桜城ややのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ恩田は父に経済人、母に国会議員をもつエリートで自身の会社も成功している、すべてに恵まれた男。自動車事故に遭っても奇跡的に九死に一生を得る。
しかし、無事を祝っているパーティーの会場で「紫」と名乗る謎の美形男性が現れて、自分は死神で、事故死しなかった恩田の魂を回収するためにきた、と告げる。期限内に肉体的に死が訪れなかったり、紫の事を他言したりなど規則を破ると強制回収~つまりキス~をするという。最初は全く信じなかった恩田だが、紫を死神と認めざる得なくなり、紫は恩田のいく先々について回る。しかし、何故かいくらキスしても魂が回収できない~
そこそこ。設定がいろいろあるけれどちょっと都合良すぎる部分もあるかな。ストーリーも先が読めてしまう感もあり。。。
キスも、もっとエロっぽいの希望~σ(^◇^;) もう少し。がんがんキスするんだからww
いろいろなシュチエーション読みたいかな?
小説の中で、少し無駄だなあと思う部分もチラホラある気もする。。。
でもわざわざエーゲ海の海岸まで連れ出したり、海辺でずっと待っていたりとこの辺りは結構好きです。ロマンチック。丁度、ヨーロッパ映画のワンシーンの様な気も。光景がうまく伝わってきますね。上手なのだとおもいます。
最後ハッピーエンドだけれど、悲しい方向で終わるのもいいかなと思ったかな。ちょうどファンタジックに人魚姫的な。。。行き過ぎかな(^^;)
雰囲気好きです。またこの作家さん読もうかな。 -
Posted by ブクログ
【観点別評価】文体☆4、設定☆2、作品としての質☆3、個人的嗜好☆4
【総合評価】ご都合主義な部分が目につくが、中盤以降からラスト手前までが胸に迫る。☆3
成宮さんの文体が個人的にとても好きだというのがまずある。一人称BL小説はあまり得意ではないのだけれど(心がバリタチなので、攻一人称なら攻と同じテンションで受さんを美味しくいただけるが、受一人称だとテンションを何処に持って行けばよいのかわからなくなる)、成宮さんの作品だと受一人称でも攻一人称でもどちらもとてもしっくり馴染む。恐らく文体の湿度が低いせいだろう。語り手がどんなに萌え滾っていようと切なさに震えていようと、読んでいてべたつかない。そしてそんな「語り手が少し距離をおいて語っている」ところによりいっそう滾りや切なさを感じさせる点が本当に上手いし素晴らしいと思う。
で、問題はこの作品。タタリに縁結びと、神様関係で連続リリースしている成宮さん。今作は人間×死神。前二作がコメディーだったので、今回も楽しく読めると思っていたが、出だしがどうも散漫。確かに秘書のくだりなんて笑うところなんだろうけど、なんだかユーモアセンスにもいつものキレがない。序盤を読んでいるときは、正直いって文体の勢いがないなあとがっかりした。
しかし、最後まで読んで納得。語り手がこういうキャラクターでこれこれこうだからこの文体になっているんですね!!!(物凄いネタバレになるから伏せるけど)
で、文体の話。完全な一人称の作品の場合、語り手のキャラクターに文体を合わせるのは重要であり意外と難しい。たとえば男盛りのゴリゴリのヤクザさん(攻)を語り手に据えながら文体がどっかの軟派な高校生みたいだったりするともう萎えるどころの騒ぎではない(以前別の作家さんでそういうのがもごもご)。その点、この作品に関しては、「恩田要」(人間・攻)という実は色々と細かい設定の存在するキャラクターに、このちょっと精彩を欠いた文体(褒めています)はぴたりとハマっている。それはもう本当に。
その文体が本当の意味でハマりだすのは中盤以降。人間と死神という二つの相容れないもの同士が徐々に惹かれあい、それによって破滅の予感と哀愁が色濃くなり始めてから。なのでスロースターターの感は否めないが、二人の感情が互いへ向いてからは涙なしには読めなかった。
突っ込みどころは非常に多い。設定が設定なだけにご都合主義な部分が目立つのも事実。紫(死神・受)の隠れた真実も、もう少し作り込んだ方が心に響いたと思うし、或いはページ数がもっとあれば同じ設定でもより効果的に処理できたんじゃないかなと感じなくもなかったが、やはりそこへ持って行くまでの情報の出し方というか暗示の重ね方が非常に上手い。この設定でこの結末で、それなのにこんなにも読者を泣かせるのは(といってもこんなに泣いたのはたぶん私だけだと思うけど)さすが。この辺は文体の力も大きいと思う。実際読んでいて、まさかのバッドエンド来るんじゃないかって思ったし、そしてそれでもいいかとも思った。トンデモ設定なのに正統派の悲恋物語へと展開していったもので。ラストは甘すぎる気もするが、ここで鬱エンドを持ってこられたら中原一也さんの『淫雨』ばりに心にずっしり残って引きずりそうな作品になったのは確実なので(『淫雨』大好きだけど鬱エンドすぎて再読できない)、これでよかったのかな。
少し話は逸れるが、終盤付近を読んでいて、村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を思い出した。私は「ハードボイルド・ワンダーランド」パート終盤で眼球が流出するんじゃないかと思うほど号泣した人間なので、あれを思い出して泣いたというのも少しあるように思う。もちろん設定も結末も違うのだが、語り手の姿勢や雰囲気が少しだけ似ているような気がした。というわけで、『世界の終り~』の「私」視点で泣いた方は泣けると思う。逆にあれで泣かなかった人は全く泣かないと思う。そんな勝手なことを考えたり。
というわけで、作品としての完成度は前作の方が上なんですが、もう魂が浄化されるんじゃないかってくらい泣いたので何も気にならなくなってしまいました。あ、あと紫が可愛かったです……。 -
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天才ヴァイオリニスト X 天使
かつては天才の名を恣にしたヴァイオリニスト、皓牙の前に突然、文字通り舞い降りてきた清音。皓牙の音色に憧れ続けた天使は、彼に音楽を取り戻して貰うため、ある決意を秘めて来た。だが、事故の絶望から全てを信じなくなった男は、「玩具としてなら傍においてやる」と美しく冷たい瞳で嘲笑い吐き捨てる。恥辱に戦きながらも体を差し出した清音は、熱く爛れる生身の愛撫に蕩け、初めての肉欲に溺れ淫らに啼く。やがて、神との残酷な約束が─! 天刑さえも裂けぬ純真な愛は!?
結構、調教ページが長くない?(笑)
天使だから純真なんだろうけど、
ちょっと攻・皓牙がS過ぎて可愛そうになっちゃったわ。
確かに人を信じられなくなってるのに、
そこへ天使ですって来られてもまったく信じられないかぁ~
でもさぁ天使の清音は本当に清い心だったわ。
皓牙にどんな事をされても耐えて、健気の一言。
あさひさんなのでエロ満載ですが、最後にはホロっとさせられちゃって。
悪魔カップルも出てきたのでワタシ的には良かったかな。 -
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映画監督 X 新人俳優 年下攻
新作映画の主演俳優オーディション会場。最後に現れた皆見悠人を見た瞬間、監督である志貴は『この男に決めた』と思った。皆見は人気モデルとして活躍していたが、演技は経験がないからと、志貴に個人指導を求めてくる。自宅に招いての指導中、突然、皆見は普段の控えめな態度からは想像もできない獣のような激しさで、志貴に襲いかかってくる。その豹変振りに驚く志貴に投げつけられたのは、さらに傲慢で淫らな要求で―。
受・志貴は以前にも同じような新人俳優と付き合っていて、
そのカレの為にとキツク指導して俳優人生を終わられせてしまった
苦い思い出があるので、俳優とは付き合わないと思っていたのに
新人俳優の攻・皆見は志貴が好きで好きで自分を受け入れてもらいたい一心。
でも何か切ないのよね~
大人の愛って何んだろう?
好きだから別れるってのが分かんないわ~
初めの低姿勢だったのとは想像もつかないオレ様の悠人に笑っちゃった。
猫かぶり過ぎなのよね。 -
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ん〜不発だなぁ。。
どーにも釈然としない読後感。佐伯目線なので彼の心情は読み取れるけど緒方の感情が全く不透明(ってか緒方ってキャラが不透明)。嫉妬深い執着攻め的な印象にしたかったんでしょうか?佐伯と高橋が訳ありでキスした時に随分乱暴で子供染みた無神経な態度を取ったこと佐伯に同情しちゃう。さらにそれに対しての謝罪が薄かったし、、愛情が感じられなかったなぁ。佐伯も緒方のどこがイイのさ?って感じ。昔は尖ってたって割に、こと緒方に関してはエラい乙女で健気だしね(笑)付き合い進んでるのに延々敬語ってのも居心地悪かった。なんか全体的にモヤモヤっとしたままです。
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購入済み
売れてるランキング見て
じゃ面白いんだろーとサンプルもそこそこに購入。先日読んだ成宮さんの作品は申し訳ないけどイマイチで、本作もイマイチでした(笑)佐伯と緒方が惹かれ合う感が伝わってこなかったのと日常生活ぶりの淡々とした展開が無駄に長くて前半ちょっと飽きました。タチxタチの2人の絡みと佐伯が事件に巻き込まれる件は良かったんですけどねぇ。続編で盛り返すかなー。。