宮本佳野のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
秀さんのリーマンモノはやっぱり良いなあと、再認識の1冊。
働く出来る男の、仕事を通じて切磋琢磨しながら、くっついちゃうって
設定を活かすの、ホントに上手だなあと思います。
リーマンモノには、決して珍しくない展開なんだけど、受けも攻めも
負けてなくて、それなのに体の関係は深まっちゃうってね。エロイし♪
“挑発”の15秒。
ええ、受けがしてましたね。誘ってましたね。挑発してましたね。
社内でライバル関係にあるCMプランナーの2人。
受けはゲイで美人で営業畑出身。攻めはノンケで寡黙で職人肌の技術畑出身。
受けも攻めもお互いの能力は認め合ってるけど、そこは言わないで
ツンデレの応酬みたいでした -
Posted by ブクログ
ニヤニヤしっぱなしの、コメディでした。
オヤジスト(勝手に命名)の中原さんが雀荘モノ・・・もうこの設定
だけで買うべきだろう?と、発売日に書店にすっ飛んで行きました。
いやあ、それだけの価値あったわあ。予想を良い意味で裏切る面白さでした。
攻めが元AV男優(伝説のテクニシャン 笑)で現AV監督の
エロオヤジキャラ。セクハラもシモネタもエロテクも中原節全開。
彼のキャラは想像の範囲内。予想外だったのは、受けのキャラですよ。
学生時代、勉強だけは恐ろしくでき、見た目も“美人”な受けだけど
上昇欲とか出世欲とかもう全然ナシな、宝の持ちぐされキャラ。
ぼんやりにもほどがある。
生前、自分を唯一「 -
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購入済み
懐かしい
開始が10年以上前なのに未だに完結してない2作品 (笑) 紙本で持っているので電子で読むのは初めてで 綺麗な画像ににんまり出来ます。こういう一話目を集めた雑誌っていいですよね。読み直しも然り、描い直す人も増えますね。
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濃くて激しい
攻めの愛情がとにかく濃くて激しい。でも束縛系が好きなので楽しく読めました。萌えがあまり感じられなかったですが、受けの心の葛藤とかがリアルで読み応えある兄弟モノでした。
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Posted by ブクログ
ハードな題材が佳野さんの静かな作風で描写され胸にズンと来た。てろを阻止しようとする警察官・自衛官たちを襲う羽生の作戦。よく知るキャラが犠牲になるという容赦ない描写はショックだった。時間軸が重なっているコーリングの裏側がこんなに緊迫した状態だったとは…。孤独を抱える信乃が痛々しかった。それでも、前を向き立ち上がった信乃に拍手!TJとの明るい未来が早く訪れますように。描き下ろしで信乃とTJの楽しげなひと時が読めて良かった。シキと圭吾の様子も垣間見れて嬉しい。帯の榎田尤利さんのキャッチも素敵だった!そして、最後まで語られなかったけれど、羽生は何を思い、何を目指していたのだろう。どうして壊れてしまった
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Posted by ブクログ
CMプランナー&ディレクターの保坂は営業から転身した経歴を持つものの、業界では賞を三冠続けて取るなど飛ぶ鳥を落とす勢い。そんな保坂が気になる同僚・風間は保坂と全く違う硬いCMが評判。タイプの違う風間といろいろ話したいと思っているのに、風間はいつも嫌味を言って神経を逆なでする。しかも何故か隣の部屋に越してきて。
チャラい受けと武骨なノンケの組み合わせ。
CMのコンペを通してのやり取りなどリーマン物らしくて良い。
結局、突っかかってきたのも風間が実は保坂を好きだったからで。雰囲気に流されて身体を繋げてからもそれが何回にも及ぼうとも今までチャラい生き方したして来なかった保坂は自分の気持ちを見つめ -
Posted by ブクログ
この作品は、BL的に見ると苦手と感じる人がかなり出そう。
というのも、攻め=弟が、受け=兄の浮気を疑って、手を上げるシーンが
あり(平手ではなさそうで)、ここが最大の“萌えない”ポイントになるかと。
1つの“恋愛小説”としてみた場合、DVというレベルではないので
(カッとなって同性に手をあげたまでで、毎回暴力で抑圧、ではない)
おろかだとわかっているけれども止められない執着愛の話で終わる。
ところが、BLとして多くの読者が求めるものが
「どんなに陵辱しようとも、そこには絶対の愛があり
そしてそれは暴力であってはならない」
なので、ちょっと興ざめしてしまう人が出ても仕方ないかなと。
個人的