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Posted by ブクログ
猟奇的で血も涙も無く、まさに特高の申し子といった男、国崎は無自覚で左翼思考の作家、白井蓮司に恋心を抱いていた。
恋心と呼ぶには幼稚な、その感情の意味がわからずに持て余す国崎は、冤罪を主張する白井を殴りいたぶりながら、己の感情の赴くままに振舞う。
笑顔がみたいのにそれを言葉にできず、する事を知らない不器用な国崎は欲しいものが手に入らなくて駄々をこねる未熟な子供のように見えた。
誰か国崎にその執着する思いの意味を、教えてあげられる人が見つかればいい。
「その人が欲しいとはどういうことなのか」
あとがきで作者が語った言葉にも深く考えさせられる。
他2編の短編集。「ぼくはね。」もいい話。
BLでふた○りってはじめてみた。
匿名
ゾクゾクするのが楽しみ
独特なストーリー展開が魅力的な小野塚カホリ先生の作品。
ラブラブなハッピーエンドとか、王道ものからは外れた異彩。
いつも、どんなゾクゾクがあるのか楽しみに読んでいる。
どの短編も面白かったけど、、、
「ぼくはね」
ふたなりの編では、胸があるの描写は初めてだ。
正直〜主人公に、胸がある描写は好きではないなぁ〜。
けど、男でも女でも無い、子供を作る事もできない、産む事もできない。
そんな存在の藤本。
数奇な人生を歩んでいた彼は、ただ愛されたかったのね。
「虜囚」
丸々1冊で読みたかったな。
これは、完全に壊れている・・・国崎。
とても、面白かったです。
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