ひびき玲音のレビュー一覧

  • マリア様がみてる10 レイニーブルー

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    「マリみて」第10巻。

    「雨降って地固まる」第一部。(多分)
    初夏の梅雨シーズン。天気の晴れないじめじめとした季節に合わせてか、山百合会の人間模様も不安定な様相。乃梨子を"妹"に迎えることに決心がつかない志摩子、令に剣道部に入部することを反対されて憤慨する由乃、祥子に遊園地デートの約束を何度も反故にされた挙句、一年生の瞳子との親しい関係を見せつけられて疑心暗鬼に陥る祐巳。彼女らは立ちはだかる問題を乗り越え、新たに"絆"を深めることができるのか―――。

    本巻で「志摩子×乃梨子」と「令×由乃」は解決。
    次巻は「祥子×祐巳」の解決編。(多分)

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    2020年10月13日
  • マリア様がみてる9 チェリーブロッサム

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    「マリみて」第9巻。

    前巻で3年生が卒業し、今巻から新年度が始まる。祐巳ら1・2年生は1学年進級し、それぞれの立場も"薔薇さまのつぼみ"は"薔薇さま"へ、"薔薇さまのつぼみの妹"は"薔薇さまのつぼみ"へ変化している。

    本巻の目玉は、なんといっても新1年生=新キャラクターの登場だろう。一人は、仏像愛好少女・二条乃梨子。もう一人は、小悪魔系(?)お嬢様・松平瞳子。両名とも、祐巳ら既出キャラとはまた違った魅力を見せてくれており、新しいスタートを切った「マリみて」の世界を盛り上げてくれそうだ。特に、掻き乱し役になりそう

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    2020年10月08日
  • マリア様がみてる8 いとしき歳月(後編)

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    「マリみて」第8巻。

    本書は、"薔薇さま"である蓉子、聖、江利子ら3年生の卒業を描く「will」、「いつしか年も」と、聖と志摩子の出会いから"姉妹"になるまでを描く「片手だけつないで」が収録されている。

    ついに迎えた卒業式。これは"別れ"なんかじゃない。約束をしなくても、きっとまた再会する。この学び舎で結んだ確かな絆があるから。だから「さよなら」は言わない。いつもどおり「じゃあね」と言って帰るだけ――――。

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    2020年10月03日
  • マリア様がみてる7 いとしき歳月(前編)

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    「マリみて」第7巻。

    "黄薔薇さま"の不純異性交遊(?)疑惑を発端とする騒動を描いた『黄薔薇まっしぐら』。卒業前に"つぼみ"主催で学園行事として開催される「三年生を送る会」と、山百合会の身内で開催される「"薔薇さま"を送る会」に大忙しの祐巳ら二年生以下の山百合会メンバーを描いた『いと忙し日日』。本書には、卒業目前の時期を描いたこれら2編が収録されている。

    次巻はいよいよ卒業式。現"薔薇さま"らが学園を去ってしまうのは寂しい反面、代替わりした新しい日常が見られるのは楽しみ。さて、現"薔薇さま"

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    2020年09月28日
  • マリア様がみてる3 いばらの森

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    「マリみて」第3巻。

    本書では、リリアン女学園を舞台にしたと思われる二人の少女の禁断の恋を描いた小説が、"白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)"によって彼女自身の体験に基づいて書かれたものではないかとの噂について、祐巳と由乃(あと保護者として令)が、真相を探る話が描かれている。

    あとがきでも書かれているように、真相を探る前半「いばらの森」がいつもの「マリみて」で、後半「白き花びら」は"白薔薇さま"の過去を描く少しシリアスなお話。

    前巻で手術を乗り越え、本来の彼女を取り戻した由乃のイケイケっぷりが輝いている。祐巳と由乃は良いコンビになりそうなので、次巻以

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    2020年09月15日
  • マリア様がみてる17 チャオ ソレッラ!

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    修学旅行編


    ゆみたちと一緒に、ローマ、フィレンツェを旅している
    気分を味わえる一冊


    旅のワクワクやソワソワや
    お姉さまと会えない寂しさや
    ちょっとしたセンチメンタル。


    静さまの登場も素敵

    サトーセイさまの発言を繰り返す謎のインコのくだりも
    面白い(=´∀`)

    でも、ちょっと旅情報多すぎかな?
    ガイドブック読んでるような気にもなった(^^;;

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    2019年10月29日
  • マリア様がみてる16 バラエティギフト

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    奇跡の話が未だに理解できないなぁ、と。
    でも江利子さまのメッセージや、それを渡した江利子の気持ちなど描かれていてとても楽しめました。

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    2019年09月16日
  • マリア様がみてる14 涼風さつさつ

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    この話が元となったシェルシェがすごく好き。
    イメージというか、、、勝手な身勝手な憧れって時に怖いことなのなりかねないよね。

    でもパンダのぬいぐるみ着せられてとか推理研のところはなんかモヤっとしたかな。

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    2019年06月20日
  • マリア様がみてる13 真夏の一ページ

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    あー、なんで朝から会っちゃうの?なんで言っちゃうの!?

    って思っちゃった。アニメでは描かれてなかった美奈子さんの存在とかタクヤ君には驚かされたなぁ。

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    2019年06月12日
  • マリア様がみてる12 子羊たちの休暇

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    やっぱり最後はいいね。ひいおばあさまに山百合を渡すところと、「来年もまた遊びに来て」とおばあさまがおっしゃったところでウルっとしちゃいました。伝わる人には想いは伝わるし、やっぱり悪い企みをしてる人には伝わらない。

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    2019年06月12日
  • マリア様がみてる11 パラソルをさして

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    アニメでは描かれてなかった蓉子さまが祐巳を呼びにきた理由がわかってスッキリ!
    でもやっぱり言葉で伝えたいことは伝えないと駄目なんだな、と思いました。

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    2019年06月12日
  • マリア様がみてる10 レイニーブルー

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    なんといってもレイニーブルーは私の中で悲しい話の一つ。
    すれ違いってこういうことで始めるんだなぁ、と。
    完結せずに気になる終わり方で終わっちゃいました。

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    2019年06月12日
  • マリア様がみてる9 チェリーブロッサム

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    新章突入。新入生の登場。
    なんていうか、やっぱり聖さまと志摩子さんの関係が大好きなだけに乃梨子の存在が受けた入れられなくてなかなかページが進みませんでした。

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    2019年06月12日
  • マリア様がみてる37 フェアウェル ブーケ

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    10年ぶりくらいに読むマリみて。
    これが最後だと思うと、中々もったいなくて読めなかったのですが何故かこのタイミングで読んじゃいました。
    といってもお馴染みのバラエティギフトスタイルなので祐巳や志摩子さんや由乃、その妹たちがでてくるのはほんのちょっぴり。
    でもなつかしかった……!三年松組、山百合会、薔薇の館、ビスケット扉、環境整備委員、ミルクホール、リリアンかわら版……。なつかしワード満載で、ストーリーそっちのけで郷愁に浸ってしまった。
    そして「薬香草茶話」の祥子お姉さま!!相変わらずお麗しくていらっしゃった。ハーブティーをかたむけながらの姉妹の会話が美しすぎてこれぞリリアン。これぞマリア様がみ

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    2018年12月26日
  • マリア様がみてる37 フェアウェル ブーケ

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    ブーケに彩られた一冊。

    ハーブと先生がテーマの番外編。

    続けて読むと、
    あの子がこんな先生になって…
    とか、以前のお話につながっているのがわかる、
    面白いしかけ。

    ハーブ入りクッキーの描写が
    美味しそうすぎて、家にあったクッキーたべました笑笑

    この巻を最後にマリみてはでてないのかな?

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    2021年05月31日
  • マリア様がみてる9 チェリーブロッサム

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    一学年上がり新章突入。
    出だしから主人公である祐巳抜きの視点で始まり、そのまま終わる構成に驚きましたがおなじみの二部構成で、次はキチンと祐巳や馴染みのメンバーによる舞台裏のドタバタが繰り広げられた。
    キャラクターが三人いなくなっただけなのに、物足りなさが溢れるも新たに登場した瞳子と乃梨子、どちらも強烈な個性をこの巻から発揮しており二期も楽しめそう。

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    2015年12月04日
  • マリア様がみてる8 いとしき歳月(後編)

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    ついにシリーズ第一期完結!
    卒業式当日と卒業していく薔薇様がたの出会いを回想していく。ラノベゆえにややボリューム不足で物足りない。白薔薇と志摩子がスールとなる物語も駆け足ぎみに感じてしまった。
    もっとこの八人での物語が読みたかっただけにキャラの進級は嬉しくもあり残念でもありと複雑。

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    2015年10月21日
  • マリア様がみてる7 いとしき歳月(前編)

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    卒業を間近に控えて、黄薔薇様に複数の男の人の影?! 黄薔薇様こと鳥居江利子の男家族の実態が明らかとなった一冊。
    先手必勝がモットーの由乃の《おばあちゃん》だけあってびっくりするくらい積極的で、望む答えではなかったにしろ、惚れた人の近い場所へと突き進んでいく姿は逞しい。
    残り2篇は送別会と江利子と山辺のちょっとした歩み寄りの話。学園全体のものはともかく、薔薇様に限定した内々だけの短いお別れ会はシンミリした作品になるかと思ってたけど、白薔薇様の画策により一気に大笑いの物へと変わった。作中で紅薔薇様も言っているが、キャラの成長が見えてきた。
    次でこの作品の一期が完結とは寂しいかぎり。

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    2015年10月17日
  • マリア様がみてる4 ロサ・カニーナ

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    年が明け三学期が始まると三年生に受験や卒業の影がちらつく。山百合会の薔薇様方も例外なく受験で忙しい様子。
    一二年生はといえば来年度のために生徒会選挙が開催されるというのがシリーズ四巻のメインの様子。
    クラスメイトに薔薇様にかけロサ・カニーナと呼ばれる蟹名静と実質、三人いる生徒会長に来年度はまだ二年生の志摩子が相応しいか否かという選挙でもあるようなのだが……。
    表紙だったり、読者が今回のメインキャラクターだと解釈できる展開なのに志摩子の出番はそう多くない。祐巳、由乃、白薔薇、ロサ・カニーナが志摩子を視野に入れながら展開するが彼女自身、既刊よりちょっと多く喋っているなー程度の出番。
    メインだけど、

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    2015年09月18日
  • マリア様がみてる3 いばらの森

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    紅薔薇、黄薔薇とくれば白薔薇。シリーズ第3巻は白薔薇の過去がテーマとなっていました。とはいえ本編で動きまわるのは主人公の祐巳と黄薔薇の蕾、令と由乃。さすがは先手必勝なだけあり、とりわけ由乃が二人だけでなく物語りも引っ張っていった。
    もしかしたらだけど、祐巳や由乃に話すことで、過去のことだから。彼女は生きているのだからと今以上に進んでいくきっかけにもなっているのかな。

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    2015年09月15日