小野塚カホリのレビュー一覧
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匿名
ネタバレ 購入済みゾクゾクするのが楽しみ
独特なストーリー展開が魅力的な小野塚カホリ先生の作品。
ラブラブなハッピーエンドとか、王道ものからは外れた異彩。
いつも、どんなゾクゾクがあるのか楽しみに読んでいる。
どの短編も面白かったけど、、、
「ぼくはね」
ふたなりの編では、胸があるの描写は初めてだ。
正直〜主人公に、胸がある描写は好きではないなぁ〜。
けど、男でも女でも無い、子供を作る事もできない、産む事もできない。
そんな存在の藤本。
数奇な人生を歩んでいた彼は、ただ愛されたかったのね。
「虜囚」
丸々1冊で読みたかったな。
これは、完全に壊れている・・・国崎。
とても、面白かったです。 -
Posted by ブクログ
欲望は立ったまま眠っている――個人的には、さらっと流せるお話だなと。全然ハッピーエンドではないんだけど、珍しく誰も傷つかず(入院はしたが)明るく終わってくれている作品。
僕はひた走る――青春!初体験を大事にしろよ、少年たち。ネコチャンが美人で薄幸そうでちょう好み。清々しいラスト。晩ご飯と同じくらい、遠くから確かな、幸せの匂いがする。
息もすんじゃねえよ――このふたり、せんせい大好きなんだろうなー!キャラの描き方が漫画的というか。パッキリした、すぐ再現可能なキャラだなと。小野塚氏のキャラクターたちは、小説的に(曖昧な全体像と魅力的な部位によって)描かれることが多いので。でもって私は晃司のねーちゃ -
Posted by ブクログ
「少年」の美しさを描かせたら、彼女の右に出るものはいない。
彼女の描く青年も老人も女性も、もちろん好きだけれど。
「少年」の切なさ、儚さ、焦燥感。やっぱり、違うなあ。
彼女自身が、すごく少年に憧れを抱いているんじゃないかな。
(お子さんはいたっけ・・・?)
こんな唯一無二の冒険ができる、「少年」になりたかった。
らしゃめん――エログロとゆうのはその名の通り穢らわしさが美しさに勝る世界だと思うのだが、これは美しさが僅差で勝ったエログロ作品だと思う。「愛してる」って何だろう。
ココナッツ・アイス――近親相姦てナイよなあと思うのだけれどウチは父親の血でふたりとも酒癖が悪いのでアルコールが入ったら判