アン・クリーヴスのレビュー一覧

  • 空の幻像

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    ネタバレ

    ペレス警部最新作。
    少しフランの死から復活感がある。
    またサンディが少し成長。
    この辺りのせいか若干話の雰囲気が明るめ。
    ただ最後の真相はお決まりになりつつある展開。
    次作に期待。

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    2018年07月23日
  • 水の葬送

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    ネタバレ

    「シェトランド四重奏」を経ての新たなジミー・ペレスシリーズ。前四部作目のラストがあまり好きではなかった。そこからの今作はペレスの内面の暗さ、捜査の過程で少しずつではあるけれど立ち直っていく姿が印象的。ただ今作はあまり魅力的ではなく次作を手に取るかは迷うところ。

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    2018年05月27日
  • 青雷の光る秋

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    ネタバレ

    シェトランド四重奏最終話。相変わらず少し重い雰囲気で進行するが、今回はいつもに比べてすこし柔らかい印象で読んでいたのだが、、、。最後はあまりに悲しい。せっかくならハッピーエンドが良かったのに。次作があるとのこと。早めにこの後を確認したい。

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    2016年10月27日
  • 野兎を悼む春

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    シェトランド四重奏3作目。ペレスの部下、サンディの故郷での話。おもしろくない訳ではなかったが、なかなか読み進めにくく時間がかかった。

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    2016年08月19日
  • 白夜に惑う夏

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    シリーズ2作目。1作目に続き、少し重苦しい雰囲気の中淡々と物語が進行していく。結末はやはり重いが、なかなか面白かった。次作に期待。

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    2016年06月28日
  • 大鴉の啼く冬

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    シェトランド四重奏の1作目。イギリスの北にある島での殺人事件。丁寧な描写で読みやすかった。次作に期待。

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    2016年05月03日
  • 大鴉の啼く冬

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    ネタバレ

    ていねいに描き込んであり、良い作品。伏線が多いため、普通に読んでいれば犯人はすぐにわかる。荒涼とした風景に息が詰まる人間関係。でも、訳がちょっとなあ。そのまんま訳しているので、これはどういう趣旨で書いているのか、と脳内転換して読まなければならないのが難。続編は、日本語訳ではなく、頑張って原書で読んだ方がいいのかも。こんな訳だから海外ミステリが売れないのでは? 原題Raven Black

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    2016年01月16日
  • 野兎を悼む春

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    シェトランド四重奏第3弾。
    このシリーズで読むのに一番時間がかかった作品。
    舞台がシェトランドからウォルセイ島に移って、島が狭くなって息苦しさを感じるのかな?と思ったけど、この後の4冊目ではもっと狭い島でそれを感じなかった。
    ちょっとしんどかったけど、サンディ刑事の成長ぶりは見ていて嬉しい。

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    2015年12月14日
  • 白夜に惑う夏

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    シェトランド四重奏第2弾。これがいちばんミステリらしい仕立てに感じた。
    白夜とお祭りと、夏らしい華やかさを感じる。

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    2015年12月14日
  • 青雷の光る秋

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    シェトランド四重奏シリーズ第四作目。この作品でシリーズ完結する。主人公ペレス警部の故郷のフェア島という島での殺人事件の話。主人公は婚約者と訪れていた島の、バードウォッチャーのための施設であるフィードセンターで殺人事件が起こる。嵐のために島が孤立する中で主人公が一人で調査とすることになる。何もない島で生活する島民と、わざわざ鳥の観察のために島に訪れる外の人間との違いや、未来の生活を悩む人たちの様子が伝わる作品。主人公と婚約者のいい関係がほっとさせる。結末は意外で、衝撃的だった。残念な気持ちが大きいが、ペレス警部シリーズとして作品が出ればいいなと願う。

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    2015年05月25日
  • 野兎を悼む春

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    シェトランド四重奏シリーズ第三作目。今回は主人公ペレス警部と同署で勤務するサンディ刑事の故郷ウォルセイ島が舞台。祖母の死体をサンディ刑事が発見し、ペレス警部と捜査を進める。祖母の農場で考古学の学生らが発掘調査をしていたことがきっかけで、島の遠い過去の出来事とが重なり佐通人事件に発展していく。前作同様過去の秘密が現在の殺人に繋がるパターン。今作はきっかけとか動機とかそういう部分が前作より浅く感じた。狭い島に住む人の閉塞感を感じながら読むのに慣れてきたかも。

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    2015年05月22日
  • 大鴉の啼く冬

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    アン・クリーヴスの「シェトランド四重奏」と言われるシリーズの第一作目。シェトランド島という小さい島でおこる殺人事件の話。女子高校生が死体で発見され、変人扱いされている老人が島中の人々から疑われる。それを島出身の警部と本土から派遣された警部が解明していく。閉鎖された島のなかで、誰もが知り合いという状況や、住みにくいのか住みやすいのかわからない様子などがよく描かれている。ストーリーは多くない登場人物の間でスムーズに進んで読みやすい。謎解きも納得できてまとまっていた。

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    2015年05月17日
  • 青雷の光る秋

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    シェトランド四重奏シリーズ第4作。

    婚約者のフランと共に生まれ故郷のフェア島を訪れたペレス警部。だが、ふたりの婚約祝いパーティの直後に、野鳥の監視員をしている著名な生物学者が殺されてしまう。

    巻末の解説に”カタストロフィ”と書かれているが、まさかこんな結末を迎えようとは想像だにしなかった。著者はシリーズ初めからこれを想定していたのだろうか。謎解きの部分では、劇的な幕切れを優先したせいか物足りないものに。

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    2013年11月16日
  • 野兎を悼む春

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    シェトランド四重奏シリーズ第3作。

    ペレス警部の部下サンディの祖母がウサギ狩りの誤射で亡くなった。不幸な事故に思えたが、彼女の土地で発掘調査をしていた大学院生が自殺して……。

    今回のテーマは親子。血はつながれど一筋縄ではいかないのが家族関係で、愛憎入り混じった複雑な心理が視点を変えて丁寧に描かれている。

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    2013年11月10日
  • 野兎を悼む春

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    〈シェトランド四重奏〉第3章。ひたすら人間模様。登場人物それぞれの物語が描かれるがあんまり良い人っていないもんですね。人間ってそんなもんだよなー。

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    2012年05月12日
  • 白夜に惑う夏

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    前作のストーリー、登場人物、全く記憶なし。それはさておき、銃撃戦とかカーチェイスとかアクション的な要素はなく関係者への聞き込みのみで構成されていて落ち着いて読めます。次作は忘れないうちに読もう。

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    2012年03月18日
  • 白夜に惑う夏

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    シェトランド島に夏がやってきた。人びとを浮き足立たせる白夜の季節が。地元警察のペレス警部が絵画展で出会った男は、次の日、桟橋近くの小屋で道化師の仮面をつけた首吊り死体となって発見された。身元不明の男を、だれがなぜ殺したのか。ペレスとテイラー主任警部の、島と本土をまたにかけた捜査行の果てに待つ真実とは?現代英国ミステリの精華“シェトランド四重奏”第二章。 シェトランドというとイアン・ランキンの「黒と青」でも舞台の一つとして登場していた記憶があります。人口二万六千人の島の架空の集落を舞台に起こる殺人事件の謎を追うペレス警部とテイラー主任警部の活躍、というよりも、今回もペレス警部と恋人フランをはじめ

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    2011年09月10日