絲山秋子のレビュー一覧

  • 末裔

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    ネタバレ

    不器用な中年男性が、再び自分を、家族を取り戻す物語。いや、これから取り戻すぞ、というところで終わるお話。
    はじめからおわりまで不思議な話だ。好きだ。

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    2013年06月22日
  • エスケイプ/アブセント

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    あいも変わらず良く分からん中身だなあ。
    しょうもないことを淡々と書き連ねってる。
    絲山さんは何を言いたいのだろうか。

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    2013年05月31日
  • 妻の超然

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    「超然」を描いているが、読後感はまったく超然とはならない。
    むしろ、なんとも言えない焦燥感というか、もやもやが残る。それこそがこの小説の影響力なのだろうと思う。すっきりしない、胸にひっかかったものの正体は何なのか。
    (2013.4)

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    2013年05月10日
  • 妻の超然

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    ネタバレ

    表題作「妻の超然」が凄い。これだから糸山さんは・・・!
    もやっとしてたものを少し晴らしてくれた。思いがけない形で。

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    2013年05月01日
  • 妻の超然

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    絲山秋子、はじめて読んだ。
    とてもよかった。

    『妻の超然』
    『下戸の超然』
    『作家の超然』

    だんだん刺激が強くなるので、著者に何か試されている気もする。
    『作家の超然』なんて、二人称でしかも「おまえ」ときた。

    ミラン・クンデラ曰く、
    「文化は生産過剰、活字の洪水、量の多さの中で消えていく」。

    情報過多の時代、でも誰にもそれを止めることができないのなら、その先を超然として待つほかない。

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    2013年04月23日
  • イッツ・オンリー・トーク

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    絲山さんのかく物語はいつも静かでさびしげ。きっともっとドラマチックに描こうと思えば描けるのだけど、淡々としている。その静けさが私はとても好き。わーわー騒ぐクラスメイトたちの背中をぼんやり眺めている、あの感じに似ている。少し村上春樹を思い出した。

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    2013年09月10日
  • 妻の超然

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    見た目超然としているようであっても心の中はそりゃあ、バタバタしてるもんなんだな…
    人は愚かでそして強がり。
    だからいとしい。

    最後の「作家の超然」は作者の思いが強くあらわれているね。

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    2013年04月07日
  • 絲的サバイバル

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    一人キャンプをするエッセイ。

    絲山さんやっぱり面白い人だ。
    ひとりキャンプはなかなかハードル高いけども
    ひとりでまたどっか行こうかな。

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    2013年03月24日
  • 絲的メイソウ

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    久々エッセイ。

    絲山さんだから。

    思ったとおりの人だったけど
    本を読まないのはちょっと意外かな。

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    2013年03月16日
  • 妻の超然

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    「そうやっていつまでも超然としてればいいよ。私は、もう合わせられないけど」とは帯文。
    帯読んだ時は言う側で思っていたのに、読み通した後は完全に言われる側の心地だった。
    そういう視点の転換が、純粋に、本読みの楽しさ。
    絲山さんの小説が本当に好き。
    3編入った中編集なんだけど、ひとつ読むごとにこの本の良さが上がって行く気がした。「作家の超然」が1番。

    物語の後ろに作家の物凄く大きな引き出しが透けて見える。
    がさがさと取り出される色々を、小皿みたいな自分のキャパシティで受け止める感じ。
    これまでに読んだ物語が、芋づる式に(ほんとにじゃがいもを掘り起こすみたいに)想起されて、楽しくなった。

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    2013年03月01日
  • ラジ&ピース

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    東京で生まれ育ちながら東京嫌いのラジオDJ、野枝。仙台でDJをした後、思い立って群馬のラジオDJに。医者らしくない医者の沢音、リスナーである「恐妻センター前橋」、群馬・高崎でのいくつかの出会いの中で美丈夫(本当の名前は忘れたらしいが)という過去にいた唯一の彼氏の存在も徐々に薄まり、今の自分を受け入れられるようになっていく…。
    何かに雁字搦めにされたように精神の殻に閉じこもっていた野枝が、群馬の街(高崎だったり前橋だったり)や群馬の人々の等身大の姿に感化され、次第に凝り固まったものが溶けていく感じ、なんだかスゥーっとする。
    絲山作品には妙な男っぽさがある。この小説の主人公は女なんだけど、とことん

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    2013年01月22日
  • ラジ&ピース

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    人と人の距離感がいい感じ。読んでて心地良いのは、作者と登場人物との距離感も同じように保たれているから、かな?

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    2013年01月26日
  • エスケイプ/アブセント

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    あぁーこの軽い感じ。けど重い感じ。なんか矛盾した感じ。このメンドくさい感じ、自分とダブります(別に自分は活動家でもなけりゃ左翼でもないんだけど)。
    「元」左翼活動家である正臣が、妹の家に転がり込んで「マトモな」生活を送る(送ろうとする)までの間に訪れた京都で過ごす1週間程の出来事。
    左翼的思想だって、何かすごいものに思われたレコードだって、気が付けばなんてこともないものだった。ポケットに入れた「自由」も結局あっさり割れちゃったし。番ちゃんにとっての「神」だって、所詮はコスプレ、後付けの信仰。でも案外そういうものなのかも。世の中なんて全て茶番劇。それでも自分なりの意味付けをして生きていくしかない

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    2012年12月24日
  • 絲的サバイバル

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    絲山秋子の絲的サバイバルを読みました。
    絲山秋子が高崎の近場で一人キャンプを行い、その経緯をエッセイに書くという企画のエッセイ集でした。

    出不精なkonnokとしては、キャンプの話はピンと来ない内容でした。

    しかし、絲的メイソウと同じような、新鮮なレタスのサラダのようなシャキシャキした歯切れの良い文章を楽しみました。

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    2012年12月05日
  • 絲的サバイバル

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    絲山さんの、主に群馬での1人キャンプの様子を綴ったエッセイ集。

    楽しそうだなー。
    群馬に行ってみたくなる。

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    2012年11月25日
  • ラジ&ピース

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    装丁の爽やかさをあっさりと裏切るエッジの効き具合。
    一見冷めている様でいて、どこか温かい独特の雰囲気。
    突き抜けた突き放し加減?に思わず噴き出してしまったり。
    人との距離感てほんと難しい。

    業界の裏話やリスナーとのやりとり、ローカルネタも面白かったです。
    読後感よろしいです。

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    2012年08月03日
  • 末裔

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    「鍵穴はどこにもなかった。」
    この一文から始まる。
    安部公房の路線だろうかと首を傾げつつ読み進めるに、個人とか、家族とか、親族、先祖、遂には日本にまで至ってしまった。
    そして至るも、日常へと戻ってゆく。
    一つ一つの物事を昇華させ、残りも昇華へ導いていく。
    なんとも不思議な感覚に陥る。

    もう一度、じっくりと読み返そう。

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    2012年07月05日
  • 末裔

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    富井省三、乙。

    不思議な話だったなー。
    自宅ドアの鍵穴がなくなるなんて。

    早く起きなきゃいけないのに、読むのをやめられず一気読み。

    ビビりの自分にはちょっと怖くて、
    ちょっととっ散らかってて、でもホッとして、高揚感もあって。

    やっぱり絲山さんが好きだ。

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    2012年06月24日
  • ラジ&ピース

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    ネタバレ

    自分で捨てておいて、
    それなのに気づけば焦がれて
    奪われていたりする。

    我を通すのも、力むのも大変。

    とじこもるのは簡単。
    でも少しだけひらいてみると、
    なんだか気持ち良い。

    昨日と同じ景色なのに、晴々していたりする。

    「ラジ&ピース」
    「うつくすま ふぐすま」
    の二編が収められています。

    自意識とコンプレックスを盾に、
    世界とフィルターを通して向き合う野枝。
    ラジオのパーソナリティを田舎でしている野枝。
    そこに優しい姉さんみたいな女医の沢音が加わり。

    あいつもこいつも厭になる。
    触らないで、近寄らないで、悪意や打算しかないから。
    そーゆーの面倒だから。

    誰でも持っている感情を少

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    2013年11月25日
  • 末裔

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    現実と空想の境界がはっきりしていないのが逆に心地よい。
    20年後の不安がチョットだけ解消?
    携帯電話の赤外線通信を宇宙人の性交と表現、最高。

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    2012年05月24日