斎藤茂太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
精神科医である著者が、やる気の出るヒントを書いている。
1章は、逆転の発想で「嫌いな自分」をリセットする。
2章は、小さなテクニックで人間関係をストレスにしない。
3章は、仕事で元気が出るちょっとした発想法。
4章は、体が喜ぶ毎日の過ごし方。
5章は、小さな変化で人生はもっと楽しくなる。
人を育てる・叱るコツとして
①プライドを傷つけない
②ネチネチ引きずらない
③感情的にならない。
そして「ほめ言葉をケチらない」。
他人に仕事を任せるときは80%の信頼で十分。頼りすぎると双方にストレス。
などなど、今の私に必要な言葉がたくさんあった。
買って、社会に出てからも手元に置いておきたい一冊。 -
購入済み
心が疲れた時に読むと良い
読んで心が少し軽くなったような気がします。働くということ以上に、そこにある人間関係が原因であるのだなぁと思いました。上手くそこを受け流しつつ生きていかないと、行き詰まってしまうのでしょう。心が病んでるな、折れそうだ、疲れたなぁと思った時、読むと良いと思います。
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Posted by ブクログ
失ったものを数えてがっかりするより、いま自分にできること、いま自分がやりたいことを、どんどんやったほうがいい。
気持ちの整理をする時は「自己中心的になっていないだろうか?」「欲張りすぎていないだろうか?」「人を好き嫌いで判断していないだろうか?」「どんなストレス解消法をとっているだろうか?」と自身に問いかけるといい。
うつ状態を疑わせる兆候があるなら、大きな決断は避けて問題を棚上げしよう。これはとても重要なこと。
人生に「不幸」はない。「不幸」とは、目の前の幸せが見えなくなっている状態。自分が出会った人、置かれた環境、自分が選び取った選択肢のなかにも、必ず幸せが満ちている。
円満な人間関係は、 -
Posted by ブクログ
大切なのは、いちいち「気にしない」ということ。これはダメだと思ったら、すぐ捨てること。夢をかなえるための、ねばり強さのヒケツは「気にしない力」「捨てる力」にある。
環境の変化を受身にではなく、積極的に受け入れること、そのためには、変化をチャンスと考えること。たまったガラクタを整理できるチャンス、新しい土地で新しい人間関係を築くチャンス、そして変化によって自分がどう変わってゆくかを知るチャンス、未知の自分の可能性を知るチャンス、自分が成長できるチャンス…考え方はいろいろあるだろう。
「調子に乗ること」「腹を立てること」「憂いを持つこと」「考え過ぎること」「悲しみに沈むこと」「不必要に恐れること」 -
Posted by ブクログ
【イライラする気持ちがスーッとはれる方法】
私は生真面目な性格なのか、イライラすることが多いです。
この本は、私のように「イライラ」する方、また落ち込んで「うつうつ」する方に読んでほしい本です。
精神科医である著者が、「イライラ」「うつうつ」するときは心がどういう状態か、それに対してどのような対策をするのがいいか、などを実例つきで紹介してくれています。
この本を見ると客観的に自分を見つめなおせますし、専門的なこともわかりやすく書いてありますから、誰でも読めます。
この本の中で一番印象に残ったのは「休養や気晴らし」の大切さです。
人間は、やはりパーっと気を晴らす時間、また休養の時間が必ず必