中谷美紀のレビュー一覧

  • オーストリア滞在記

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    ウィーン管弦楽団所属のドイツ人と結婚された中谷美紀さんのコロナ禍でのザルツブルクの山荘を中心とした暮らしの日記。優雅にきこえるが、ご主人の前妻との間の義理娘さんとの関係やご近所付き合い、ご自身の体の問題や語学学習等、良いところも大変な所も生々しい生活感が楽しめました。しっかり書き込まれた日記スタイルが合わない方々もいると思いますが、登場するオーストラリア人、ドイツ人、はたまたアジアの方々の情景もリアルに思い浮かびました。文化を知るための語学学習。Life is too short not to enjoy. 旦那さんの言葉だったかな、同意です。

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    2025年02月22日
  • 文はやりたし

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    幅広い知識と感性をお持ちの方なんだなぁという印象。特に音楽的な叙述場面では、その魅力を上手く言語化していた。一般人にとっては非日常的な事柄を嫌味なくさりげなく綴ったエッセイであった。

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    2024年11月30日
  • オフ・ブロードウェイ奮闘記

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    中谷美紀さんのストイックさにただただ感服。
    自身に求められていることを実直にこなされているのは流石としか言いようがありません。
    努力家で博識で聡明な女性だと改めて感じました。

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    2024年11月22日
  • オフ・ブロードウェイ奮闘記

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    舞台に立つことの過酷さが伝わってきた。約束が反故になりそうになったときの中谷美紀さんの交渉術が見事で、勇気付けられた。私もしっかり自分を持たないとと思わせてくれた。

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    2024年11月14日
  • オーストリア滞在記

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    ザルツブルクの山での暮らし、憧れる。と思って読み始めたが、なんと彼女の勤勉なこと。とてもじゃないけど、私には無理。自分と比べることなど、大変におこがましいが、このような人だから素敵な暮らしを送れるのだと納得した。

    山荘での夫婦2人の暮らしということで「富士日記」を思い出した。素敵な食事メニューの披露も共通。献立は全然違うけど。
    全然違うんだけど、割と量のある日記を飽きさせもせず一気に読ませる筆力が女優さんなのにあるのだなぁ。
    天は二物も三物も与えるのだなぁとひがみつつ、しかし努力も凄まじい。尊敬する。

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    2024年11月11日
  • インド旅行記1 北インド編

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    この本を読んでインドに行きたくなったかと言われると全然そんなことはなく、私がこの先インドに行くことはないだろうと思う。ヨガやアーユルヴェーダのケアに興味を持ったので日本で体験してみたい。

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    2024年10月02日
  • 文はやりたし

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    少々クラシックに関して傾倒しすぎ感があり、クラシックに興味がないものとしては、オーケストラコンサートを聴いて『失神しそう』とゆうのは、
    またそれは大仰な!!とちょっと冷めた目で読んでしまう。その点、前作のオーストリア滞在記は日常の話が多く良かった。

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    2024年09月04日
  • 文はやりたし

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    才色兼備とは正にこのような方をいうんだな。始めて中谷美紀さんの文章を読んだけど、お上品な中にユーモアもあっていつまでも読んでいられる。
    そんじゃそこらの作家のエッセイよりも面白い。コロナ太りの脂肪冷却やフォトショップでの修正など赤裸々に綴っていて親近感がわく。
    もはやコロナの事なんて、忘却の彼方だけど、二拠点生活だと煩わしさがすごい。
    ドライで、時にはユーモアでさらっと流してこういう方が魑魅魍魎の芸能界で精神を正し長く生きていけるのだなと。
    今珍獣だらけの職場にいるけど、見習いたい。

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    2024年07月17日
  • 女心と秋の空

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    文章が美しく、読んでいて自分の心もきれいになるような気がした。知らない言葉もいくつかあって勉強になった。

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    2024年06月29日
  • 文はやりたし

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    日経ウーマンのインタビューで紹介されていた。

    雑誌の連載をまとめたエッセー。6年に渡っているので、途中からコロナ禍のことになり、海外との行き来が大変だった経験なども書かれている。

    すごく自分の芯がある人だなと思った。芸能界で成功している人はみんなそうかも知れないが。
    音楽への造詣が深くて、音楽家と結婚したのはすごくピッタリだったのだなと思う。いくらでも結婚や交際の機会はあっただろうに、やはり出会うべくして出会ったということだろう。出会いは偶然だったということだが。
    手に入れている物のあまりに違いに、もはや羨ましいとも思わないが、もう少し自分もちゃんとしないとと思わされる。

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    2024年02月28日
  • インド旅行記1 北インド編

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    海外旅行に行きたいけれど気軽には行けないので、旅行エッセイを読もうと思って見つけたのがこちらの本です。
     
    旅行エッセイって初めて読むかも

    今や知らない地名や食べ物が登場しても
    ネットで調べればすぐに画像とかが見れるからありがたい
     
    中谷美紀さんの淡々としていて品がある感じが好きになりました。 

    お金に余裕がある様子は女優を感じてそれもまた良いです。笑
    やっぱり庶民とは違う!
    でもお財布の紐は固く、たくさんセールスを受けますがビシッと断ります。
    好き嫌いがはっきりしていて芯がある素敵な女性だなと
     
    インド行ってみたいけれど…
    私の場合ひとりでは行けなそうということがわかりました笑

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    2024年02月15日
  • オーストリア滞在記

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    ヨーロッパのトラムで私の隣には誰も座らなかったけれど、中谷さんの隣にも誰も座らないのならいいかと思った。

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    2024年02月13日
  • インド旅行記1 北インド編

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    ネタバレ

    女優の中谷美紀さんのインド一人旅、北インド編。
    一人旅でも現地でガイドが付いてたり、汚いところは消毒しまくってたり、アドベンチャー感は薄い。途中ヨガの聖地でヨガを習ったりした。沐浴のところは見てただけだった。
    個人的にはブルーシティとピンクシティに行ってみたい。

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    2024年02月03日
  • ないものねだり

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    中谷美紀さんといえばインド旅行記。なかなかハードな体験を読書を通じて楽しませてくれる、素敵な作品だったので、そこからファンになりました。

    このエッセイもやっぱり面白い。
    あとがきにあったように、すごく正直な人なんだなという印象。そこまで書かなくてもいいのに、と思うところまで正直な言葉で書いてある。だから読んでいて楽しい。
    例えば、女優の仕事は暇な時は暇で、映画を見ても途中で寝てしまったり、読んだ本の内容も忘れてまた読み返したり、とか。
    こんなこと中谷さんでもあるんだ、と思わせてくれる。
    最新のエッセイも絶対読みたい。

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    2024年01月31日
  • オーストリア滞在記

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    気づけば、入院中の私の母親を思い出しながら、読んでいた。庭の草いじり、整形外科的な病状などなど共通点が多い。

    しかしまた、私の母親は海外にはおよそ無縁であったことも苦々しく思う。きっとオーストリアのようなところが良かったんだろうな、とふと思ってしまった。言語の壁というけれど、向こうの方は優しく迎えてくれると思った。

    中谷美紀さんについては、「砂の果実」の歌手かなというくらいだったけれど、料理や子供の面倒、旦那さんの優しさに、つい嫉妬してしまう。日本の女性は、海外で人気が高いと聞いたことがあるけど、Mikiも、例外ではないようだ。無論、移民問題などもあるようだが。

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    2024年01月21日
  • 文はやりたし

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    コロナ禍でのオーストリアと日本での暮らし、ヨーロッパの情勢など、住んでいるからこそ知り、感じた話がとても興味深かった。

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    2024年01月01日
  • 女心と秋の空

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    旅行記やエッセイなどもお書きになっている著者の女優さん。なぜか友人からそれらの本をまとめてドンと貸された中の1冊。
     仕事や日常でのこと、登山、断食、お能、ヨガ etc‥と、好奇心旺盛で意外にもフットワーク軽い著者による"日々のささやかなしあわせ"が綴られたエッセイ。文章は本人の佇まいのような きりっとした凛とした印象で、茶目っ気もありつつ、ストイックで努力家な人だなというのは一貫して感じられました。その上美貌も持ち合わせてるなんて!と思ってしまうのですが、自分と真摯に向き合っているからこその葛藤や不安なども語られており、いろんな側面を見られたような気がしました。
     次はこ

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    2023年12月07日
  • オーストリア滞在記

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    旅行に出れないので少しでも外国の風を感じたく書店で購入。

    失礼かもですが、中谷さんは少し堅そうなイメージがありましたけど、文書の作り方からお茶目っぷりや感受性の豊かさを感じました。

    オーストリア、魅力的な生活を送ってて羨ましい限りです。

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    2023年04月20日
  • オーストリア滞在記

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    本屋で手に取ったのは、コロナ禍で出歩く事も無くなった事の現実逃避の為でした。美しいヨーロッパでの暮らしを楽しく拝読のつもりでしたが、もちろんその要素はあるものの読み進めるうちに全然印象が違いました。なめてました。日記と言う形式でありながら、全く知らないヨーロッパの暮らしを中谷さんを通して知ることができ読み応えがありました。

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    2022年11月17日
  • オーストリア滞在記

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    オーストリアで暮らす中谷美紀さんによるコロナ禍の日記ということで購入。中谷さんがこんなふうな文章を書く(書ける)人だと思っていなかったので、良い意味で意外だった。

    40歳から始めたドイツ語への取り組み方、料理や環境へのこだわり、継娘さんへの接し方で葛藤する心境を見て、真面目な人柄が表れていたし、努力家で聡明な人なんだなと思った。

    ただまあ、言ってみれば暮らしの日記なので、内容的にはブログの域を出ないような気もする。もちろんブログと比べれば文章は整っているのだけど、中谷美紀でなければ、それもオーストリアという設定でなければ手に取らなかったかも。

    それでも、彼女の人柄やストイックな姿勢に刺激

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    2022年10月09日