【感想・ネタバレ】「捨てる」「思い切る」で人生がラクになるのレビュー

あらすじ

「生きづらさ」―それは、執着心や焦燥感、コンプレックスといった負の感情によるもの。完璧な理想を追い求めすぎると、むしろ、負の感情が付きまといます。
本書は、そのような囚われから抜け出し、晴れやかに生きるヒントを与えてくれます。何かを得るためではなく、捨てるために動く。少しの「思い切り」で、心に溜まった負の感情を「捨てて」みませんか。そのあとには、自分だけの幸福が残されるでしょう。

<内容>
●いまを変えれば、過去は捨てられる
●「しつこい性格」はお捨てなさい
●「理想主義」を捨てると、安らかな関係になる
●二十代のうちに「心の甘え」は捨てておく
●ヒメラキは「捨てたとき」にやってくる
●重いストレスは「何かをして」捨てる
●人と折り合いながら、「我」を大切にする
●「捨てる力」で自分だけの幸福を見つける

(※本書は2014/7/24に発売し、2021/4/1に電子化をいたしました)

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Posted by ブクログ

大切なのは、いちいち「気にしない」ということ。これはダメだと思ったら、すぐ捨てること。夢をかなえるための、ねばり強さのヒケツは「気にしない力」「捨てる力」にある。
環境の変化を受身にではなく、積極的に受け入れること、そのためには、変化をチャンスと考えること。たまったガラクタを整理できるチャンス、新しい土地で新しい人間関係を築くチャンス、そして変化によって自分がどう変わってゆくかを知るチャンス、未知の自分の可能性を知るチャンス、自分が成長できるチャンス…考え方はいろいろあるだろう。
「調子に乗ること」「腹を立てること」「憂いを持つこと」「考え過ぎること」「悲しみに沈むこと」「不必要に恐れること」「動揺すること」この七情を捨てる。なるようになる、と考える。
自分自身を見つめ直す時間をつくる(セルフ・カウンセリング)。なぜイライラするのか、なぜ感情的になるのか、その理由を探って自問自答してみること。ストレッチや深呼吸のような健康法と同じで、少しの時間でも毎日続けることが大切。
うつ状態のときに、「捨てる決心」「思い切った行動」はしない。
「がんばり過ぎ」「考え過ぎ」「飲み過ぎ」「調子に乗り過ぎ」「寝過ぎ」「暇過ぎ」気持ちが焦っているときは、だいたいがこの「六過ぎ」の状態になっている。
「得る」ことの幸せよりも、もう身についてしまった不要なものを「捨てる」ことで実現する幸せのほうが、大きいようにも思う。何かを捨てることによって、思わぬものが「入ってくる」ことも、人生にはよくある。そこからまた、新しい人生が動き出すのではないか、と思うのだ。

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2015年04月11日

Posted by ブクログ

考えや心の執着を捨てて生きていくことが楽に生きることだと書かれていました。家庭、仕事に囚われて役割、肩書に固執してしまうとどんどん生きにくくなってしまい、学ぶ意欲が失われていきます。学ぶことを大切にするためにも囚われない生き方をしたいと思います。

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2022年04月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ


人と人との信頼関係は、不便さの中で育つ。上園は、人間関係の本。人と人とは良い関係が醸成されてくるように思うのだ
上手に歳をとるためには、様々なものを捨ててこなければならぬ
病気はあっても病苦は無いと言う生き方が良い
良いことを考えると、良いことが起こる

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2021年05月18日

Posted by ブクログ

ひととおり、今までに読んできた内容(使わないモノはさっさと捨てる~とか)とあまり変わらなかった。つまり、そういうことが肝、ということ?

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2016年05月24日

Posted by ブクログ

病気の不安、過去、愛社精神、シウコイ性格、自分、贅肉などなど、様々な身についてしまった不要なものを「捨てる」ことで幸せが実現するという。
斎藤先生のリラックスした文章が心地よい。将棋の「いいかげんな一手」が印象に残った。

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2015年09月06日

Posted by ブクログ

入院患者へのお見舞いでは、長居は禁物
お大事にの、一言で
今に満足できるようになって初めて、過去への未練が捨てられる
自分に対して寛容になる
人の上に立つものは、余計なプライドや競争心を捨てた方が良い
仕事人間になってもいいが、会社人間にはなるな
劣等感は優越感の裏返し
捨てるもの、うらやましい、悔しい、憎らしい

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2014年12月18日

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