原泰久のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
胸が熱くなる70巻。節目の巻な感じがする。
韓国王族であり法家の韓非子を蓁国に迎える為、騰、録嗚未、李信、交渉役の介億が韓国に入る。
介億の強気の交渉から、韓非子と李信の問答へ。
悪とは何か?見方や捉え方によって変わるし、人の考え方だってコロコロとかわる。
人の本質は火で、「命の火」と「思いの火」の2つがある。
思いの火は、人から受け継ぐ事ができるし、敵からも受け継ぐ事ができる。
李信の言葉に心が動く韓非子。秦王にあいに蓁国へ向かう事とする。
しかし韓非子は、秦王と馬が合わなかったのか、法をつくる事に何処か気持ちが入っていない。
それは、実は韓非子は、眺望活動の為に蓁国入りしたから