桜城ややのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
34歳にして部長職のエリート商社マン知章×その元妻の再婚相手である29歳英司。
知章が亡き元妻の子供を引き取りたいがために、英司のもとへ乗り込むのですが、拒絶され弁護士の提案で試験同居することに。英司は知章に対して容赦なく冷たい態度だし、実子であるはずの織斗も警戒して懐かないし、前途多難です。
知章が仕事一筋の家庭を顧みない男なので、家族の情に疎すぎるのが難点。その上かっこつけで調子のいいところもあるので、英司の信頼をなかなか勝ちとることができないんです。
それでも、家庭的で本気で織斗のことを愛している英司とともに暮らすうちに、知章の考え方もどんどん変わっていきます。
始めのうちは恐る恐るで、見当違いだった織斗へのかかわり方が、いつの間にかうちとけているのも微笑ましかったし、英司への気持も急速に変化していくのも自然で頷けました。おいしいご飯に可愛いデコ弁が作れる英司は最強の主夫です。
前半は子供をめぐっての、ちょっとほのぼのとした攻防戦に笑ったり、じーんときたり。子供の描写もかわいらしさ、生意気さが自然でリアルです。
でも、後半になると英司の隠されたもう一つの顔がメインになり、元妻との関係も事実がわかって、話は色っぽい方向へ。知章はかなりの衝撃を受けます。意外に奔放な男関係を過ごしてきた英司に、元妻の再婚相手ではなく別の目で意識してしまう知章です。
最初は子供をめぐっての攻防で知章は強引だし、英司はツンツンだし、色っぽい話には遠かったんですが、英司のトラブルからはぐっと二人の距離が近づいていき、とてもいい雰囲気に。ただ、エロ的にはそれほど萌えがなかったのが残念。英司に色気がありすぎたのが引っかかってしまたのかも…急に知章に対する目線がデレたような気がして。
でも、男夫婦の話としてはすごく面白かった。
社会的な体裁を気にして調子ばかりよかった知章のイメージが、話の展開につれて良くなっていき、英司や織斗にとって頼もしいお父さんになりそうな予感があって、いいラストでした。 -
Posted by ブクログ
真面目そうな公務員・緒方×工事現場のお兄ちゃん・佐伯。あとがきによると羊の皮と被った狼×自分のことを狼だと思っている羊、というコンセプトらしい。まあ、そんな感じだったw
プロローグ部分、8割ぐらい読み進めるまでドレが誰だかちょっと悩んでた…私の読解力がないのかしら?
結構大変な事件に巻き込まれてる佐伯だけど、本人は恋で頭いっぱい?周りは事件で頭いっぱいかも?
あらすじで、遊び半分で緒方を誘うとなってるけど、遊び半分じゃなくてもっといじらしい感じに私は思えたかな。お試しを口実に緒方を抱きたかったというか…まあ、そこで逆転されてるのがw
佐伯は節操なしとあるけど、そんな面はほとんど出てなくて可愛くていい子に思えた。あらすじといい方に印象が違ったお話だったかな。 -
Posted by ブクログ
[俳優×医者]
年下攻め
桜城ややさんの挿絵と帯に惹かれて購入。
結構当たりでした。
初めて読む作家さんで私にはちょっと文章が分かりづらい部分もありましたが、良いお話でした。
最後までどうなるのか全然わからなくて、ハッピーエンドを願いながら読みました。
受けの背景・心情がもっと細かく書かれていると更に泣ける作品になったんじゃないかと思いました。
でも良かったです。
また西江さんの本を読みたいと思いました。
そして桜城さんの絵は大好きですが、このシリアスな話にはちょっと合わない絵だなと思ってしまいました。
☆あらすじ☆
「あんたを愛してる。絶対にあんたを手に入れてやる」恋人は顔がよくセックスが楽しめればいい、そんな考えを持つエリート医師の柚木を無理やり抱いたのは、不遜な俳優・前岡。互いに恋愛感情はないはずが、時々年下の男が自分を想って言い放つ言葉に戸惑いを隠せない。しかも過去のトラウマのせいで、愛に臆病な柚木の心は、その想いを拒み続けてしまう。寂しさや本心を隠したまま、柚木はある決意をするが…。