感情タグBEST3
Posted by ブクログ
2022/7/16 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。
2023/12/23〜12/26
恐竜研究者の小林さんの本。化石発掘現場のリアルな様子が描かれていて興味深い。こういう研究は宇宙の研究と並んでロマンに溢れていて楽しそうだなぁ。
Posted by ブクログ
2022/07/08
恐竜の化石発掘に携わる教授が、世界中を飛び回って恐竜の化石を発掘するまでの発掘エピソードをまとめたお話。
確かに恐竜の化石の発掘とかって色々なところで見つかりはするけど、どうやって発掘とか調査とか進めていたのかなと気になっていたものが一気に分かるような内容となっています。
カナダや日本、ゴビ砂漠など色々なところに発掘しに行っている著者ですが、発掘調査はただ掘ればいい、ただ見つければいいというわけでは無いという発掘調査の複雑さがこの本を読むことで少し分かるような気がします。
発掘するにしても、どうやって発掘を進めていくのか、発掘しきれなかったときはどうするのかなど素人が大体抱いているであろう発掘に関する疑問はこの本を読むことで結構解決できるのでは無いでしょうか。
自分自身も鉱物や化石が好きでよく即売会にも参加したりしていましたが、著者はそうした化石の即売会に対して真っ向から反対されています。
その理由も読み進めていくと、発掘現場を第一線で見ている人だからこそ考えることなんだなと思わされました。
とても面白くエピソードをなぞる形で読み進めていくことができ、地学の勉強になること間違いなしだと思います。
Posted by ブクログ
【きっかけ・目的】
4年前に恐竜博へ行き、かつNHKの超恐竜世界がそのタイミングで放送されてから人生初の恐竜ブームが来ている。恐竜の描かれ方がかなり変わってしまい驚きを隠せない。興奮してしまった。
【感想】
研究成果があるから恐竜のイメージも変化するのである。その研究の第一線をエッセイ風に発信してくれるのが小林博士だ。
とても分かりやすい。非常に知的好奇心を刺激し恐竜研究のフィールドワークの現実を目の当たりにしてくれ、その臨場感あふれる内容に興奮する。化石の発掘調査も機材の進歩と科学技術や知見の共有で想像以上の成果を上げていることわかる。
本当にスゲーなぁと思う。
【終わりに】
映像で見る恐竜の描写に今に生きる生物を重ねることができる。人間のような生物が生まれたことは必然だったのかと科学者たちの努力の前に畏敬の念を抱く。
Posted by ブクログ
わくわくしながら読み進めた。化石発掘の苦労や喜びを作者の癖のある文章でよく伝わった。いろんな業績を残している方で、著者の他の作品も気になるのである。
Posted by ブクログ
TVで見ていたので化石発掘がいかに「冒険家」的な仕事かは知っていたが、やはり面白く一気に読んでしまった。
こんなに化石を見つけられるのは、努力の賜物なのだろうが、やはりセンスの塊というか、向いていた仕事なんだろう。恐竜研究を進めてくれたという意味で、天職についてくれたことに感謝したい気持ち。