エスケイプ/アブセント

エスケイプ/アブセント

小説・文芸
396円 (税込)

1pt

闘争と潜伏に明け暮れ、気がついたら二十年。活動家のおれも今や40歳。長い悪夢からようやく目覚めるが、まだ人生はたっぷり残っている。導かれるように向った京都で、おれは怪しげな神父・バンジャマンと出会い、長屋の教会に居候をはじめた。信じられるものは何もない。あるのは小さな自由だけ。あいつの不在を探しながら、おれは必死に生きてみる。共に響きあう二編を収めた傑作。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    エスケイプ/アブセント
  • タイトルID
    :
    195131
  • ページ数
    :
    145ページ
  • 電子版発売日
    :
    2013年01月11日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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エスケイプ/アブセント のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    相対する双子の兄弟がそれぞれ主人公の二編。自由でいながら、挫折に影を潜めて生きる中年男の切なさが、軽く明るく描かれている。二編が構成から響き合っているので、短いながらも印象がしっかり残る名著。

    0
    2015年03月22日

    Posted by ブクログ

    久々に面白いと思える本でした。主人公視点の文体や、キャラクター設定も新鮮。いい加減なやつらなのに、嫌いになれない登場人物たちで、頑張れよって応援したくなります。最後はキュンとなりました。

    0
    2010年07月24日

    Posted by ブクログ

    2006年に40歳で左翼運動のセクトを辞めた男の、再出発までの束の間の休暇の日々…と書くと重々しかったり深刻ぶった話かと思うけど、解説の高橋源一郎が言う通り軽い軽い。
    しかも嫌な軽さじゃない。
    ピカソとかめちゃくちゃ絵が上手い芸術家が描くデッサンみたいな、肩の力を抜いて心地良い気分になれるような語り口。
    今まで自分が身を置いていた思想集団も、出会った宗教も、神様も、怪しい神父も、いろんなものを断罪することなく、足取り軽く次の人生のステージに行こうとしている主人公の様子が爽やかでいいなと思った。

    0
    2026年09月17日

    Posted by ブクログ

    これもよかったな~。京都へ少しの間逃亡する、元・活動家の男の語り。どうしてこんなにどこの方言も自然なんだろう?
    祈りの描写が良かった。手紙みたいな、もっと言えばメールみたいな。

    0
    2023年08月26日

    Posted by ブクログ

    ふわふわと、テキトーに、ラクに、諦めながら、なんとなく浮き草みたいに生きてる。
    それは、もう燃やし尽くしちゃったからなのか、もともと燃料が無いだけなのか…。
    でも、どことなく、確実に寂しい。
    捉えようもない寂しさに包まれた二篇。

    0
    2018年10月15日

    Posted by ブクログ

    あいも変わらず良く分からん中身だなあ。
    しょうもないことを淡々と書き連ねってる。
    絲山さんは何を言いたいのだろうか。

    0
    2013年05月31日

    Posted by ブクログ

    あぁーこの軽い感じ。けど重い感じ。なんか矛盾した感じ。このメンドくさい感じ、自分とダブります(別に自分は活動家でもなけりゃ左翼でもないんだけど)。
    「元」左翼活動家である正臣が、妹の家に転がり込んで「マトモな」生活を送る(送ろうとする)までの間に訪れた京都で過ごす1週間程の出来事。
    左翼的思想だって、何かすごいものに思われたレコードだって、気が付けばなんてこともないものだった。ポケットに入れた「自由」も結局あっさり割れちゃったし。番ちゃんにとっての「神」だって、所詮はコスプレ、後付けの信仰。でも案外そういうものなのかも。世の中なんて全て茶番劇。それでも自分なりの意味付けをして生きていくしかないのだ。

    0
    2012年12月24日

    Posted by ブクログ

    ロックなんだな。男臭い。
    やっぱり大好きだ、絲山秋子。元職業革命家と京都の街。エトランゼの目線で濃密な街の匂いを嗅ぎ分ける本能に脱帽。

    0
    2011年01月15日

    Posted by ブクログ

    もうこの絲山さんの作品って、文学の超最先端、って思った。
    極限まで究極まで研ぎ澄ました、文学。

    酸いも甘いも、喜怒哀楽も、個人も社会も、欲望も無碍も、生も死も、
    全部感覚として分かっていて、最短でそれを表現している、気がする。

    生まれて初めて、サイン会なるものに行ってしまった。。
    今、世界で一番逢いたい人、に逢えた歓び。
    緊張しすぎて、頭が真っ白、口が渇きまくり。

    絲山さんの作品で最も好きな「海の仙人」にサインをいただいた。
    あぁ、一緒に酒が飲みてぇ~な~。

    0
    2010年05月30日

    Posted by ブクログ

    評価が分かれる作品だろうなぁ。

    文体が軽くて、すぐに読み終わってしまうので、何コレ?これで終わり?と呆気にとられる方もいるかもしれません。男性目線で書こうとしているので、多少無理があるかなと感じる個所もありましたが、そういうのを抜きにして、ストーリーの雰囲気がとてもおもしろい。雰囲気と軽妙な文章だけで読ませるというか。

    神父のコスプレ、いいじゃない。

    日々、生きることこそ革命です。

    0
    2011年04月03日

エスケイプ/アブセント の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    エスケイプ/アブセント
  • タイトルID
    :
    195131
  • ページ数
    :
    145ページ
  • 電子版発売日
    :
    2013年01月11日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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