【感想・ネタバレ】LOGOSのレビュー

あらすじ

1973年・夏ボクらは・・・。鮮烈な陽射しの中にきらめく少年たちの絶望と希望。小野塚カホリの異端傑作。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

他の作品ももちろん素晴らしいが何と言っても表題作が素晴らしい。
自由と孤独と愛と絶望。美しくて哀しい。

0
2011年03月04日

Posted by ブクログ

LOGOSを最初読んだ時は衝撃だった。鮮烈と狂気と、儚さ。小野塚の魅力というか毒気というか、ギュっと詰まってる。

0
2011年04月11日

Posted by ブクログ

「少年」の美しさを描かせたら、彼女の右に出るものはいない。
彼女の描く青年も老人も女性も、もちろん好きだけれど。
「少年」の切なさ、儚さ、焦燥感。やっぱり、違うなあ。
彼女自身が、すごく少年に憧れを抱いているんじゃないかな。
(お子さんはいたっけ・・・?)
こんな唯一無二の冒険ができる、「少年」になりたかった。

らしゃめん――エログロとゆうのはその名の通り穢らわしさが美しさに勝る世界だと思うのだが、これは美しさが僅差で勝ったエログロ作品だと思う。「愛してる」って何だろう。
ココナッツ・アイス――近親相姦てナイよなあと思うのだけれどウチは父親の血でふたりとも酒癖が悪いのでアルコールが入ったら判らないがそこには対象への性愛はなくって単に異性器への執着だけでこの話とは違うっていうか何言ってんだ?って感じに話をうやむやにしたいくらい近親相姦てデリケートな問題だと思います。最後のばーちゃんの言葉が大変すてきですね。
ソレは至極当然のこと――エキセントリックなかんじで。普通の恋愛まんがなんだけれど、(じゃあ言えよ!言わなきゃ伝わんないよ!)てことをひとりねちねち考えてたりして。そんで爆発しちゃったりして。少女まんがだと言葉にしなくても何となくお互い好きだったりするので、それより万倍リアルですよね。
LOGOS――ラスト。切なく、呆気なく、やるせなく、清々しい。少年の美しさ、儚さ。好きすぎて転げ回る。
REAL――死んだ親友。もしかしたら恋人よりも身近なその存在へ、近付こうとしたら今よりも離れてしまう。近付く動機の「欲望」、そんな自分を「汚い」と苦しむようなひとだから好きになったのかなあと思います。人間愛を描いた短歌の傑作という感じ。

0
2010年07月13日

Posted by ブクログ

わ……私の求めていた作品がここに……! と思った作品。
1970年代、14歳の少年たちが犯した罪と、その結末。
最後のモノローグで鳥肌が立ちました。
墓の中に持っていきたいぐらい、影響を与えられた作品です。

LOGOSの他、阿片に溺れた少年の「らしゃめん」、記憶が長続きしない双子の兄と弟の「ココナッツアイス」、美大生の物語「ソレは至極当然のコト」も面白かった。
私はらしゃめんが好きです。
どれも余韻の残るような話だったのが良かった。
私がすっきりハッピーエンドよりも、バッドエンドが好きなせいもあるけれど……(バッドエンドではないです)

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

小野塚さんだいすきだーーーーー!
BL・NL・GL、ソフトからハードまで。
年の差カポーでも近親相姦でもなんでもアリな素敵漫画家さんです。
LOGOSはBL短編集。短編なのに表題作は切なくて泣ける。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

小野塚作品のBLをただの「ホモ漫画」で片付けないで欲しい。そのへんの男女の恋愛漫画より余程切なく、痛々しい。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

エロいし同性愛ものなんですけど、そんな理由で毛嫌いしているだけの食わず嫌いさんなら、この人の漫画は絶対に読んどいた方がイイと思います。世界観がすごい。短編集なんですけど、LOGOSとかちょっと映画っぽい雰囲気で好きです。文学的でもあり、なかなか重いですが切なくて、やっぱ小野塚さんはすごいなぁと思います。雰囲気がすごくカッコいい。ヴィレヴァンによくありますね。すごくオシャレ。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

小野塚さんのまんがはBLというくくりに入れて欲しくない。ふつうの男女の恋愛モノをメインで描かれてますが同性愛の作品の方がものすごい世界観を持って心臓にガーンときます。とくにこのLOGOSは名作。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

暗い気持ちになります。こんな悲恋あっていいのか。゚(゚´Д`゚)゚。
最後のお話がオススメ。泣きそうんなった。
ギャイギャイ五月蝿い婦女子にはこれを見せましょう。
欝になりますw

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

ホモに抵抗ない人にはぜひ読んでもらいたい。表題作がほんとにいい。何度読んだかわからないくらい読んだ。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

痛さと刹那さを、これでもかと云うほど痛感させられました。

報われない恋愛系。‥好みです。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

私の一番好きな漫画家さんです。心に響く作品です。このLOGOSは少年愛と申しましょうか、非常にストイックな扇情的な感じがする作品です。考えさせられる・・・人間の汚いところをとてもきれいに描かれている作品だと思います。
ボーイズラブなので苦手な人はダメかな?でも描写が濃くはないので平気かも・・・・。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ふとした拍子にこのふたりのことを思い出すときがある。
今日観た映画でまた思い出したので、今さらながらコメント書きました…

0
2023年06月25日

Posted by ブクログ

夏の閉塞感がすきということを思い出す。
ともだちをしんじるって、この頃はそれだけで人生生きられるものだったと思い出すしかなくなってしまったいまがすこしかなしい、かな。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

短編集。表紙タイトルとらしゃんめが好きです。
ハッピーエンド派な私ですが、小野塚さんの作品は受け入れられる!!!軽いBLなんかじゃない!!!!!

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

小野塚カホリBL短編集。
入っている話全部好きですが、「らしゃめん」が一番好き。
壊れていく自分、見つけ出そうとする本気。
「I LOVE YOUの意味は何?」という、最後の言葉が何か好き。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

この人の描く長い手足、スレンダーな体型が好きです。最初の頃は世界観がよくわからなかったけど、年齢を重ねるごとに色々感じ、得るものが沢山でてきました。たまにフと読みたくなる漫画です。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

「よしてくれよ。そんな目で見んじゃねえよ!
 ごめんなんて言われたかねぇよ」

《カテゴリー→男男、中学生、幼馴染、兄弟、親友、異人同士》
とにかく表題作。表題作のために買って損はないです(断言)
少年たちの最初で最後の夏の冒険。
あの夏のオーガニズムが少年を大人にし、生きながらえさせる。

0
2009年10月04日

「BLマンガ」ランキング