柳川範之のレビュー一覧

  • ブロックチェーンの未来 金融・産業・社会はどう変わるのか

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    ネタバレ

    ブロックチェーンの活用に関するイメージが湧く。
    技術の詳細に関しては他の書籍を参考にした方が良いが、ブロックチェーンの技術をどう社会に実装して、どう便利にしていくか、にフォーカスを当てているため、ワクワクする気持ちになる。
    例えばエストニアの事例は興味深い。日本ではマイナンバーカードを活用してID管理をしていて、ここ数年でかなり普及した感があるが、エストニアはそういった活動をもう20年くらい前に始めていた。もともとロシアに支配されていた歴史があり、国家としての存続を考えると国土を軸に考えるのではなくデジタル世界で国家を作るほうが持続的だと判断して、IT技術への投資と活用を行った。医療や治安の改

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    2024年03月02日
  • Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」

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    言葉からして忘れること?とイメージしてましたが木々がさらに茂るための剪定と説明されていてなるほど!と思いました。

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    2023年12月14日
  • 独学という道もある

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    進む道は一つじゃないよと教えてくれる一冊でした。当たり前とは何だろう?
    偏差値の高い高校、大学、いい就職先に勤めてと敷かれたレールの上を進むのは窮屈ではないか?もっとたくさんの道があるから柔軟に考えよう!という内容。偏差値が全てではない、だけど
    ある程度学力がなければ色々難しいよなと思いました。子どもにはそういう環境を整えつつ、早いうちから夢中になれることを見つけられるようにサポートしたい。中学生あたりから読めそう。

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    2023年10月14日
  • Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」

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    自分の持っているスキルの棚卸しの考え方としてとても興味深い内容だった。
    アンラーンという考え方についても、スポーツ選手の癖を例題にして説明してもらったのでイメージしやすかった。
    定期的に読み直したい。

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    2023年04月12日
  • Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」

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    組織には、自分の守備範囲を限定したがる人や過去の前例を踏襲したがる人がいる。この本は、固定化した思考に気付き、変えることで、変化の著しい時代に適応することを目指す。
    今まで最適だと思っていたやり方が、いつの間にか陳腐化していた、ということは意外にある。無意識・無批判にこなしていることを折に触れて振り返ることの重要性を改めて教えられる。

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    2023年03月31日
  • Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」

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    為末さんが気になり出したのと自分を見つめ直したくて買った一冊でした。
    何が大事だと思っていることに自覚的になる、他者からの評価を大切にする、などなど考え方が豊富に示されており、理解を深めた。
    海外の選手との練習量の比較の話が一番刺さった。

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    2023年02月04日
  • Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」

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    変化の激しい時代、過去の成功体験がもう一度同じように通用することがほとんどない。

    そんな中で、無意識な自身の思考や言動のクセや、いつの間にか当たり前(べき論)だと思っている事を認識し、その必要性を見直したり、理由を省みる。

    その結果、どんな変化にも対応できる柔軟性を持つことができる。

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    2022年12月08日
  • Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」

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    自分の癖を知る
    成功者(勝利者)にある体験は、過去の成功経験から固定概念が邪魔となり、実は思った以上に成功しない(レベルが上がっていない)現象をよく観る。よって固定概念を捨て、解放し、見直す事が一歩前に進めることに繋がる、と言う。「アンラーン」(癖・思い込みを捨てる)という概念は、その状況、一時スランプ状態からの突破する「技」と言うことだ。世の中は常に変化しており「このままでいい」、「慣れている」、「今更覚えたくない」をやめること。バイアス(思い込み・偏り)は成長を阻害し、それは実は「時代遅れの人間」になると言うことを知っておくべきなのだ。

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    2022年11月07日
  • Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」

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    アンラーンとは何か?どういうメリットがあるのかを分かりやすくまとめた本。
    学習しない、忘れるとか言うものでは無く、無意識のうちに身についてしまった自分の癖を、自分なりに確認し、一度元に戻して考えてみるというもの。また一旦頭の中に隙間(余白)を作って新しいものが入る様にして置くのも良いと。
    非常に納得出来る考え方だった。

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    2022年08月20日
  • Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」

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     学者と元アスリートによる「学習棄却」をテーマにした本。想定読者は、ジュニアよりもシニアなビジネスパーソン向けに見える。

     環境変化が激しく進行する一方で「100年も生きなくてはいけない」という状況におかれた我々は、学び直し、生涯学習の必要性を問われている。実際、どうも今までやりかただと通用しないのでは、と「違和感」を感じている向きは増えているのだろう。

     「アンラーン」とは、「これまで身につけた思考のクセを取り除く」ということである。「思考のクセ」というのは、環境に適応してパターン化した思考のことであり、これを取り除いて「ニュートラル」な状態までまずもっていくのが、「インプット」以上に大

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    2022年08月02日
  • Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」

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    変化の激しい時代に、新たな学び方として「アンラーン」という概念を説明し、その方法を解説した一冊。
    アンラーンという言葉をそのまま理解しようとすると、学びの否定のようにも感じますが、著者は、「学びの否定ではなく、これまでに学んだ知識や身につけた技術を振り返り、さらなる学びや成長につながる形に整理し直すプロセス」と定義しています。
    これだけを聞くと、これまで既出のリスキリング、意識改革といったものの焼き直しのような印象があり、読み始めた当初は、そのような印象でした。その中で、個人的にいいアクセントになったのは、元陸上選手である為末大さんの経験を活かした部分です。ビジネス的な内容になりがちな所を、ス

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    2022年07月23日
  • 東大教授が考えるあたらしい教養

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    ネタバレ

    同じ事を繰り返し言っており多少の退屈感は否めないが、知識や情報の量よりそれらをベースとして自分の頭で考えることや、課題を見つけ、異分野の人同士で議論し、より良い解決策を探すことが重要と分かった。

    求められるのは課題解決力。情報を選び、他の情報と結びつけて活用する。情報をもとに考える。これらはビジネスの現場だけでなく私たちの普段の暮らしにも必要だろう。この力が足りない、議論が議論になっておらず相手に感情をぶつけるだけになっている人は私を含めて多いと思う。

    相手の立場を想像する力や、相手へのリスペクトがあれば「暴言→謝罪→辞職」のコントも減るはず。口にする前に自分の頭で考えることができれば。

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    2021年07月28日
  • 東大教授が考えるあたらしい教養

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    教養とは何かを深く考えさせる本。
    今の学力向上一辺倒の教育界は一旦立ち止まってみるのもよいのでは。子供に無駄な学力、無駄な時間を過ごさせてはいないか?よく考えてほしい。

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    2020年10月07日
  • 管理職失格 新世代リーダーへの条件

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    ネタバレ

    「時代に捨てられない管理職」となるために!

    非連続の時代には、今までの否定から始めなければならない。
    管理職は意思決定するということが求められるようになっている。今までのように与えられた課題に対して、答えを出すのではなく、そもそも何をするのかという「問い」を作れる人が管理職になるべきである。

    マネジメントとリーダーシップとは異なる。管理するだけではリーダーとして不十分。


    チームの羅針盤がないと前に進めない。また羅針盤は誰かが与えてくれるのではなく、自らが創り出すしかない。
    この業務を通じてどうやって会社に貢献するのか?どんな目標とするのかを常にメンバと共有しておく(自分の言葉でビジョン

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    2020年10月05日
  • 管理職失格 新世代リーダーへの条件

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    これからの時代で捨てられる管理職になるか、生き残る管理所になるかを議論して、生き残る管理職になるためにマインドセット、行動のアップデートを提言する本。
    VUCAの時代においては、改善型よりも変革型、マネージメントよりもリーダーシップが重要になってくる。どの様にして解決、改善するかのHowよりも、なにをすべきかのWhatが重要になってきている。
    まさに今の管理職に求められるのは、正解のわからない中での決断であり、非常に腑に落ちる内容である。いつ会社を辞めてもいい覚悟を持って、日々の決断を行なって、チームを引っ張って行きたい。

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    2020年08月01日
  • ブロックチェーンの未来 金融・産業・社会はどう変わるのか

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    ①ブロックチェーンは中央集権的な組織や国に依存しない取引の実現を目指したものである。
    ②ビットコインで使われているPoWでは、データの整合性と処理効率のバランスから十分ごとにブロックが生成できるように調整されており、即時性が必要とされる取引には向かない。
    ③ブロックチェーンの仕組みを正確に利用するためには、周辺アプリケーションの機能開発が重要になる。

    スマートコントラクトとはプログラムに基づいた自動的に実行される契約のこと。


    XRoad

    DAO DAC

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    2020年01月26日
  • 独学という道もある

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     幼少期を、ブラジル、シンガポールで過ごし、大学検定で慶応大学に入学後、慶應義塾大学経済学部通信教育課程卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。東京大学大学院教授といった異色の経歴をもつ経済学者の著書。

     非常に平易な文章だけど、勉強には多様な道があり、日本の教育や受験システムの閉塞感、ひいては日本経済への閉塞感を憂える著者の気遣いが伝わってくるような本でした。
     受験や就職活動に失敗すると、すべて終わりだ、となってしまいますが、そんなことはなく、ルートは色々あるんだ、と繰り返し述べられています。

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    2018年12月22日
  • 40歳からの会社に頼らない働き方

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    先般、あるセミナーで、著者の講演を聞く機会があり、中高年の働き方について良い示唆を頂いたこともあって、著作も読ませてもらいました。
    人生90年時代(本書が書かれた2013年にはこう言われていたらしい)、一つの会社に年功序列で過ごす時代は終わった。40代、50代でも、これまでの経験をベースにスキルを体系化しなおしたり、新しいスキルを身に着けつつ、柔軟な働き方を模索する必要がある。転職はリスクを考えて慎重にすべきだが、リスクのない範囲で、副業(小さな起業等)も考えるべき。
    50歳も過ぎると会社の中でのゴールは見えてしまっていることが多く、仕事に対するモチベーションが低下する人も多いように思いますが

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    2018年09月27日
  • ブロックチェーンの未来 金融・産業・社会はどう変わるのか

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    ブロックチェーンによって、金融・産業・社会はどう変わるのか。3人の著者によって書かれてある。

    知らなかったこと。
    ・ダイヤモンド産業は、所有履歴がその商品の価値を形成している点が際立った特徴。
    ★ブロックチェーン技術が進呈すれば
    ①今までコストをかけて記録していた取引履歴がより安価かつ確実に記録できる可能性があること。
    ②そして不十分なかたちで記録されてきたものについても、より完全なかたちで取引履歴が残せるようになることが明らかになった。
    ③さらには、今まではコストがかかるなどの理由で、履歴が記録されてこなかった取引についても記録がとられ、安心感を利用者が得られるようになること。
    その結果

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    2018年06月03日
  • ブロックチェーンの未来 金融・産業・社会はどう変わるのか

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    ブロックチェーン、分散型台帳技術者、スマートコントラクトなどについて、翁さん、柳川先生、岩下先生の編著でさまざまに検討するもの。仕事柄、スマートコントラクトと法について関心がありますが、うーん、具体的にどうするのか、なかなかしっくりこないところ。

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    2018年05月30日