柳川範之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
近年脚光をあびている「アンラーン」を解説した書。さくさくとよめました。
学習とは、どんどん知識や情報をプラスにしていくこと、それによって思考の力を高めていくことです。そのプロセスの中で、インプット以上に大切なことがあります。それが「アンラーン」といっています。
アンラーンとは、これまで学習したものを取り去って新しい学習を行うという意味ではなく、これまでに身に着けた思考のクセを取り除くことです。
経済学者である柳川範之氏がビジネスを対象としてみたアンラーンと、為末大氏がスポーツのスキルとして捉えたアンラーンが具体的な例として描かれています。
これまでの学習をし続けていくと、新しい環境で行 -
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一生涯学ばないと生きていけないと言われている100年時代。
学びよりも今持っている思考や慣習をあえて捨てる、アンラーンが必要になります。
いつもこうしてるから、やったことがないから、今まで積み上げてきたものがある...
これらは成長を止め、変化に適応できなくなる原因になります。
自分を客観視して、一旦思考の癖を取り除くことで、新たな考えやスキルが入ってきます。
水がいっぱい入った桶は水を捨てた分、新しい水を入れることができます。
そんなイメージで、手放す⇄入れるを繰り返すことを小さく続けていくことが今を生きるポイントなんだなと思いました。
良書です! -
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「幸せの形は一つではありません。幸せになるために必要なものも一つではありません。
でも、幸せになるために使うことができる資源には共通性があるのです。
経済という科目が問題にするのは、幸せの中身ではありません。幸せになるために資源をどううまく使うかなのです。
経済では、どうすれば幸せになるかは教えてくれません。
だって、あなたの幸せは、あなた自身しか知らないでしょ?
でも、あなたが幸せを実現するために、限りあるお金と時間をどう上手く使うかを考える方法を教えるのが『経済』という科目の仕事。
-はじめに より-
経済という漠然とした概念について、非常に分かりやすく解説をしてくれた。
経 -
Posted by ブクログ
為末大氏による、スポーツの世界に喩えた言語化にハマっている。熟達論を読んで、他にも読みたいと思って手に取ったのが本書。アンラーンって何?という所からスタート。
アンラーンとは、思考の癖を取り除くこと。悪い癖を直すこと。いきなり炸裂する為末氏。スポーツで言えば、身体化された悪い癖を意識することにより直す事だと。身体の事に当て嵌めると、何故こんなに分かりやすいのだろう。スッと理解できる。無意識でできるようになった自転車のペダリングを変えていく場合、意識的に、無意識の動きを1回忘れる必要がある。
仕事とか思考については?無意識・自動化された行動、ルーチン行動を紙に書き出すと良いらしい。無意識を書 -
Posted by ブクログ
・「アンラーン」とは、これまで身につけた思考の
クセ(パターン化した思考)を取り除くこと
・変化の多い時代だからこそ、変わり続ける勇気
と気概を持ち値づけなければならない
・「アンラーン」することにより、柔軟な発想がで
きるようにしておくことができる
・「思考のクセ」から解放される
固定化されたパターンかを一旦忘れる
一点に集中しすぎていると思ったら立ち止まる
これまでの「当たり前」や既存の概念を捨て去る
・アンラーンを阻む7つの壁
①「このままでいいんじゃないか」
②「今あるものを手放したくない」
③「せっかくここまで頑張ってきたのだから」
④「自分におやり方でやりたい」 -
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ネタバレブロックチェーンの活用に関するイメージが湧く。
技術の詳細に関しては他の書籍を参考にした方が良いが、ブロックチェーンの技術をどう社会に実装して、どう便利にしていくか、にフォーカスを当てているため、ワクワクする気持ちになる。
例えばエストニアの事例は興味深い。日本ではマイナンバーカードを活用してID管理をしていて、ここ数年でかなり普及した感があるが、エストニアはそういった活動をもう20年くらい前に始めていた。もともとロシアに支配されていた歴史があり、国家としての存続を考えると国土を軸に考えるのではなくデジタル世界で国家を作るほうが持続的だと判断して、IT技術への投資と活用を行った。医療や治安の改