、ドイツ語のことなど。
    素敵とかより文体も相まって良い、となる。

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    2025年11月07日
  • ないものねだり

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    たしか学生時代に初めて買ったエッセイ本。
    その当時は中谷美紀さんは美しい女優ってイメージしかなくて、なんか似た名前の作家だなーと思ってよんでいた。
    綺麗な女優が本を書いてるって想像ができなかったんだなーと思う。
    読んでいくと、あの中谷美紀か!!と衝撃を受けて、読み進めるたびにテレビで見てた華やかな印象からとても良い意味でリアルな姿に変わっていった。
    この本の影響で蕎麦に興味をもったし(中国地方に住んでいるが蕎麦の文化が全然無かった)、ものの見方が新鮮になった。
    中谷さんのファンになったきっかけの本です。

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    2025年09月22日
  • 文はやりたし

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    子供の頃からドラマも見てたしカラオケで歌も歌った事がある、有名な俳優さんだけど大人になってからも綺麗でカッコイイはもちろん、ミステリアスな中谷さんが気になっていました。
    私自信、副腎疲労が原因の低血糖症なんですが、ある日ヤフーニュースをみていたら、彼女も低血糖症であると言うではないか。成人されて低血糖を自認している方は珍しく、びっくりして親近感から一気にファンになりました。
    オーディブルの無料期間を良い事に、色々探していたら中谷さんの本に出会いました。しかもご本人が話されており本気度が伺える。聞いてみるとナレーションが非常に上手い。やっぱり声が素敵。音楽やアート、仕事、アノニマスに詐欺に遭った

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    2025年07月06日
  • インド旅行記3 東・西インド編

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    長いインド生活を通じて、中谷さんがインドに慣れていく様を感じる。
    決して、インドのすべてが好きになったわけではないと素直に語る姿に共感が持てる。
    中谷さんの旅を通じて、自分は生かされているんだな、とか目の前の人生を大事にしなきゃと痛感した。

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    2025年06月29日
  • インド旅行記1 北インド編

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    中谷さんの印象が変わった。
    アクティブで、野心がある雰囲気に驚き。
    インドの混沌さをイメージできました。

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    2025年05月29日
  • ないものねだり

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    凛としていつもお美しい(美しいではなく「お美しい」)中谷美紀さんを想像しながら、読みました。読みやすい文章で、性格の一端が伺え、その中谷さんが鼻うがい⁈

    表紙さえも、お美しい!

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    2025年05月03日
  • インド旅行記3 東・西インド編

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    北、南ときたら、東と西も行ってしまえ、と全土を渡る旅行記の最終話
    女優、中谷美紀の美しさからは想像できない旅を繰り返しインドを訪問する。なぜそんなに…最後は疲れたから帰ろう、と。
    なんとなく理解できる…笑 そんな国かも

    インドの力強さに圧倒されたり、飛行機に乗り遅れなり… 寒さと標高と闘い紅茶の産地ダージリンを回る
    エヴェレスト目の前の距離まで来て感じること。世界で3番目に高い山、カンチェンジュンガ
    女優なのに赤裸々に、食べ物にも果敢に挑む。

    エレファント島、エローラ、アジャンタ、見てきたものを簡潔に書く。またインドへ行く機会があったら読み返したい!

    空港で出会った青年はジャイナ教の両親

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    2025年04月12日
  • オーストリア滞在記

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    オーストリアは大好きな映画サウンド・オブ・ミュージックの舞台で、ずーっと行ってみたい場所。
    オーストリアでの日常を覗き見させてもらえて幸せになれる本でした。
    いつもお料理が美味しそうで素敵だった。
    出てくる方々は健康意識の高い方が多く、食材のマイナス面とプラス面を吟味しながら食事をされているんだなあと感心した。
    読んでいる途中でちょうど継娘のJがインスタに載っていて、こんなに大きくなったんだ!?とびっくり。

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    2025年04月05日
  • インド旅行記3 東・西インド編

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    1〜3までを一気に読破。とても面白かった。中谷さんが飾らず淡々としている人であるからこそ、紡ぎ出される言葉が魅力的に感じた。地名や人物名は長すぎて私の頭には中々入って来なかったけれど、旅をしながら現地の方との会話からこれだけ精緻に歴史や様々な名称を理解していた中谷さんはすごいなと思った。インド国内であっても東西南北で文化も料理も全く異なっている様子が伝わってきてとても面白かった。自分からどこに行くかと考えた時に、ヨガをするには身体が硬すぎるけれど、ごま油だらけになりながらマッサージを受けるのも面白い気がするので、北インドか南インドに行ってみたいな。南インドの料理を北インドと違って重くなく美味し

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    2025年02月09日
  • 文はやりたし

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    中谷美紀さんのエッセイは何冊か持っていますが、今回は直近でオーストリア旅行に行く機会もあったため、今だと思い旅のお供に連れ立ちました。

    日々の事柄をこうも巧みに表現なさるのかと、(言い方は悪いですが)下手なエッセイストよりも自然と読めてしまう。酔わせる文章を書いている感もない、中谷美紀さんの視点が120%感じられるストーリーと文章でした。
    コロナ禍の隔離生活や、オレオレ詐欺まがいの話など、口を押さえて笑ってしまうエピソードもあり、おちゃめな一面も見え、より一層好きになりました。

    また中谷さんのご著者は読んでみたいと思います。

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    2025年01月20日
  • オフ・ブロードウェイ奮闘記

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    毎回驚かされるのは、美しい日本語と語彙の豊富さ。1人3役を舞台の上で演じたブロードウェイ『猟銃』の裏側。続くトラブルと悲鳴を上げる身体のケア、コロナ以降のエンターテイメントの実情、観客、聴衆の変化、アメリカの想像以上の治安の悪化など臨場感たっぷりに語られていた。共演のミハイル・バリシニコフの写真を見てどこかで見たことが・・・と思ったら、海外ドラマSATCでキャリーが一時期付き合っていたロシア人恋人役の人でした。読み終えた今思うのは、本当にお疲れ様でした、そして生の舞台を観たかった。

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    2024年11月26日
  • 文はやりたし

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    この方がこんなに努力家で芸術にも通じていたことを初めて知りました。身体も心も、美しい人は紡ぎ出す文章まで、どこまでも美しい。

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    2024年10月07日
  • オフ・ブロードウェイ奮闘記

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    舞台芸術がという物がどうやって作られているのかを垣間見れた気がしました。中谷氏の著書を読むといつも女優という職業の過酷さや、自らの身体の維持への悪なき追求に驚かされます。

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    2024年09月26日
  • インド旅行記4 写真編

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    初めは4はいらないかな、と思うほど1〜3 の総括+写真集的な位置付け。でも読み進むと4のおかげで写真から感じられるものもあり、4冊あるのがいい。繰り返しになる点も含めてインドを知れる一冊。

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    2024年08月01日
  • インド旅行記2 南インド編

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    女優、中谷美紀がバックパック、というだけでも驚くのにましてやインド!そして2度目…この旅は続く…
    今回は南インド
    混沌とした中にある、知り合った以上とことん優しいインド人や、やはり全てが薬だったり、ココナッツオイルまみれの食事に飽き飽きして駆け込む中華屋和食の感動。観光地紹介はもちろんのこと、それ以外に熱を出したり弱ったりする姿も描かれているのがすごい。読み物としても十分楽しめる!
    続きが早く読みたい!


    パタンチャリーという聖人は上半身が人間で下半身が蛇、ヴィアクラバダは身体が人間で足だけトラ

    ガネーシャはネズミに、その弟カルティケーヤは孔雀に乗る。
    ブラフマーは白鳥に、ヴィシュヌはタカ

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    2024年07月27日
  • 文はやりたし

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    『小説幻冬』で2016年〜2023年にかけて連載された中谷美紀さんのエッセイを書籍化したのが本書。中谷美紀さんと会話をしているような読み心地だった。言葉を大切にし、伝え方も繊細で胸にスッと入ってくる。オーストリアと日本を行き来し、人生を謳歌する彼女の姿が魅力的だ。
    クラシックに造詣が深く、随所にコンサートに出かけ、その演奏に涙する姿が描かれているのだが、状況の言語化が上手く、そうかこうやって楽しめばいいのかと自分もクラシックを知れたような気持ちになれた。
    ドラマの撮影、結婚、コロナ、食、コンサート、様々な出来事に心を震わせる才能が中谷さんにはあり、彼女の文章を通してもっと人生を楽しめばいいのだ

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    2024年04月20日
  • 文はやりたし

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    女優でありエッセイも定評の方。ドラマ "仁“の薄幸な主人公の役がかなりよかった。このエッセイは期待以上に才能ある文章で綴られており驚きました。住まいのオーストリアザルツブルクでのコロナ禍の生活に加え、ロシアのウクライナ侵攻の憂いなど遠い国の他人事ではない様子が描かれている。そのような時の中で、音楽家の旦那様が団員として世界各地を演奏活動しながら飛び廻っておられる中で、諸外国とくらべ日本という国の若者にクラシックが馴染まないことを危惧する様子が心を痛めました。防衛費に費される予算はあっても社会保障の確保がままならないまま、文化予算まで追加の枠が増えるとは思えない日本の政治を嘆くのは著者

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    2024年03月21日
  • 文はやりたし

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    前作「オーストリア滞在期」以来、中谷美紀さんのエッセイの大ファンになった私。

    購入後すぐに読みたくランチを食べながら本を開いたら、冒頭はお世辞にも食事中に読むようではない内容が続き、中谷さんの勇気ある行動と強い好奇心に驚愕しつつ、半ば心が折れかけた。
    しかしその後読み進めるに連れ、様々なジャンルの思慮深い考察に感心し、やっぱりこの方の文章が好きだと思った。

    これまで刊行されている本も多々あるようなので、ぜひ読みたいと思った。

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    2024年01月15日
  • オーストリア滞在記

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    この本を読んでいる数週間、中谷美紀さんのドイツでの生活を味わいながら、楽しく過ごすことができた。

    女優としての姿や海外での生活は憧れるものではあるけれど、きらびやかに見える生活の裏で、愚直に語学に取り組む姿や健康の悩みを率直に書いている文章に励まされた。

    語学を学ぶ意味として、死生観も含め、海外の国の様々な考え方や文化をより深く知りたいから、というのは素敵な考え方だと思う。

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    2023年01月20日
  • ないものねだり

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    初めて中谷美紀さんのエッセイを読ませていただいたのだけど、文の上手さに脱帽しました。
    そこらの作家さんに負けず劣らずな語彙力で彼女のあるがままの生活を綴ってくださっており、自分の主観ががらりと変わるような作品でした。

    自然農法で育ったものを使った食事や、旅での発見、茶道や淑女教室、お友達とのユーモアある関係など、とにかく沢山のことに興味があり、絶えず新しいことに挑戦している中谷さんは美しいな…とその一言です。

    ただでさえ女優さんは朝から晩まで忙しい日々を送っているのに、自分の成長の為たくさんの事に目を配っている姿はすごく憧れる。自分も視野を広げて沢山のことに挑戦したり、好きなものに対して日

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    2022年07月23日