大江英樹のレビュー一覧
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【年金は保険】
通常の保険であれば、不慮の事故・病気などで意思に反して早く亡くなったときに、お金が支払われます。
これを年金に当てはめてみると、収入がない状況にもかかわらず、意思に反して長く生きてしまったときに、お金が支払われる保険といえます。
労働などができない状況で収入がない状態でも死ぬことができない。
このときに使うのが年金という保険になります。
保険と考えると、死ぬまで働くことができたり、何らかの収入を得ることで生活ができれば、年金を1円ももらえなくてもいいとわかります。損得の問題ではない。
「老後資金を残しておかないと不安である」という意見があります。
では、その金額はいくらにすればいいのでしょうか?
死ぬ年齢がわからないので正確に金額を計算することはできません。
一つの解として、
「年金だけで生活できる年齢まで繰り下げを行う」
この方法が一つの解決策だとわたしは考えます。
厚生年金でそれなりの金額がもらえるサラリーマンであれば使える手法といえます。
例えば、
72歳まで繰り下げを行えば、その後は年金だけで暮らしていけると計算できれば、突発的な費用として数百万円だけ残して、72歳までにすべて使い切っても、その後のお金の心配はする必要がなくなります。
いつ死ぬかわからないのに、いつまでも老後資金を残しておく必要はなくなるのです。
年金はいくら長生きしても死ぬまでもらえる「長生き保険」ですから。 -
Posted by ブクログ
Die with zeroの日本語版というか。ただ著者が70過ぎで証券会社に勤めていた経験がある日本人というだけで、また中身の訴えかけ方が違う。
マネー本はお金至上主義もアンチお金主義も同根でお金の呪縛に陥っている、それを解くのが本書の目標としている。
日本人のお金観と実態について考察し、そもそもお金とは何かを説明する。経済学でよくいう物々交換から発展した、という説を証明するものは何もないという話は初めて認識した。
そしてどのようにお金を使うことが最も満足度を高めるのか、そしてお金に支配されないために、お金よりも大切な時間、信用、健康、幸福感について解説している。
お金との向き合い方って結構そのままその人の生き方だよななんて思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ派手本 エピソードであって エビデンスに基づくものではない
地味本 原理原則 最後は自分で考える
マネー本 裏技 節約術 シンプルで具体的 精神的効果だけで実効性は低い
日本人 嫉妬の論理 人の得は自分の損
投資家も社長も同じことをやっている
お金の役割
1.取引決済機能 2.価値尺度機能 3.価値保存機能 4.感謝の印
信用証書から生まれた 税金を払うクーポン券
資本主義=自己増殖システム
お金は減らすことの方が楽しい
サラリーマン脳(立場・ 出世)からの脱却
思い出にお金を使う=体験=投資=判断材料 自分の豊かさ 奪われることがない
「人」「本」「旅」
資格 その過程での知識や知見
顧客 人とのつながり 他人への投資 場と機会 ギブファースト お金を回す
効率より効果を コスパが日本人を貧乏にしていく
お金よりも
1.時間 2.信用 3.健康 4.幸福感
機会費用 90歳までにお金は使い切る その後は公的年金で十分
お金の価値は加齢とともに低下していく -
Posted by ブクログ
投資の本質がシビアに書いてある。
頷き過ぎて首が痛い。
先が見えない不安と付き合うのが、投資。
結果が不確実なもの、先の見えないものが、株式市場、そのため余計に感情の振り幅が大きくなりがち。
株価が上がるのは買いたいけど、買えない人が多い時。株価が下がるのは買いたいと思った人がみんな買ってしまって買いたいパワーがなくなったから。そんな時は誰もこれ以上は上がらないとは言わない。なぜなら買った人は自分の持ち株がもっと上がって欲しいと思うから。
長期投資は分散投資と組み合わせてこそ効果がある。また値動きの性質の異なるものに分散投資しなければ意味がない。
1番投資価格しいのは(売った株がその後上がったこと)と(下がっているときにお金がなくて買えない)ことだと言う。
これを避けるには
①暴落時に怖くなって慌てて売らないこと
②常に買い増しができるように一定の現金は持っておくこと
が大切だと言える