神沼三平太のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
最近、ご当地怪談本にハマっている。こちらは土地勘のある場所だったので、発売前から気になっており、本屋を数軒巡って手に入れることが出来た。
正直、ここまでエリアを限定したらエピソードを集めるのは相当大変だったのではないかと思う。また場所の特定や混乱を避けるため、筆者が工夫を凝らしたことも後書に書かれていて、頭が下がる思いだ。
個人的には程よくゾクゾクできる良い塩梅の本であると感じた。個人的には、相模大野駅付近の公園に出没する、見たら死ぬ女のエピソードが一番怖い。今のところ、この女の霊を目撃するとかなりの高い確率で死に至っているようだ。夜の公園には近付かないように心掛けたい。
中には相模原出身の怪 -
Posted by ブクログ
ネタバレハーニーヌは怖かった。今もどこかで気を抜かれている人たちがいるのかと思うと、そして、抜かれた人たちのその後はどうなってしまうのかと考えると、その大元となっているのはなんなのか、もっと規模が大きくなったらどうなってしまうのか、うすら寒くなってくる。
呑気な私は、そんな力が存在するならみんなが幸せになる方に使えば良いのにと考えてしまうのだが、根本的にプラスの力ではないものを使おうという人たちがそんなこと思うわけないかと、しょんぼりしてしまう…。
自ら身を滅ぼすように、ハーニーヌの話をした情報提供者も、この先どんなことが待ち受けているのかと思うと暗澹とした気持ちになる。
破滅の道と分かりながら進んで -
-
Posted by ブクログ
最後の話、本当に胸糞。なんか奥さんが呪いをかけたのが悪いみたいなニュアンスなんだけどさ。
家庭教師と生徒が不倫してるのが一番悪いよね?
しかもさ。
子どもできない人にとって、不倫相手が妊娠するとか…完全にあんたらが悪でしょう?呪われて死んでも仕方ないでしょうよ。
なんで、不倫した男の勝ちなの?やってやったみたいな終わり方してるけどさ。
奥さんの目が蛇に似てるとか、悪口じゃん。
そんな顔にしたの、きっとあんたたちだよ?
ただ、嫌な女が頭可笑しくなって自分のことを棚に上げてるだけの妄想。
蛇のせいにしてるけど、たぶん違うよ。
ただ、最悪な不倫野郎への天罰なだけ。
怪談かも知れないけど、本当に嫌だっ -
-
-
Posted by ブクログ
ちょっとNot for meかなと思いつつもジャケがカッコよかったので手に取ってみた、呪術にフォーカスした実話怪談コンピ。
呪術というと呪う方と呪われる方、つまり因果と応報があって、その間にある呪いという“わからなさ”よりも、人の怨みや悪意が怖いのかもしれない、そんな話でもつくね乱蔵さんの各編は体験も語りも厭さも流石だな、などと思いながら読み進めていたけれど、後半に収録されている久田樹生さんの長尺の一編「巧妙」が「本当に呪われているのか。呪われているのなら目的は何か。全てが分からない」まま長期間に渡って進行していく話で凄かった。更には最後に紐解かれそうになりつつ隠されたまま終わる因果にも人の禍 -