中谷美紀のレビュー一覧

  • ないものねだり

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    女優・中谷美紀のan・an連載をまとめたエッセイ集。
    20代後半頃のものみたいなのでけっこう前の本だけど、いくつか読んだ覚えがあるものがあったから、連載時代になんとなく読んでいたのかも。
    ひとつの項目が1200文字(原稿用紙3枚分、と文中にある)と短めなのでさらっと読みやすくて、尚且つ文章が上手いのでとても面白かった。

    女優さんもけっこう地道な苦労をしているのだ、ということが分かる。
    韓国語が必要な作品のオファーを受ければ事前に勉強を始めなきゃいけないし、“女らしさ”を受け入れ始めたこの時代の中谷さんは、茶道や日本舞踊なども始めていて、その大変さも面白おかしく綴っている。(元々は“シキタリ”が苦手だったのだとか。今の優雅な立ち居振舞いを見ると想像もつかないけれど)
    仕事や習い事を真面目に綴るだけならいわゆる意識高い系っぽく映るけれど、失敗談や自虐もいろいろ盛り込まれていてそう思わせないところはさすが女優だなぁと思った。バランス感覚がすごい。

    中谷さんはひとつの作品が終わるとその台本は一切処分するって前にどこかで発言していたのを覚えているのだけど、このエッセイでは、ひとつの作品が終わるとリセットするために海外に飛ぶことが書いてあって、作品に取り組んでいるときはなるべく関わって勉強もするからこそ、終わるとリセットを意識するのが必要なのかしら、と想像したりした。
    それでもすべてが消えるわけではなく、積み重なっていっているものはきちんと残るわけで。
    俳優さんにもいろいろなタイプがいるのだろうけど、不器用だからこそこうするのだろうか、と考えたりした。

    日常で愛するものやゲイの友人のこと、美味しい食事にこだわること、ヨガやインドのこと、毎月(隔週?)のエッセイだからその時期により様々な内容で、盛りだくさんだけどさらっと終わるところが良かった。
    美人で上品な人、というイメージに、けっこうおっちょこちょいでなかなか大胆、というイメージが加わった。

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    2016年09月30日
  • ないものねだり

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    ネタバレ

    どんなに格好悪くても、健康管理のための「赤い腹巻き」と朝晩二回の「鼻うがい」は欠かさない。そんな女優も、撮影現場では子供に「オバサン」呼ばわりされ、ファンに愛の証とばかり、牛に「ナカタニミキ」の名をつけられる始末…。刑事に詐欺師、娼婦にエルメス、とさまざまな人生に身を任す女優の台本のない日常を綴った赤裸々エッセイ集。

    なかなか男前だ。

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    2016年09月07日
  • ないものねだり

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    本書は、女優中谷美紀が雑誌アンアンに掲載していたエッセイをまとめたもの。
    内容もさることながら、素敵な文章で読み終えるのが勿体ないような、ゆっくりと読み進めたいようなそんな本。
    ゆったりと、心地よい文章が女優以外の才能を感じさせた。
    他にもエッセイを出しているようなので、ぜひ読んでみたいと思う。

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    2016年07月22日
  • 女心と秋の空

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    凛とした佇まいに憧れる女優さん。どんなことを感じ、何をかを考えるのだろうと気になって読んでみた。職業柄出会える方たちなのだろうなぁと思うけれど、ひとつひとつ誠実により深く理解したいとの明確な意志を感じた。私も着物をさらりと着こなせる人になりたいなぁ。

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    2015年08月08日
  • ないものねだり

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    中谷さんがananに連載していたショートエッセイ集。ロハスな生活、食事ネタが多い。気取らず謙虚な姿勢、視点で書かれている為著者に好感を覚える。ネタの選び方も上手く興味深くてとても良い。

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    2014年11月21日
  • ないものねだり

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    好きな女優さんなのだけど、あまりエッセイを読まないので古本屋で購入し、読み終えてからしまったと思った一冊。

    落ち着きの中にもおちゃめさとか可笑しさを感じるのはきっとこの人の人格なんだろうと思います。

    書き方のせいか、文章からはフットワークの軽さをすごく感じて見習いたいと思えることが多かった。

    ないものねだりの憧れ、万国共通だと思ったらなんか安心した。

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    2013年02月13日
  • ないものねだり

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    中谷 美紀 『ないものねだり』
    (2006年1月・マガジンハウス / 2008年2月・幻冬舎文庫)

    どんなに格好悪くても、健康管理のための「赤い腹巻き」と朝晩二回の「鼻うがい」は欠かさない。
    そんな女優も、撮影現場では子供に「オバサン」呼ばわりされ、ファンに愛の証とばかり、牛に「ナカタニミキ」の名をつけられる始末…。刑事に詐欺師、娼婦にエルメス、とさまざまな人生に身を任す女優の台本のない日常を綴った赤裸々エッセイ集。

    中谷美紀さんのエッセイはいろいろ読んできたので安心して手に取ったが、どうやらこの本が初のエッセイ集だったらしい。
    最近特に演技や立ち姿に筋が通ってきた印象が強かったが、そのへんの葛藤や舞台裏が覗けて楽しめた。

    それにしても美しい文章を書く人である。
    自分が向き合っているコト、モノ、思い、をそのまま人に伝えるのは照れくさいものだが、
    「見られている」ことを意識しながらも姿勢を崩さない、凛とした文が書かれている。
    こういう文章が書けたらなぁ、と常々思う。

    積ん読にしてある『インド旅行記1~3』も楽しみだ。

    80点(100点満点)。

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    2012年09月23日
  • インド旅行記3 東・西インド編

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    中谷美紀さんのインド旅行記最終編。今までで1番、インドをエンジョイされているように感じました。迎合せず、自分の感覚で書かれている所が相変わらず面白かった。

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    2012年05月27日
  • ないものねだり

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    端正な文章で綴られた日常エッセイです。読むとキリリとした気持ちになります。中谷さんは本当に文章がうまい!

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    2011年11月24日
  • ないものねだり

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    見た目に反した(個人的なイメージ)言動に驚き、笑ってしましました。
    彼女の周りにいる素敵な方々のお話もとても面白かったです。

    改めて、大好き。

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    2011年10月26日
  • インド旅行記3 東・西インド編

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    3度目、4度目のインド旅行記。1作目でのハプニング続きで、おそるおそるのインド旅行からは想像できないほど、中谷さんが旅に慣れ、インドに馴染んでいく様子が伝わってきます。
    この作品などは、立派にインド旅行のガイドブックになるのではないかな。
    3冊まとめて、もうひとつの「深夜特急」に出会った印象です。

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    2011年09月17日
  • インド旅行記2 南インド編

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    前作(北インド)に続く、南インドの旅行記。インド出張の際に読んだせいか、とても感情移入できました。
    ヒンズー教に関する話、寺院の由来など、中谷さんは本当によく勉強されていますね。現地でのハプニングが中心だった前回に比べ、今回は余裕があるのか、ご自分の知識を確認しながらの旅という印象があります。
    自分ひとりの時間を大切にされる姿勢にもあらためて共感。知的で素敵な方ですね。

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    2011年09月17日
  • インド旅行記2 南インド編

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    ネタバレ

    インド旅行記の第二弾。第一弾を読んで興味があったので読んでみた。
    第一弾の時に感じた中谷さんの表現力の凄さ?は健在で、風景描写など読み進んでいくと、目の前に見たこともないのに自分なりの風景を思い描いているのである。ときおり風刺的な発言もはさみつつ、ここはインドなのだからしょうがない。。。郷に入れば郷に従えということなのでしょうか。。。といいながら最終的にまた来ることになるだろうと思ってしまうインド。なぜインドに行くの?と質問されても答えようがないんでしょうね。
    で、私もたぶん第三弾を読むことになるでしょう。なぜ?と聞かれても答えようがないんです。

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    2011年07月09日
  • ないものねだり

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    大好きな女優さんのひとりです。

    画面で見る中谷美紀さんは生活感がまったく感じられず

    そこがどこかミステリアスで魅力的だなと思っていました。

    このエッセイはそんな彼女の舞台裏を大公開といった感じで

    イメージを大きく覆される部分がたくさんありました。

    文章からは丁寧に生きる方なんだなということがひしひしと

    伝わってきました。

    言葉選びが絶妙で、テンポ良く読ませてくれる気持ちがいい

    エッセイでした!!

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    2010年09月02日
  • ないものねだり

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    女優・中谷美紀のファンというわけではないのだけれど、何気なく読んでみて、文章の確かさにまずびっくり。
    特別、技巧的なわけではないけれど、自分の言いたいことを吟味した上で、しっかりと言葉を選んでいるように感じられる。
    彼女の茶目っ気ある人柄や、地に足のついたものの考え方などが伝わってきて、非常に好印象。この人の書いたものをもっと読んでみたいと思わせる。
    実は今回再読で、既に4、5回読んでます。
    あと、女優って自分の芸域を広げるべく、見えないところでものすごく努力してるのね・・・己の怠惰な生活を振り返って、反省。

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    2010年06月09日
  • ないものねだり

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    忙しい時期で長いものをゆっくり読むわけにはいかないので、ちょうどよかったです。文章もキレイだし読みやすいし。美しい人はやはりケアや努力を怠らないものなのだなと思いました。

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    2011年09月03日
  • インド旅行記2 南インド編

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    南インド編を先に読みました。インド旅行というと、バックパック一つでガンジス川を眺めたり、あまりの文化の違いに人生観が変わる場所、というイメージがありました。中谷さんの旅行はいたって自由奔放。スパをしたりヨガをしたり、時には贅沢もし、でもなんちゃってベジタリアンを貫いたり。こんなインド旅行もあるんだな〜と興味深く読みました。中谷さんに親近感がわいた本です。

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    2009年10月04日
  • インド旅行記2 南インド編

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    中谷美紀のインド旅行第二弾、南インド編。淡々とした乾いた文章の中に本音が見え隠れするとこ嫌いじゃないです。

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    2009年10月04日
  • インド旅行記1 北インド編

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    ヨガの聖地やチベット訪問のあたりが面白かった。
    ヨガの先生といってもいろんな人がいるんだね。
    インドには行かないだろうから(笑)旅行記を読んでお茶を濁している気がする。ムリだよ~!汚いもん!!

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    2026年01月02日
  • 文はやりたし

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    中谷さんのエッセイは、その感性が大好きなのですが、
    なにせ、文章が読みづらい。。。
    言い回しに特徴があり、なかなか難しい。
    それさえなければ、もっとオススメしたい。

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    2025年11月19日