甲斐谷忍のレビュー一覧
-
無料版購入済み
穴が多い
2005年から2015年まで連載され、当時の「ヤングジャンプ」の主力作品の1つだったと言える作品。
ドラマ化・映画化もされ、かなり有名な作品ともいえると思う。
今回無料で初めて9巻まで一気に読んでみたが…いろいろ甘くてガッカリ。
基本は「カイジ」のように不条理なゲームに巻き込まれるという内容で、この手のジャンルの作品は他にも多い。
シンプルながらも奥の深いゲーム、その心理戦がウリではあるのだけど、穴がたくさんあり、「そうはならんだろ」的な面が多く見られた。
特に第三戦「密輸ゲーム」と第四戦「パンデミックゲーム」でそれが顕著。
攻略法や展開に違和感があると一気にツマラナクなるのがこの手の作 -
Posted by ブクログ
甲斐谷忍短編集。
「LIAR GAME root of A」「ナインダーツ」「サンソウ」「甲斐谷忍の愛犬物語」「@ラヴァーズ」の5作を収録。「サンソウ」が2話あるので5作6話です。
「サンソウ」は連載を意識していたのだろうな、と思いますね。究極の占いで、津々浦々数々の事件を解決してゆく、みたいな。水戸黄門的な感じ。
甲斐谷忍は好きな作家さんです。「LIAR GAME」や「ONE OUTS」のような奇想天外どんでん返しの心地良さが好き。一番は「翠山ポリスギャング」だったりしますが。なんのかんのといいながら、勧善懲悪の路線は踏み外さないのがいいですね。
やはり、悪者が懲らしめられる展開というの -
Posted by ブクログ
加茂教授の講義テーマ、今回は今までよりもだいぶ規模が大きくなって、地方自治体事業の「不正なカネの流れ」。
自治体事業、全部が全部こうじゃないんだろうけど「何でこんなアホな事業に税金使ってくれてんねん!」となるのはこういうことかと漫画相手に割と素で不愉快になりました(笑)
また、コンサルの黒川とやらが、絶妙に腹のたつ顔(というか髪型)してるんだよね〜。
巻の最後は、真面目に地方創生に取り組む丹藤さんのプレゼンに、その黒川が「このプランには穴がある…」とニヤニヤする場面で終わり。
いつも完璧な加茂教授の策にどんな穴があるのか気にはなるけど、最後にはズルい奴らは全員ギャフンと言わされると信じて、7