岩田規久男のレビュー一覧

  • 経済学を学ぶ

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    経済学という学問体系への入り口として読ませていただきました。経済学の魅力がばんばん伝わってきて、中高で政経を勉強していただけの人への次のステップとして、最適。わかりやすくよい入門書です。

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    2012年10月15日
  • 福澤諭吉に学ぶ 思考の技術

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    『学問のすすめ』『文明論之概略』のなかで、
    議論を行ううえでに重要になるキーワード、教えを取り上げて、それを解説する。
    たとえば、議論の本位、惑溺、臆断などがある。
    そして、今の世の中で行われた討論や論争にあてはめてみて、おかしいところやこうあるべき、というようなものを提示する。
    非常に分かりやすく書かれていて、読んでて楽しい。

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    2012年08月08日
  • 日本経済を学ぶ

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    2回ほど読みました。日本経済の概要を理解するのに最適の書。日本経済の関する基礎知識を身につけたい方に最適の本です。

    文章は平易で、バブルの問題、企業統治、産業瀬策などの現象を、非常に分かりやすく解説しています。

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    2012年12月26日
  • 日本経済を学ぶ

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    ネタバレ

    日本経済について歴史と政策について書かれた本。競争政策・安定化政策・小泉政権に焦点が当てられている。

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    2012年08月07日
  • インフレとデフレ

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    ネタバレ

    インフレーションとデフレーションの弊害、発生メカニズム、インフレ目標政策の有効性について書かれた本。

    日銀職員、特に政策委員には是非とも読んで欲しいね。

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    2012年08月07日
  • 日本銀行は信用できるか

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    ネタバレ

     日本銀行が日本経済に与えた影響や、日銀の取るべき方針について論じた本。

     結論から言えば、日銀の問題点はプラザ合意以降、円高・デフレ容認(金融引き締め)の方針を採用したことに尽きる。そのため、内需が冷え込んで産業空洞化=地方経済衰退を招き、外需に依存する経済体制になり、「失われた10年」を迎えることになった。 

     では、なぜ日銀はこのようにデフレを恐れず、インフレを過度に恐れるようになったのか。著者はその原因を速水優総裁の発言に求める。曰く、昭和恐慌の際、高橋是清蔵相が日銀に国債を引き受けさせたため、戦後の国債処理の際にハイパーインフレを起こすことになった。

     しかし、実際は1936年

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    2011年06月06日
  • 福澤諭吉に学ぶ 思考の技術

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    近代日本における最高の啓蒙思想家である福澤諭吉の『学問のすゝめ』『文明論之概略』および丸山真男による福沢解釈を援用しつつ、議論はこうなされねばならないという「思考の技術」のエッセンスを論じたもの。

    福澤諭吉の著作を読んだことのない読者も、本書を通じて140年前の福澤の議論が現代においても十分通用する新鮮さをもっていることに驚くことであろう(逆に140年も前に指摘されていることが、いまだ克服されていないことにがっかりするかもしれない)。丸山の『「文明論之概略」を読む 上・中・下』を、読み通すのにしんどいという人は、この岩田本から入るのが良いかもしれない。こちらも大学生には是非読んで欲しい一書で

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    2011年02月24日
  • 日本経済を学ぶ

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    内容は充実していて、それでもって堅苦しくないから読みやすかった。今までの断片的だった経済に対する知識が少し整理された感じ。まだ詳しく知らない単語とかが出てきたから、もっと勉強してから読むとより楽しめるかもしれない。予備知識が全く無いと難しいかもしれない。

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    2010年09月25日
  • 経済学を学ぶ

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    [ 内容 ]
    交換と市場、需要と供給、企業・政府などミクロ経済学の基本問題から、国民所得、財政金融政策などマクロ経済学の基礎までを、豊富な例示とたくみな比喩で説く明快な入門書であるとともに、今日の複雑な経済・社会を正しく読み解きたいという読者にむけて、現実の経済・金融問題などを幅ひろくとりあげ解説する、役にたつ生きた「再」入門書である。

    [ 目次 ]
    第1章 経済学の考え方
    第2章 市場経済とは何か
    第3章 ミクロ経済学の基礎
    第4章 現代企業の行動
    第5章 市場と政府
    第6章 マクロ経済学の基礎
    第7章 マクロ経済の安定と変動
    第8章 経済学の学び方

    [ POP ]


    [ おすすめ度 

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    2014年10月27日
  • 景気ってなんだろう

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    中国からの低価格品の輸入は、デフレ(価格)に影響を与えるのではなく、実質賃金の低下や失業率の増加を招く と言うロジックは、これまで読んだ経済本・教科書には書かれていなかった。
    読んでみると経済学の基本だと気づいた。
    分かりやすい。マクロ経済の入門書としてよいと思う。

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    2010年02月04日
  • 日本経済を学ぶ

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    -なぜ、戦後長い間、株主と経営者や従業員との間に利害対立が生ぜずにすんだのでしょうか-

    アカデミックなタイトルですが、内容は、バブルやその崩壊、その後の経済停滞といった事象・現象が「なぜおこったのかを解明する」というアプローチなので、日本人なら誰もが肌で感じた「疑問」の回答を与えられ、スッキリすると思われます。後半は日本的経営の話や、環境問題にまで切り込み、問題が「今」の私たちの日常に近づき、飽きさせない。就活直前の学生と経営者には必須で読んでほしい一冊。

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    2009年10月07日
  • 日本経済を学ぶ

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    大学生向けということもあり、非常に分かり易く戦後の日本経済がどのような変遷を遂げてきたのかが網羅されている。基本としては最善の部類に入る本。何故政府による産業政策が不要なのか、何故緩やかなインフレが必要なのかがちゃんと説明されてて、「インフレ=悪」と思ってる様な人ほど読んだ方が良。この程度の知識もないのにエコノミストとか言ってる人は凄いなぁと変な意味で感心する。

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    2009年10月04日
  • 日本経済を学ぶ

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    高度経済成長期から平成不況までの日本経済の軌跡を経済政策に焦点を当てながら詳細に解説。
    最後に、今の日本の課題と採られるべき政策を提示しています。
    バブル崩壊、失われた十年といった言葉は知っていても、『なぜ起きて』『何が問題だったのか』がよくわからないという人にオススメ!

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    2009年10月04日
  • 日本経済を学ぶ

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    日本経済の過去・現在・未来を見渡せる良書。著者はリフレ派の代表格であり、マクロ経済の安定化のデフレ克服の重要性を説く。小泉政策の功罪も冷静にまとめられており、非常に有用。良い本です。

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    2009年10月04日
  • 日本経済を学ぶ

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    戦後復興からいわゆる失われた10年、そして日本経済の現状と将来の展望に関して非常によくまとまっている新書です。文章も非常に読みやすく、論理的にも明快で経済おんちでもわかった気になれます。ただこれはあくまで岩田先生流の経済解釈である、ということは念頭に置いたほうがいいかもしれませんね。なんにせよお勧めの一冊です。

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    2009年10月04日
  • 「日本型格差社会」からの脱却

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    現在の日本の情勢の中から、格差社会を少しでも縮めようと提言している一冊。

    訓練校の話などもあり実践的だと感じた。

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    2025年07月26日
  • 経済学を学ぶ

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    経済学の基礎を解説している。
    経済学の知識がわかりやすく網羅されている。
    経済学の基礎をおおまかに理解できた。

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    2025年01月29日
  • 経済学の道しるべ

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    著者の岩田氏は、経済学者であり前・日銀副総裁でもあります。
    メディアでは経済に関する様々なニュースや情報が流れていますが、誤った情報を取り上げ、反論も加えながらの解説もあります。
    また、自身の副総裁時代の金融緩和に関する解説も充実しており、その理論(リフレ派)を詳しく知りたい方は読む価値が大いにあるでしょう。
    ただ、途中少し難しい部分もあったので、他の書籍である程度経済の基礎知識を身につけてから読むのがベターかな。

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    2024年09月18日
  • 経済学の道しるべ

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    ー 企業の場合を考えましょう。企業が人を雇おうとするときに注目するのは、その人を雇うとどれだけ生産量が増え、その増えたモノやサービスがどれだけの価格で売れるかです。この増えた生産量に予想されるその生産物の価格をかけた値を、労働の限界生産物の価値といいます。この限界生産物の価値の定義から、限界生産物の価値はモノやサービスがいくらで売ることができるかに依存することがわかります。この売れる価格には不確実性があります。さらに、雇おうとする人がどれだけ生産的であるかも、不確実です。企業はこのような不確実性に直面しているので、支払ってもよいと考える賃金には幅があるのが普通です。その幅は企業によって異なりま

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    2024年09月17日
  • マクロ経済学を学ぶ

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    初版は1996年。
    物価が上昇し続けている。緩やかなインフレ気味。長い間デフレだったのに、いつの間にか物価が高くなり続けている。リフレーションと言うようだ。リフレーション(リフレ)とは、デフレから抜け出たが、本格的なインフレには達していない状態のこと。リフレは不況を克服しようとする経済政策で、今の日本経済状態は政府・日銀の思惑通りのリフレなのかもしれない。

    先月これまでバブル期の最高値を更新して日経平均が史上初の40000円超えをしたものの、今日は日経平均が落ちて37000円ほど。円はドルに対して154円の円安。最近日銀が金利を上げた。などの情報を頼りに、日本経済の状態を把握する日々。そう

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    2024年04月19日