岩田規久男のレビュー一覧
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リフレ派の著者が多くの図表を用いて、リフレ政策の正しさを証明している本であり、非常に初心者用にわかりやすくと書こうとしているのがわかる。
内容は、日銀だけが金融政策の誤りのために世界で日本だけがデフレ状態になっており、まずこのデフレ状態を脱することが大切であることを主張している。デフレを脱却するためのアベノミクスの第一の矢であり、そのうえで、第2.3の矢を放つべきだとしている。名目GDPが上がれば、増税する必要もなくなるとしている。4章では、世界の経済状況が減速し、今後ユーロは、リスクが高いことも指摘している。
グローバル化というのは本当によいことばかりではないことを考えさせられた。 -
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本書は,日本銀行副総裁(本文執筆時)・岩田規久男氏によるマクロ経済学の入門書である.
内容は,国民総生産・国内総生産・経済成長・雇用・物価・国際収支・金利・為替レートといった様々な経済変数が,如何に変動し,さらに我々の国民生活にどの様な影響を与えるのかを明らかにするとともに,これに関して政府の財政政策・金融政策が担う役割と,その効果について解説するというものであるが,本書では以上の問題を,簡単な例を多用して,図表と文章によって極めて分かりやすく述べている.
本書の発行は1996年であるが,今日の経済的・財政的諸問題を考える上でも本書の記述で特に違和感を感じるところは無く,より一層,マクロ -
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通産省が行った産業政策は効果が無かった、行政完了や政治家には事業を育成する本当の誘引(インセンティブ)が無いので成長産業を見極めできない。
自由な市場で人々が創意工夫することこそ成長に繋がるなど、、いわば正統的な経済学の知見を易しく説いています。
今話題の金融政策については、インフレ期待形成について強調していますが、日銀の国債直接引受は明確に否定していますし、規制緩和や財政政策の組み合わせも大事と、あまり過激な金融政策一辺倒の話はしていません。ただし、どう金融緩和が実体経済に波及するかは簡単にしか説明されていません。
新書という制約もあるかと思われますので、また翁-岩田論争を読み返してみないと -
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岩田先生はこういう啓発的な基礎テキストを書くのがたいへん上手だと思います。
簡単=いい加減ではなく、本質を捉えて平易に説明するというのは真に理解していないと書けるものではありません。
これは経済学的な考え方の解説ですが、
「世の中の事象の原因は単純なものではなく、表面だけ見て言うとたいてい間違っている」
「専門外のことにやたら意見を言うものではない」と
学問全般の心構えになっているかと。
なお、日本銀行批判もちらりと出てきますが、「日本銀行はあらゆる手段を用いて人々の間にインフレ予想を形成すべき」というのは正論ではあります。日本銀行にはデフレ脱出のインセンティブが無いという指摘は的を得ておりま -
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本書は2008年9月におきたリーマンショックに象徴されるサブプライムローン関連の本であるが、「アメリカの一部の信用力の低い人々への住宅ローンにすぎないサブプライムローンの一部が焦げ付いたからといって、なぜそれが世界中を金融危機に陥れるほどの大問題になるのか」という疑問をわかりやすく解説した書として高く評価できると思った。
サブプライムローンや2008年におきた世界的金融危機については、多くのマスコミ等でその都度解説はされているが、本書の全体的系統的な内容 は、とてもわかりやすい。
しかし、本書を読んでアメリカの「証券化・高度化・複雑化」した金融システムは、はたして「進歩」といえるのだろう -
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本書は、現在リフレ派の総帥とも言われている岩田規久男氏によるものだが、その内容はわかりやすく説得力がある。
「日本銀行」の陣容や機能、他国の中央銀行との比較。その仕組みや金融政策の理論と実際。詳細な考察は、専門的ではあるが、とてもわかりやすい。
最終章の「日銀改革の進め」までを読み終わると、まるで釘の頭をげんのうで叩き潰すかのような徹底した日銀批判の論理にスッキリした小気味よさを感じた。
本書を読むと、なぜ「日銀」は本書のような方針を採らないのかと思うが、日銀の人々も一流の経済専門家であるのだろうから、本書への反論も是非知りたいと思った。
とにかく、日本経済は「失われた20年」を更新 -
Posted by ブクログ
【概要】
本書は,ミクロ経済学とマクロ経済学の基礎について,豊富な具体例を挙げて平易な文章で説明・解説をしている経済学の入門書です。
【感想】
私は,大学時代の教養科目として経済学を履修したことがある程度で,ほとんど経済学について勉強をしたことがない。そんな私でも(だからこそ?),経済学って面白そうだなと興味を覚えたので,入門書としては申し分ないと思います。
第8章の「経済学の学び方」で挙げられている経済学関連の書籍で,さらに経済学を勉強しようと思う。
本書は,1994年に発行されているので,取り上げている具体例・題材には古いものがある。しかし,経済学を学ぶ端緒としての入門書としての効果