小林快次のレビュー一覧

  • ほるんだ、恐竜化石! ~モンゴル恐竜発掘記~(小学館の図鑑NEOの科学絵本)

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    化石発掘の現場は過酷だと聞くが、この絵本の写真や解説を読んで納得。砂漠の移動だけで数日間かかり、岩石と化石を見分けながら発掘ポイントを徒歩で探し続け、炎天下のもとで化石を慎重に削り出していく…
    このような多くの苦労と努力によって、博物館に並ぶ化石を鑑賞できることに感謝したい。

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    2025年08月30日
  • ほるんだ、恐竜化石! ~モンゴル恐竜発掘記~(小学館の図鑑NEOの科学絵本)

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    こんなだだっ広いところから、化石を見つけていくのがすごい。写真がたっぷりで、岩と化石の違いなどもわかりやすい。

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    2025年08月29日
  • ティラノサウルス解体新書

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    ティラノサウルスの研究で分かってきた内容や最近の論文で話題になった研究を紹介。あと1年発刊を待ってくれていれば、2023年に歯の研究からティラノサウルスに唇があったのでは…との説の解説ができたかも。歯が剥き出しの現在の復元から大きく印象が変わる可能性がある。ティラノサウルスには進化的に3段階に分けられ、最も進化したティラノサウルスは北米のみで、サイズ、嗅覚などの感覚、噛む力など、どれをとっても地上最強だったが、白亜紀の最後も最後に現れた。最も進化したグループはタルボサウルスやダスプレトサウルス、アルバートサウルス亜科にはゴルゴサウルスがいた。聞いたこと無い恐竜はカタカナ多すぎて流し読み。アロサ

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    2024年03月13日
  • 恐竜まみれ―発掘現場は今日も命がけ―(新潮文庫)

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    図鑑で眺めていた恐竜についてもう少し深掘りしてみたくなり購入しました。発掘のエピソードを始めとして、著者の研究に対する姿勢や考え方に熱い情熱を感じます。自分が体験出来ないフィールドワークの世界を、本を通して見せてもらえた事がとても嬉しいです。これだから研究者さんのエッセイはやめられない…貴重な経験の詰まった一冊だからこそ、きちんと本を購入して貢献できるよう、読者としての姿勢も正してもらえました。

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    2023年09月24日
  • ティラノサウルス解体新書

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    永遠のラスボス、チラノ(ティラノサウルス)との初遭遇は石森章太郎のアニメ「原始少年リュウ」だったような…。凶暴さと知性を併せ持つ圧倒的存在感が子供心に刷り込まれました。1971年の頃でした。それから時が巡り1993年、スピルバーグの「ジュラシック・パーク」で再びまみえた時もティラノサウルスの禍々しさは不変でした。アニメの二次元からCGの三次元にアップデートして、怖さも進化したのかもしれませんが、悪役大スター感はますます輝いていました。恐竜図鑑の表紙もティラノサウルスを表紙にするかしないかで売れ行きが全然違うとか。まさに人気恐竜のトップの座は不動ですが、しかし一方、ティラノサウルスは現在進行形な

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    2023年07月16日
  • ティラノサウルス解体新書

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    ティラノサウルスって、こんなに面白かったんだって。

    恐竜の中でも「ティラノサウルス」のみに特化した、最近の研究を一般向けに語る本。

    恐竜に興味がなくて、ティラノサウルス以外の恐竜が好きな人には、全く意味のない本。

    愛情が溢れすぎて。

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    2023年07月14日
  • ザ・パーフェクト―日本初の恐竜全身骨格発掘記:ハドロサウルス発見から進化の謎まで

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    興味深く読めました。
    が、ちょっと消化不良かも。

    発掘の記録…
    研究結果はネットで調べるとしよう。

    恐竜とクビナガリュウ、モササウルス。
    ジュラシックワールドで一緒に飼われてたやん。
    全く違う生態系だって!?
    一緒やと思ってる人のほうが絶対に多いな。

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    2022年09月17日
  • ザ・パーフェクト―日本初の恐竜全身骨格発掘記:ハドロサウルス発見から進化の謎まで

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    日本初の恐竜全身骨格の第一発見から、鑑定、発掘にあたった人々のインタビューを元にしたノンフィクション。
    これほどの大発見には熱意と好奇心に裏付けられた幸運と、それを支えた努力が様々な視点から描かれる。

    「カムイサウルス・ジャポニクス」が認定され、全身骨格標本が公開された今こそ、この物語の後日談を含めた増補改訂版が読みたくなる。

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    2020年06月06日
  • 漫画 むかわ竜発掘記:恐竜研究の最前線と未来がわかる

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    北海道で、首長龍系の研究家のおねいさんが、どっかの好事家が地元で発掘した石を見ると、陸上の恐竜である可能性が。
     一応 1999年の「シノルニトミムスの胃石」は書いてないけどネイチャーにも寄稿してゐる古生物の泰斗、「ダイナソー小林」こと小林快次が、依頼を受けてやってくる。
     しかし、無責任なメディアによるマスコミュニケイションの、トラウマの如きものが北海道では…
     多分ほかのメディアでも出るやうなものをきちんと切り取ってるでいい筈。アンモナイト掘って本著に登場するフクイラプトルのピーちゃん発掘に協力し、熊さんのご飯になりかけながらサイエンスに取りつかれて経験則を積むダイナソー小林は、勘に頼って

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    2019年08月26日
  • ぼくは恐竜探険家!

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    ロマンチック!
    読みながらわくわくした。
    道は拓けるのだと、勇気をもらえる。
    むかわの恐竜のことも少し触れていた。

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    2019年05月28日
  • ザ・パーフェクト―日本初の恐竜全身骨格発掘記:ハドロサウルス発見から進化の謎まで

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     大仰な題名だが、中身は日”ムカワリュウ”という日本初の全身発掘恐竜の発見から発表までの発掘ストーリーである。
     すでにテレビなどでも紹介されているので、すでに知っている話が多かった。TVには出ていない大学院生やその他関係者にも話を聞いていて、それぞれの役割の紹介になっており、一言で発掘と言ってもこれほどの大物だと大変だということがよく分かった。
     ムカワリュウの発掘話を知りたいなら、ちょうどいい本かもしれない。

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    2019年05月12日
  • 恐竜時代I 起源から巨大化へ

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    実にわかりやすく、そして興味をうまくかきたてる記述で、かつて恐竜にワクワクした少年であった僕は一気に読んでしまった。これは「Ⅱ」も必読ですな。

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    2017年10月15日
  • ザ・パーフェクト―日本初の恐竜全身骨格発掘記:ハドロサウルス発見から進化の謎まで

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    2003年に北海道むかわ町穂別で発掘された恐竜、「ハドロサウルス」の全身骨格化石と、その発見に関わった人々のお話し。

    北海道で生まれ育った自分にとって、穂別は昔からメロンと恐竜の町というイメージがあった。でも自分が知っていたのは首長竜と呼ばれる水棲生物で、生物学的には恐竜とは違う生き物らしい、ちなみにプテラノドンなどの翼竜も恐竜ではない。そして日本国内で恐竜の化石、しかも全身の骨格が発掘されるのは非常にレアなケースだそうだ。

    化石が見つかった場所は車が入れない林道脇、しかも地層は地殻変動により垂直に近い状態、発掘作業には相当なご苦労があったようだ。化石は2016年夏の時点で、ノジュールと呼

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    2016年10月20日
  • 恐竜は滅んでいない

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    息子が恐竜が今でも大好きで、古生物学者になりたい
    そうです。
    北大の小林教授の著書。少し前のNHKで番組でも
    とりあげられていたのを見ました。
    北大で古生物学や博物館学を学ぶのもいいかなと思います。
    息子の影響で、恐竜関連の本はよく読みますが、
    その中でもこの本はわかりやすく、面白かったと思います。
    恐竜の定義や、鳥類・爬虫類・恐竜類の関連など
    学術的な考え方や、その面白さが伝わる内容です。

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    2015年10月09日