ニヤニヤしっぱなしの、コメディでした。
オヤジスト(勝手に命名)の中原さんが雀荘モノ・・・もうこの設定
だけで買うべきだろう?と、発売日に書店にすっ飛んで行きました。
いやあ、それだけの価値あったわあ。予想を良い意味で裏切る面白さでした。
攻めが元AV男優(伝説のテクニシャン 笑)で現AV監督の
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エロオヤジキャラ。セクハラもシモネタもエロテクも中原節全開。
彼のキャラは想像の範囲内。予想外だったのは、受けのキャラですよ。
学生時代、勉強だけは恐ろしくでき、見た目も“美人”な受けだけど
上昇欲とか出世欲とかもう全然ナシな、宝の持ちぐされキャラ。
ぼんやりにもほどがある。
生前、自分を唯一「そのままで良い」と認めて?くれていたロクデナシの
伯父の経営していた雀荘を引き継いで、毎日ぼんやり暮らしてる。
そのぼんやり美人の下に集まってくる、オッサンやらじーさんは
受けを可愛がって慕って、何だかんだでそこそこいつも人はいっぱいで。
このぼんやり受け、ボケすぎだよ!なんだけど、マイペースながらも
やりがいとか、攻めへの恋心の自覚とか、可愛いんだよなあ。
百戦錬磨の攻めが時々、肩透かしくらってる描写も笑える。
脇役もキャラが活きてて、とても楽しく読めました。
脇キャラ、一人すっごいのが居ます。見た目と中身のギャップがすごいのが!
登場シーン、声を出して笑ってしまった。いやあ、笑った。
宮本佳野さんのイラストもピッタリでしたね。
受けが自分のチ●コを、攻めと一緒に覗き込んでる挿絵、可愛すぎ(笑。