成田良悟のレビュー一覧
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ネタバレ余章Bのインパクトが強すぎて・・・!!
チェスがかわいそうだけどかわいい萌える。
1931でミリアの「もう笑ってもいいんだよ」に救われて、2001でエルマーのおかげで(本人の前ではツンデレ発揮して笑わなかったけど)素直に笑えるようになって・・・と、ここまできての2002Bラストですか。
「嬉しいですか?笑っても良いんですよ?」って、よりにもよってその言葉でチェスを追い詰めるフェルメートさんまじ外道(褒め言葉)
きっと2003でエルマーが救ってハッピーエンドなんでしょってわかってるから、安心してフェルメートの悪党ぶりとチェスのかわいさに萌えられますね。フェルさんいいぞもっとやr(強制終了)
うん、2003が楽しみすぎる。 -
Posted by ブクログ
“エルマー、グラハム、シャフトの三人で構成されたこのチームにおいて、唯一の常識人であるシャフトは先刻から狂った会話を聞かされて何度も溜息をついている。
そんな中、ようやく『何故その少年を捜すのか』という確信に迫った事に、シャフトはようやく話が進むのかと顔をあげたのだが——
返ってきたのは、奇妙な答えだった。
「うん......俺はね、あの子が幸せになれるかどうか知りたいんだ」
「なに?どういう事だ」
レンチを頬に当てて首を傾げるグラハムに、エルマーは口を開き——
「そうだね、これから先は俺の推測も混じるから、誰にも言わないで欲しいんだけど」
淡々とした調子で、一つの『答え』を吐き出した。”
エルマー!!
狂気を感じるけど好きだよエルマー。
グラハムも大好きだからこの二人の絡みとかもう楽しすぎた。
展開がまた、毎回のごとく思わぬ方向へと進むし。
150ページの「エリータ」というのは伏線ですか違いますか。
“「そうだなって......」
「ラッドの兄貴と一緒にいた頃は、こんなの日常茶飯事だったろ?」
「その血塗れな日常が終わりを告げて喜んでた俺の気持ちを汲んでくれませんかねえ......?」
「解った、汲もう!」
言うが早いか、グラハムは雨に濡れた手をポンとシャフトの肩に置き、哀れむような目で、
「......大変だと思うが、まあ、なんだ、死ぬな」
と、ただそれだけを口にした。
「よし、行くか!」
「なんで俺、この人の舎弟なんかやってるんだろう」
傘を持たない方の手で頭を押さえるシャフト。
その肩に、今度はエルマーが手を乗せた。
「悩み事かい?じゃあ、とりあえず笑おう!笑顔ってのはジャンケンで言えば後出しなんだ。どんな悲しみも怒りも、後から笑顔になれば打ち消せるんだよ!笑顔は魔法さ。どれだけ不幸な生涯を送ってきても、最期の数秒、首切り役人の刃が振り上げられて落ちるまでの間に幸せに笑う事ができれば、その人の存在は祝福そのものさ」
「それができれば苦労しませんけどね?」
「苦労してでもやる価値はあるよ?」
自信満々に頷く男に、シャフトは不気味なものから目を逸らすように視線を動かし、呟く。
「......エルマーさん、会ったばかりでこんな事言うのもなんですけどねえ......。貴方のその底抜けに楽天的な人生観が、今はちょっと羨ましいです」
「はは、そんなに羨ましがられるようなもんじゃないよ」” -
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ファンタジー。マフィアもの。
不死の酒にからむ騒動。
主人公フィーロと殺人鬼のラッドはまだ監獄に。
アイザックはミリアと合流しようとしているところから始る。
今回のキィワードは「シャム」。そして「パズルピース」。
まあなんとかあるべき形に落ち着いて、最悪な不死者ヒューイが脱獄完了。
人は少しずつ変わってゆき。
アイザックだけは変わらない。この人、本当は……すべて悟りきっているのかも。
シャムからしかけられる、人間が「蝶が綺麗だから、蜘蛛の巣にかかった蝶を助ける」のは、人間の自己満足ではというたとえ話に、
「蜘蛛は運が悪かった」。
……こうはっきり言える彼が凄いと思う。これが冷徹な、ヒューイとかが言ったなら、違う風に受取れちゃうけれど。
一切惑わないのですね、アイザック。だからミリアがついていく。
今回、フィーロがカッコいいです。 -
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「獄中編」と「娑婆編」を一気にレビュー
ファンタジー。マフィアもの。
不死の酒にからむ騒動。
主人公フィーロとアイザックは監獄に。
無敵の化け物クレアは婚約者とデート中。
とある不死者は頭が固くて法律規律が大好きなので、FBI(まだ名前変わってないのでこのときは『司法省捜査局』。来年から変わるらしい)にいて、フィーロを監獄に送り込む。・・・この彼、元凶の悪魔の顔を覚えてなかったので、悪魔はめちゃくちゃ気にする。「次の召喚はインパクトを大事にしよう」と。
影の主役のバカップルが引き離されてしまいました。
その片割れ、アイザックはいつも通り。……無夜は彼を尊敬します。ここまでいくと一種、神々の領域的な馬鹿です。っていうか、聖者の域です。これが天然なのだから。
そして、ミリアって頭良いのかもしれません。
この物語の作者はとてもとても、緻密にプロットを練っているようです。
列車編でもそうでしたが、時間軸がそれこそ分単位で把握していないと、これはかけません。最初の巻からそんな感じでした。
無夜はこういう話を書き抜く自信がないです(無理ですかね。今度挑戦)
これはまだ終っておらず、完結編があるというので楽しみです。
今回はあちこちの思惑入り乱れ。
企業代表の女の人、ルネが恐いです。あっけらかんとして恐いです。
敵の人も可哀想な人とか、多かった。 -
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ネタバレ多大なるネタバレです
臨也がどうして電柱を殴ったのか?今までの言動、行動から私個人が勝手に考えた推測です(妄想と言った方が的確かも)
本の紹介では全くないです。ごめんなさい。
やっぱり臨也は普通の人間で、人並みの幸せを感じたいでも人間を愛したい。どちらかを天秤にかけて臨也がとったのは人間を愛すること。自分できめたことだから。誰を恨むことも出来ないそしてもう引きかえれない。何かを得るためには何かを犠牲にしなければいけない。新羅は臨也にとって多分やっぱり友達で、そして臨也を変えてしまった人物。あの中学のときに生まれた初めての嫉妬。自分が一番人間を観察している、自分は自分の意思でこの場所に居る。
新羅には好きな人がいて新羅を大切に思ってる人がいる。それでも新羅は周りの人間とは違う。自分より人間を観察できる場所に居る。自分は今まで一人でいることを犠牲にして人を観察していたのに。こんな屈辱もう感じたくない。二度と感じたくない。それならば誰よりも地球上の誰よりも人間を愛そう人間を観察しよう。
でも臨也は普通の人間だ。人並みの幸せを愛される喜びを感じたい。本当に一人でいることが好きな人間はいない。あの電柱を殴ったのは自分自身に、今までの自分の生き方にどうしようもないものがこみ上げてきたから。怒りでもない寂しさでも不甲斐なさでも。誰も知らない本当の自分のことなんて、自分でももう分からない。新羅は友達。九瑠璃や舞流は大事な家族。それぐらい分かってるそれでもそれを受け入れたとき自分の存在は否定される。今まで人間を愛するために一人で生きてきた自分が否定される。友達を失いたくない。たった一人自分に近づいてきた初めての人間。そんな奴すら自分は自分の生き方の為に傷つける。もう分からない。自分は何だ?何で存在している?何がしたい?
そんな思いで電柱を殴ったのではないかと思いました。