神沼三平太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最後の話、本当に胸糞。なんか奥さんが呪いをかけたのが悪いみたいなニュアンスなんだけどさ。
家庭教師と生徒が不倫してるのが一番悪いよね?
しかもさ。
子どもできない人にとって、不倫相手が妊娠するとか…完全にあんたらが悪でしょう?呪われて死んでも仕方ないでしょうよ。
なんで、不倫した男の勝ちなの?やってやったみたいな終わり方してるけどさ。
奥さんの目が蛇に似てるとか、悪口じゃん。
そんな顔にしたの、きっとあんたたちだよ?
ただ、嫌な女が頭可笑しくなって自分のことを棚に上げてるだけの妄想。
蛇のせいにしてるけど、たぶん違うよ。
ただ、最悪な不倫野郎への天罰なだけ。
怪談かも知れないけど、本当に嫌だっ -
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Posted by ブクログ
ちょっとNot for meかなと思いつつもジャケがカッコよかったので手に取ってみた、呪術にフォーカスした実話怪談コンピ。
呪術というと呪う方と呪われる方、つまり因果と応報があって、その間にある呪いという“わからなさ”よりも、人の怨みや悪意が怖いのかもしれない、そんな話でもつくね乱蔵さんの各編は体験も語りも厭さも流石だな、などと思いながら読み進めていたけれど、後半に収録されている久田樹生さんの長尺の一編「巧妙」が「本当に呪われているのか。呪われているのなら目的は何か。全てが分からない」まま長期間に渡って進行していく話で凄かった。更には最後に紐解かれそうになりつつ隠されたまま終わる因果にも人の禍 -