甲斐谷忍のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
Nobody wins,but I!
いろんな野球漫画読んできたけど、これは全然違う。
作者も言ってるけど、主人公は「悪」、野球とは「球試合(だましあい)」。
あらすじとしては賭試合(ワンナウツルール)で500勝した渡久地がプロ野球最弱チームのリカオンズに入団し、オーナーとワンナウツ契約を結ぶ。
そのごいろいろあるがリカオンズ優勝に向けチームを強くしていく。
これだけ書くと弱小チームを優勝へ、っていうありがちな感じだけど、やり方は全く違う。
渡久地の魅力はなんていってもあの洞察力、頭のキレ。
いろんなやつが渡久地をつぶしにかかるけど、渡久地はその上をいって相手を翻弄、そういうとこが面白かったな。
ライアーゲームに似てるなーと思ったら作者同じなんだね。
勝負に勝つとはどういうことを指すのか、
一般的に言われるチームワークはいらない、
過程を重視したところで結局は結果、
これは野球に限ったことではないし、常に忘れず生活していないといずれ敗者or弱者に成り下がる(こんなこと言ってる時点で弱者なんだろうけど)。
ただ単に努力が必要とかそういう話ではなくて、いかに勝者となるか、勝つために何をしなければならないか、
そういったところに目を向けて生きていかないと何にもできない大人になりそうだ。
とはいえ真剣に野球をやってきた人にとっては、「野球を馬鹿にしている」と感じる人もいるかもだから評価は低くなるんだろうな。
個人的には読んで損なし。
必ずもっかい読む。