小野塚カホリのレビュー一覧

  • こうして猫は愛をむさぼる。

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    最近の小野塚作品ですなァ。
    さわやか。
    (そうか原作付きか。それにしては違和感なく読めました。)
    きみの手を取り、海へ逃げようが青春ぽくて良かったです。切なさやどきどきはないけれど。穏やかで。

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    2010年02月19日
  • NICO SAYS ―ニコセッズセレクション―

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    表題作がやっぱり一際心惹かれる。
    好き嫌いが分かれそうだけど。
    素っ気なくないニコが素敵にうつる。

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    2010年01月15日
  • 虜囚

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    猟奇的で血も涙も無く、まさに特高の申し子といった男、国崎は無自覚で左翼思考の作家、白井蓮司に恋心を抱いていた。
    恋心と呼ぶには幼稚な、その感情の意味がわからずに持て余す国崎は、冤罪を主張する白井を殴りいたぶりながら、己の感情の赴くままに振舞う。
    笑顔がみたいのにそれを言葉にできず、する事を知らない不器用な国崎は欲しいものが手に入らなくて駄々をこねる未熟な子供のように見えた。
    誰か国崎にその執着する思いの意味を、教えてあげられる人が見つかればいい。
    「その人が欲しいとはどういうことなのか」
    あとがきで作者が語った言葉にも深く考えさせられる。

    他2編の短編集。「ぼくはね。」もいい話。
    BLでふた

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    2009年10月04日
  • 花

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    4編からなるオムニバス形式のコミックス。
    オススメは昭和初期、戦時中の2人の青年の姿を描いた『花』
    一方は、いつかは日本人になれると信じた独逸と日本の混血の青年。髪の色も眼の色も日本人には程遠い。
    もう一方は軍人一家の暴君で次男坊。

    一方はお国の為に戦いたいのに混血の身の為それが叶わず、
    もう一方は国のために何ざ働きたくないという。
    この主人である透がもう、ドSである。そりゃもう気持いいくらいに。
    主従関係の字の如く主×従を地でいくこのお話は私の大好物である年下攻めである。
    自由奔放で意地の悪い透に、嫌がりつつも逆らえない旭。
    そんな歪んだ主従関係がとても小野塚カホリらしい。

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    2009年10月04日
  • LOGOS

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    小野塚さんだいすきだーーーーー!
    BL・NL・GL、ソフトからハードまで。
    年の差カポーでも近親相姦でもなんでもアリな素敵漫画家さんです。
    LOGOSはBL短編集。短編なのに表題作は切なくて泣ける。

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    2009年10月04日
  • 釦

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    スタハノフ運動がなんかよくわからないけどすっごく好きです。表題作、「釦」は当時15歳の私には衝撃的すぎた。びっくりした。

    小野塚カホリ、BLものも持っててそれはまあこのひとの描く男の顔ってなんかこう、甘くて女子はみんな好きだろうよ!って感じで話もすきだけど、女の子を描いてる作品のが好きです。つか女の子かわいー。

    それはさておき買うならぜひ宝島社版で。でも絶版?ぜったい表紙あっちのが良かった!

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    2009年10月04日
  • 美少年

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    女以上に女であり、又、そうあろうとした、女舞の名手と、朴念仁の「私」 こと一青年の悲戀。原作は団鬼六の私小説(SM要素含有)
    実は、小野塚作品でこれが一等お氣に入り。

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    2009年10月04日
  • こうして猫は愛をむさぼる。

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    表題作があんまりにも面白すぎた・・・!何事にも無頓着だった女の子が「どうしたらあの人の時間全部もらえる?」って言っちゃうんだよ!これが恋だ、ね。コマ割も最高に話を引き立てるし。なにより相手の男の子がむちゃくちゃ可愛い。
    小野塚先生の男の子は絶対に女の子を幸せになんかしてくれないのに女の子をたぶらかすのが上手いから困ってしまう。しかも多くの場合男の子に罪の意識なんて無いから余計に手に負えない。

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    2010年03月14日
  • 深夜少年

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    つくづく、この人でなければ描けない漫画だよなぁ、と思います。1コマ1コマの絵にハッと惹きつけられ、台詞も大変印象的なものが多いです。10代の時に小野塚さんの作品に出会えて、本当に良かった。

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    2009年10月04日
  • 花

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    はじめて買った読んだ小野塚さんの本。裏表紙の「僕の瞳はヘイゼル〜」という文言に惹かれて衝動的にレジへ。中身の確認はしなかった模様。

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    2009年10月07日
  • 深夜少年

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    よく授業中にこれ読んでたなとか思う。女子らは回し読みしてたけど男子らには脅威だったんじゃなかろうか。

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    2009年10月04日
  • 美少年

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    団鬼六原作を小野塚カホリさんがコミックス化。カホリさんの画風・表現に時代背景も合わさり、何か時代の匂いと言うかお香の様な淫靡な香りが紙面から匂い立った気がしました。

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    2009年10月04日
  • 花

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    伸ばされ、重なる腕、その骨格。
    ジャケ買いして初めてヅッカ作品に触れました。出会えて良かった。
    痛みや感動や意味合いが、ぶわっっと即座にストレートにクル。難解でなく、かといって軽くなく、いい意味で小野塚作品らしくない。一番好きな本です。
    ぞわぞわぞわっと、指先が痛くなる。

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    2010年04月14日
  • LOGOS

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    小野塚作品のBLをただの「ホモ漫画」で片付けないで欲しい。そのへんの男女の恋愛漫画より余程切なく、痛々しい。

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    2009年10月04日
  • ゆびのわものがたり (1)

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    「ありがとうな、全部を俺にくれて」
    例え愛してはもらえなくても、好きな人にこう言ってもらえたら、その気持ちは報われたって言えると思う。

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    2009年10月04日
  • LOGOS

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    エロいし同性愛ものなんですけど、そんな理由で毛嫌いしているだけの食わず嫌いさんなら、この人の漫画は絶対に読んどいた方がイイと思います。世界観がすごい。短編集なんですけど、LOGOSとかちょっと映画っぽい雰囲気で好きです。文学的でもあり、なかなか重いですが切なくて、やっぱ小野塚さんはすごいなぁと思います。雰囲気がすごくカッコいい。ヴィレヴァンによくありますね。すごくオシャレ。

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    2009年10月04日
  • 花

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    ピアスの小野塚コミックスで一番好き。収録作品全部好きです。なかでも「キャラコリ デュ ネギュス」がいちばん好き。

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    2009年10月04日
  • 深夜少年

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    小野塚コミックスで一番甘いかも。そこが好きです。というわけで、「息もすんじゃねえよ」と「深夜少年」が好き。

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    2009年10月04日
  • LOGOS

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    小野塚さんのまんがはBLというくくりに入れて欲しくない。ふつうの男女の恋愛モノをメインで描かれてますが同性愛の作品の方がものすごい世界観を持って心臓にガーンときます。とくにこのLOGOSは名作。

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    2009年10月04日
  • こうして猫は愛をむさぼる。

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    今時の女の子からちょっと変わった女の子まで、
    いろんな女の子の表情が上手く描かれているなあと。
    そんな短編集。
    一番好きなのは本のタイトルにもなっている作品。
    中盤の主人公のセリフが重くのしかかった。
    こんな風に人を愛することができるのか、
    そう考えさせられる。

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    2009年10月04日