原泰久のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ廉頗に中華統一と言われた時
既に政とその話をしている信は強いなと思う。
報告で信の名を聞いた政がどれほど嬉しかったか。
羌瘣をみんなで見送るシーンが短いながら泣ける。
羌瘣がいなくなって単純な戦力減だけでなく
参謀がいなくなってしまったのが厳しすぎるし
千人将だからこそ大人数で作戦も無しに動けない
というのは当然だと思う。
しかし千人将に任命するだけしてその辺りのことは
上の人はなにもしてくれないのだな。
蒙恬が気にかけてくれて良かった。
ここでの貂の登場は嬉しい。
少し予定より早いと言っていたしそうなのだろうが
良い機会だったとも思うし、全く知らない人より
貂であることは信にとっては信頼 -
Posted by ブクログ
ネタバレ当初はワクワクして読んでいたのだが、
ここ数巻は正直言うと惰性で新刊を購入しているところがある。
つまらなくなったとまでは言わないが、あまりに展開が遅く
冗長に感じてしまう。
前巻に比べれば話が動いたかなとは思うのだが
何冊分かけてこの戦いを終わらせる予定なのだろうか。
じっくり話を描いてくれるのは良いけれど、ずっと戦い通しで
他の場面に振るわけでもなくメリハリがない。
いくら大事な戦いだとは言え、3年もずっと戦っているのは
往時のドラゴンボール並に酷いと思う。
傷を負っていても大丈夫、というのが
結局主人公補正または精神論でしかなく、
強いことの説得力が無い。
前はそれでも勢いで読ませてく -
Posted by ブクログ
ネタバレ輪虎が運命を信じている中で、
自分の力と出会った人達を信じているところが信らしい。
かなり傷は負ったものの、気迫の勝利が恰好良かった。
羌瘣が馬鹿がうつったと言いながら
本来の自分なら立ち向かわなかった死地に飛び込み
仲間を守って戦ったところが泣けるし、
生きてくれていて良かった。
尾平たちの決意も恰好良い。
信と蒙恬が将軍の元へ向かうところも良かったし
童呼ばわりされた信が怒る訳でもなく
「名乗る名は持ってる」と答えるのが痺れる。
信は信で王騎を汚されて怒る資格もある訳で、
部下を討ち取られて廉頗もまた怒って当然。
本気の一撃を止めた信も偉いが、
時代は変わるがそれはあの時代を色褪せさせ -
Posted by ブクログ
紀元前230年 韓攻略戦
韓 王都 新鄭シンテイへ向けて攻める騰将軍、飛信隊
信が敵 第2将を討つ
信に討たれる前に博王谷ハクオウコク将軍は信の強さに対して
『何だ なぜ侵略を仕掛ける悪党に これ程の力が』
と。
信にとって敵である彼らも
『祖国を守り抜くことを選んだんだ
絶対に 認めぬ 貴様らなどに 屈するものか』
それはそうですよね
敵国側の立場に立てば、秦国は侵略者で中華統一とか勝手に言って戦争始めて迷惑な人達でしょう
南陽のように対話で無血開城できれば理想だけど、戦国時代にそれはぼぼ有り得ない事
立場が違えばそれぞれの正義も違う
守りたいものがあるから戦うしかない
あー早くどこか