マツコ・デラックスのレビュー一覧

  • マツ☆キヨ

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    震災後の人々の様々な動揺の話や
    マイノリティについて、差別、ボーッとしないと全健忘になるなど自分にとって価値観の変わる事が多数ありました。
    池田氏の「コミュニケーションとはただ話すことではなく、相手から影響を受けて自分の中が変化していく事」という趣旨の話と
    マツコ氏の自分が叩かれてもきちんと自分の考えや立場を表明して世間にそれを投げかけていくと覚悟しているという話の件はなんと普段のんびり過ごしてるんだろうと反省すらしました。
    この本を読んで楽しめそうな友達にはぜひ薦めたいです。

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    2013年02月10日
  • マツ☆キヨ

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    マツコ・デラックスさんのトークが大好きなので読んでみました。
    さらっと読めますが、震災後もあって考えさせられる内容がありました。

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    2013年01月24日
  • マツ☆キヨ

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    自分がなぜ「マイノリティ」と呼ばれる人(この本ではマツコ)が好きなのか、それは何を隠そう自分自身に「マイノリティである」という自覚があって、そういう意味でシンパシーを感じる人が活躍していたり自分の主張を展開していることが、単に嬉しい、若しくは勇気付けられるからだと思う。p144で池田氏が「エリート社員はマツコを見ても変だとしか思わない」と言っているが、社会の中心的存在で牛耳る側の人にマイノリティの存在は響いてこないのだろう。
    なぜ他人に自分の生き方を押し付けるのか?人に迷惑をかけない範囲で自由に生きることができればいいのにと、この本を読んでそんなことを思った。

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    2013年01月19日
  • うさぎとマツコの往復書簡

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    人はひとりでは生きていけない、とありふれた言葉でも、この二人が語ると重みが恐ろしい…
    自分のためだけに生きるのって限界あるわよー、かぁ…。

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    2013年01月17日
  • 喧嘩上等 うさぎとマツコの往復書簡3

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    ネットや日本という国の在り方、個人主義やセクシュアリティーまで、2人の気の赴くままに進む往復書簡。個人的には特に2011.11.27-2012.6.10の部分が興味深い。
    ここ何年か、何故だか中村うさぎの発言が気になるのは、恐らく彼女の思想が自分と似てる部分が多いから。p.87〜中村うさぎが珍しく政治について発言しているが、国家(日本)の「栄枯盛衰」の考えだったり、蓮舫の「一番じゃなきゃいけないんですか?」発言に対する理解だったり、これからの日本の在り方だったり、普段自分が漠然と考えていることほぼそのまま。p.94で日本は世界のリーダーとなる国民性ではないというのもまた然り。
    テーマに偏りはあ

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    2012年12月23日
  • マツ☆キヨ

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    ネタバレ

    東日本大震災の甚大な被害に対して、「どんな悲惨な目に遭ったって、命さえあれば再起できる。」
    「生きてりゃ何とかなるよ」という池田先生の男っぷりにキュンとした。

    「死ぬのはしょうがない。死に方が問題だ。」
    池田先生のかっこうよさにふれる本。

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    2012年12月13日
  • うさぎとマツコの往復書簡

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    ネタバレ

    中村うさぎが、しつこく、嫌がられても、マツコに「なんで女装するの?」と聞くのが面白かった。自分で多分こうなんだろうという答えを持ってるのに。でも、しつこく聞く。

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    2012年11月28日
  • 愚の骨頂 続・うさぎとマツコの往復書簡

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    言葉の定義をはっきりしないで、
    薄ボンヤリした概念を共有するつもりで会話するじゃない?

    それを許せないタイプの二人の
    書簡のやり取り。

    中村うさぎさんとマツコデラックスさん。

    なので、
    解釈やら、言葉の持つ意味について
    突っ込んで話しています。

    お互いの言いたいこと、
    訂正と再確認を。

    やー、お二人とも大好きですが
    私にとって
    かなり濃いです。

    でも、確かに誰かと話していても
    暗黙の了解とか
    なんとなく伝わってるよね、
    ってふんわりした空気があったりするけど

    この往復書簡にはありません。

    孤独、欲、自我、自由、
    試行錯誤して格闘している言葉たち。

    「色んなものを諦めることだけ

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    2012年11月01日
  • マツ☆キヨ

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    『ほんまでっか!?TV』で、
    共演されているお二人の
    対談集です。

    お二人を画面で
    拝見しているせいか、
    文字なのに
    頭の中では音声化されてました。

    お二方に共通している点は、
    有名なのに、
    なんとも自由でざっくばらんな所。

    でも、その自由さは、
    裏打ちされた部分があるからで、
    また、ちゃんと実を伴った部分が
    あるからこそ。

    また、お二人の対談を
    読んでみたいです。

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    2012年10月11日
  • マツ☆キヨ

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    池田先生とマツコって、すごく好きなんだけど
    この対談はよかった。
    私はもともと「どうしてなんだろう?」とか「なぜなんだろう?」って
    考えるのは苦手なんだけど
    この二人は、本当に色々なことを考えているなってことが分かる。
    だって、考えてなければ、これだけ明確に自分の意見を
    持つことはできないもんね。
    脱力系に見えて、実際はとっても頑張って
    考えている二人の人となりのが見える対談だし、
    斬新な考え方はとても勉強になりました。

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    2012年08月25日
  • あまから人生相談

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    マツコの愛を感じるための読み物。
    コラムニスト・マツコデラックスは厳しさもって読み手を心から愛してくれているなぁと、読みながらとても温かい気持ちになった。

    TVのバラエティのような素頓狂な相談事や笑える回答を期待すると、ちょっと物足りなく感じると思う。

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    2012年08月17日
  • うさぎとマツコの往復書簡

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    下ネタとかの笑えるやりとりを期待してたらとんでもなかったです。凄まじいですねこの人達の人生観というか…。いや、解るんだけど、そこまで追いこもうとは中々できないですよね。別に頼まれてやってるんじゃなくて、勿論本人たちが気の済むようにやってるんでしょうけど、感嘆してしまいました。

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    2012年06月25日
  • 愚の骨頂 続・うさぎとマツコの往復書簡

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    正しいかどうかというより、きちんと向き合って自分の中で気分悪くなるくらい考えるということをすることがどれ程大事なのかを思い知らされた。

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    2012年05月29日
  • 愚の骨頂 続・うさぎとマツコの往復書簡

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    マツコも中村うさぎも露悪的だけど、一言で説明しがたいシンパシーを感じてしまうのでついつい読んでしまうんだよねー。でも、サンデー毎日の読者層がこんな屈折した女と女装の対談をどういう風に読んでいたのか、甚だ疑問ではある。

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    2012年09月24日
  • うさぎとマツコの往復書簡

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    自称「欲と悪徳にまみれた暴走ババ」である中村うさぎさんと、「デブでゲイの女装癖キワモノ」であるマツコ・デラックスさん。二人が隔週(?)で「サンデー毎日」で連載(意見交換)していたもの。女性政治家とフェミニズム、性とコンプレックス、本当の自分探しと女装癖、人生の意味と神様、などなどについて、お二人の赤裸々な考えやお互いに対する想いがすごい。
    もうお二人は神の域に達しているかのように思えた。崇拝。

    新宿の街に魅せられてハマってしまいそうになった後だったから、P194のご叱責が身にしみた(笑)もし東京に住んでたら…しばらくは通っちゃってたかもなぁ。ほんと居心地よかったんだもん。「女のはみ出し者」な

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    2012年03月09日
  • うさぎとマツコの往復書簡

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    "幸せになる条件って、「主観」という醒めない夢の楽園に
    どれだけ安住していられるかってことだと思う”

    という中村うさぎさんの言葉が響いた

    客観性というものから自由である人を、周りが見えていないと
    見下していたのは羨ましかったからかもしれない

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    2012年01月10日
  • 愚の骨頂 続・うさぎとマツコの往復書簡

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    二人が互いに尊重してるさま、だからこそ誤解をひとつずつ解きながら、二人で話していく様が小気味いい。
    相手をわかるということが、どれだけ難しいことか。
    心情吐露をしながら、その難しさを提示してくれている。

    生きにくい時代だからこそ、少しでもこうやって吐露しあえる相手をいかに見つけるか。
    安っぽく薄っぺらい対人関係でなく、心の奥底までえぐりあえる人間なんてどれだけいるのか。

    ソーシャルだなんだと、薄いつながりがベースになっていくこれからの時代、もっともっと必要になっていくことなのだと思う。

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    2011年12月13日
  • 愚の骨頂 続・うさぎとマツコの往復書簡

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    ネタバレ

     あはは。泣いちゃった。この本で。
     マツコさんのお母さんの

     「今日の五時の生放送を見ます」
     の一言に、大笑いしたあと、孤独じゃないんだって号泣したっていう件で。


     同じじゃないし、マツコさんの状況とか気持ちとか計り知れないものがあるけれど、

     自分の中にもある、頭でっかちで、醜くて、それでも自分が可愛くてならない醜悪なモンスターみたいな自意識に苛まれながら、自由を叫んでる愚かな自分を重ねてしまいました。


     先日学校のカウンセリングの先生の講義を聞く機会があり、
     異性に執着を求める傾向の中に、父親との関係によるものを上げていた。

     父性が脆弱な家庭環境の女の子は、男性関係に

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    2011年11月17日
  • マツ☆キヨ

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    マツコ・デラックスという字面を初めて見たのは確か13〜14年前の雑誌「relax」だったと思う。
    衝撃だった。ドラァグクイーンという職業(?)、「デラックス」を名前に選んだセンスのよさ、性別のわからなさ、すべてがただものではなかった。10センチにも満たないスペースで異彩を放っていたのだ。してやられた感じは忘れられない。
    仕事の合間や電車待ちの時に「デラックス、か…」と呟くこともしばしあったと思う。
    で、時が流れて2010年代。
    マイノリティであったはずのマツコ様がこんなにブレイクするとは全く想像できなかった。
    普通にバラエティにでているのを見て驚くとともに、やっと時代がついてきたのかナ?と思っ

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    2011年11月03日
  • マツ☆キヨ

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    ホンマでっかTVに出てる二人の対談。回りくどくせずに物事の真ん中をストレートに抜いていって、いろんな物事がストンと腑に落ちる感じがします。震災のあとでの対談ということでどうしてもそのあたりの話が中心になってはいます。誤解を恐れずにいってしまえば、頭のいい人同士の会話なんでしょうね。読んでいて打てば響く同士の掛け合いで楽しめました。

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    2011年11月02日