あらすじ
人生が順調なとき、多くの人はその平穏が「ずっと続く」と考えています。ところが一転して不運やトラブルに見舞われ、自分が思い描いていた未来を見失ったとき、今あるつらさや苦しみが、やはり「ずっと続く」と考えてしまいます。でも良くも悪くも、同じ状況が未来永劫、続くなんてありません。つらさや苦しみはいつか必ず終わり、人生には好転の兆しが芽生えてきます。本書は、真面目すぎ、働きすぎの日本人へ“心の名医”モタさんが贈る言葉の処方箋。「なんでも思い通りにしようとしないこと。周囲に合わせること。そうすれば、本当のマイペースが見えてくる」「会話を無理につなげなくても大丈夫。沈黙を楽しめてこそ、自立した大人の関係」「思い出はきれいだが、思い出でしかない。未来は自分で変えられる」など、笑顔を取り戻し、明日へと歩き出すヒントがきっと見つかります。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
失ったものを数えてがっかりするより、いま自分にできること、いま自分がやりたいことを、どんどんやったほうがいい。
気持ちの整理をする時は「自己中心的になっていないだろうか?」「欲張りすぎていないだろうか?」「人を好き嫌いで判断していないだろうか?」「どんなストレス解消法をとっているだろうか?」と自身に問いかけるといい。
うつ状態を疑わせる兆候があるなら、大きな決断は避けて問題を棚上げしよう。これはとても重要なこと。
人生に「不幸」はない。「不幸」とは、目の前の幸せが見えなくなっている状態。自分が出会った人、置かれた環境、自分が選び取った選択肢のなかにも、必ず幸せが満ちている。
円満な人間関係は、自分自身を好きになることからはじまる。
自分に置き換えればわかる
結婚したいなら、譲れない条件を明らかにしておくこと。結婚後は、細かいことにいちいち目くじらを立てないこと。
けんかの作法「過去の傷には触れないこと」「他人と比較しないこと」「相手の親兄弟を悪く言わないこと」いくら腹が立っていても、相手の心やプライドを傷つけない配慮が必要だ。
過去は。いくら思い出しても、いとおしんでも、あなたを変えてはくれない。だが、現在と未来は、あなたの行動次第で、いくらでも変えることができる。
目標を定め、腹を決め、一歩一歩進んでいこう
何事も初心者になる勇気を持とう。新しい知識を教えてくれる人の話を素直に聴こう。それが、あなたを磨き、あなたの人生を豊かにする。