マツコ・デラックスのレビュー一覧

  • 続あまから人生相談

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    マツコ・デラックスに幅広い年代の女性から寄せられた多種多様な相談事。それを辛口コメントだったり、甘口なコメントでズバズバと解決をしていく。読んでいて気持ちよくもあり、清々しい気持ちにもなる。女の醜い部分が露呈されていたりする相談内容が多いのだが、人間らしさがあって非常に良い気もする。女という生き物を熟知するチャンスかもしれないとすら思う。

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    2016年02月04日
  • 喧嘩上等 うさぎとマツコの往復書簡3

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    読んでていろいろ考えさせられた。

    いろんな見方や考え方があるなぁーって。

    又、自分について気づいたこともあった。

    「なりたい自分」ごっこや「同一化願望」は

    まさにわたしにも当てはまって

    かなり気持ち的にもスッキリした。

    同一化願望で言えば

    たとえば昔だったら、Paris Hilton. 今なら、Camila Cabello.

    でも「永遠に手に入らない自分」なんだけどね。

    まるでこの本は自分についての説明書かと思うくらい

    共感できるところがあった。

    あとね、

    私の大嫌いな差別についての考え方も変わった。

    自分も気づかないうちに

    差別してるのかもって思っちゃった。

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    2016年01月18日
  • あまから人生相談

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    きわめて真っ当な人生相談本。マツコが常識人であることがわかる。しかし、あまりに真っ当すぎて、よみものとしての面白味には欠ける。

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    2015年10月24日
  • うさぎとマツコの往復書簡

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     腹が決まったわ。神様は、アタシの中にいる。アンタの中にいる。みんなの中にいる。神様に魂を売るってことは、己の魂と決着をつけるってことなんだね……。
    (P.153)

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    2015年09月17日
  • うさぎとマツコの往復書簡

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    活字のマツコさんにお会いする初めての本。テレビとはまた違う語り口でちょっと暗い(のか?)新しいお顔を発見することができました。また全編を通して「ねちゃっ」とした気持ち悪さを感じ、それは何かと考えると「魂の双子」とか本で言っちゃう寒さと女同士の鼻のすすり合い、それが私にとってこの本の「アク」であるなぁと思いました。 面白いんだけど何所かが癪に障る、何故だろう。でも好き。決してさわやかではないがきっぱりとした「潔さ」の有る本であると感じます。 続きも読みたいと思います。 追記 わかったぞ、己を卑下しすぎだ!

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    2015年06月03日
  • うさぎとマツコの往復書簡

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    もっと猥雑でぶっちゃけた感じなのかと思いきや、
    オカマであること、 “バケモノ女” であることの
    非常に複雑な想いの吐露で、非常に深いところの話だった。

    女の性も、男の性も、オカマの性も、
    いろいろと生き辛い。 それが端々からにじみ出る。

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    2014年07月07日
  • うさぎとマツコの往復書簡

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    地獄の中に天国がある。

    「~その地獄の最中にも天にも登る恍惚感があったのも確かなの。~でも、私はバカだから、地獄の真ん中にある天国を、まさかこれが天国だなんて思いもよらず、ずっと「この地獄を抜ければきっとそこに眩いばかりの天国が待ってるに違いない」と思い続けていたのよ。で、50歳にしてようやく地獄から這い出たと思ったら、そこには天国なんかなくて、砂漠が広がってるだけだった。愕然としながら振り返ってみると、さっき命からがら抜けだしてきた煮えたぎる地獄のマグマの真ん中に、キラキラと輝く天国があるのを見つけた。なんだ!天国は、あそこにあったんじゃん!私はまんまと地獄から逃げ出したと同時に、天国まで

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    2014年04月04日
  • 愚の骨頂 続・うさぎとマツコの往復書簡

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    簡単にメールやLINEで連絡がとれる時代に、手紙を書くという大切さを大事にしたいと私は思っている。この本は、割りと真剣に、マツコもうさぎも手紙で語っています。理解しあえない事もそういう意味ではなかった。こういう事はどうなの?と往復書簡ならではの流れがいいです。

    >「フィクションの自虐」は、卑怯以外の何物でもない。
    心の底では自己陶酔的なナルシシズムにどっぷり浸かり・・・
    >ホント、口先だけの「自虐」ほどイタイ存在は、この世にないわ。

    >本物の無垢は、知性なくして成り立たない。

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    2013年12月17日
  • マツ☆キヨ

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    対談集
    心に残ったのは
    やり取りすることで、自分や相手が変わることが本来のコミュニケーションっていう言葉
    本を読むっていうことも
    本を書いた人とのコミュニケーションだね

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    2013年09月15日
  • マツ☆キヨ

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    さらりと読めます。
     
    マイノリティの中の優越だったり、

    自分に対する特別感だったり、

    自分の浅ましさについて私も良く考えるのだけど、


    そうやって何度も思い起こすということをしないと、

    人はすぐに、人を見下したり、差別したり、浅ましいことをし始める。


    それもひっくるめて、私だし、人って優劣をつけるからこそ成り立っているものも結構あるのだと思うし、完全に差別のない社会が誰もが望む社会なのかと言われたら、イエスとは言えないんじゃないかという自分もいる。


     でも、それでも、気づける範囲でフェアでありたいと願います。


     思い上がりも、視野の狭さも、見識の低さも

     これがあたしな

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    2013年08月13日
  • うさぎとマツコの往復書簡

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    神様は、アタシの中にいる。アンタの中にいる。みんなの中にいる。神様に魂を売るってことは、己の魂と決着つけるってことなんだね。

    よく知らずに、遠巻きに眺めていた方々ですが、ちょっと近づいたように思います。

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    2013年09月15日
  • マツ☆キヨ

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     対談本なのでわかりやすく読みやすいのが良し。
     だが、実際本当に対談なのか知らないが、対談である上の欠点論点のすり替えと二枚舌が多く散見して見苦しい。

     言っていることは本当に世論に対し受けのいいことばかりで他を非難するが自分が同じ立場を与えられるとそのままスルーしているのが惜しい。

     世論は強かったものをこき下ろすのが好きであり弱いものを持ち上げるのも好き。この対になる内容には一切触れようとしない、したくない、できないだけではあげあしの取り合いにしかならないと思う。 

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    2013年06月14日
  • 愚の骨頂 続・うさぎとマツコの往復書簡

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    アクの強いふたりの往復書簡形式の読み物。
    こうやって二人で誤解を解きながらお互いの価値観をすり合わせながら意見を聞いて自分を見つめ直す、ってすごい良い人間関係だなあって思いながら読んでた。
    こういう人間関係があるってうらやましいです正直。

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    2013年06月05日
  • うさぎとマツコの往復書簡

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    アクの強い二人の悩みが普遍的なことでもあるっていうのが面白い。
    またその事柄について小ぎれいな言葉じゃなくってひねり出した言葉が押し詰められているのもいい。
    中村うさぎの文章は彼女自身のごく個人的なことを書いていたとしても私たちのどこかにぱっと当てはまってしまうところがあって納得してしまう。

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    2013年05月14日
  • うさぎとマツコの往復書簡

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    中村うさぎさんが好きだったことに加え、マツコ・デラックスという中村うさぎっぽい人物とのコラボ(?)ということで読んでみました。
    ルールにのっとりつつ、互いに意見や本音を爽快な形で議論していたので読んでいて楽しかったです。でも、読んでて「おぉ」と思ったのは、やはり中村うさぎさんの文章。マツコ・デラックスさんがうさぎさんの本音をぐいぐい引き出している感じでした。

    二人とも魔物というか、どこか自分と違う種類の人間だな…と無意識に差別していたことを思い知り、反省しきり。自分に正直に生きることで後悔しない人生を送ることはできても、果たしてそれで自分が本当に望む人生が形成されるかというのは話が違うのだな

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    2013年03月22日
  • あまから人生相談

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    あたしが天邪鬼だからか、はたまたスレているのか
    どうもこの本の相談内容のうちのいくつかが眉唾というか、
    やらせなんじゃねぇかと勘ぐってしまう。
    もちろん中には真剣に悩んでるであろう相談も混ざってはいるんだけど
    本気で悩んでねぇだろ、と言いたくなる相談もちらほら。
    そのすべてに真剣に返答しているマツコさんが、まずはすごいと思った。
    返答内容はともかくとして(爆)。

    『あまから人生相談』というタイトルは言い得て妙で、センスがいいなと思った。
    悩みに対する答えはかなり辛口なんだけど、その中に愛情を含んでいる。
    この本はタイトルの勝利といえるかも。

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    2013年03月05日
  • うさぎとマツコの往復書簡

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    マツコの番組をよく見ているのと、中村うさぎのエッセイが好きなので、手にとってみました。
    これを読むと怒り新党がさらに面白いかと思います。性とは何か、性別とはいろいろ考えさせられます。

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    2013年02月02日
  • 愚の骨頂 続・うさぎとマツコの往復書簡

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    マツコ&うさぎの政治や選挙に対する思い、スカッとするわ!
    『まさにその通り‼ 』ってね。
    自民党や前都知事のI氏に対しても、私が思ってる事を活字でよくぞ言ってくれた!って感じ♪(´ε` )

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    2013年01月23日
  • うさぎとマツコの往復書簡

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    マツコの言葉に反感を抱かないのは、マツコが”女”でも”男”でもなく”おかま”だから…ってのには納得。

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    2013年01月12日
  • あまから人生相談

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    マツコ・デラックス、というひとは、何か気になる。
    私は普段、テレビをあまり見ないのだが、それでもこの人を知っているし、存在の威圧感や、発言の目の覚めるような鮮やかさに驚かされる。

    で、そのマツコさんが、過激レディースコミック上で人生相談の連載をしていたのをまとめたこの本。
    マツコデラックス、レディースコミック、帯の「ぶった切る!」のあおり文句・・・それらが発する期待は、見事に裏切られた。
    なんというか、マツコさんのまともさ、頭の良さ、正直さ、謙虚さ、それから深い優しさに、ただただ驚く。。。本当にいい意味で裏切られた、というか。
    まずなんといっても言葉づかいがとてもよくて、いわゆる「お姉言葉」

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    2012年09月29日