大江英樹のレビュー一覧
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Die with zeroの日本語版というか。ただ著者が70過ぎで証券会社に勤めていた経験がある日本人というだけで、また中身の訴えかけ方が違う。
マネー本はお金至上主義もアンチお金主義も同根でお金の呪縛に陥っている、それを解くのが本書の目標としている。
日本人のお金観と実態について考察し、そもそもお金とは何かを説明する。経済学でよくいう物々交換から発展した、という説を証明するものは何もないという話は初めて認識した。
そしてどのようにお金を使うことが最も満足度を高めるのか、そしてお金に支配されないために、お金よりも大切な時間、信用、健康、幸福感について解説している。
お金との向き合い方って結構そ -
Posted by ブクログ
ネタバレ派手本 エピソードであって エビデンスに基づくものではない
地味本 原理原則 最後は自分で考える
マネー本 裏技 節約術 シンプルで具体的 精神的効果だけで実効性は低い
日本人 嫉妬の論理 人の得は自分の損
投資家も社長も同じことをやっている
お金の役割
1.取引決済機能 2.価値尺度機能 3.価値保存機能 4.感謝の印
信用証書から生まれた 税金を払うクーポン券
資本主義=自己増殖システム
お金は減らすことの方が楽しい
サラリーマン脳(立場・ 出世)からの脱却
思い出にお金を使う=体験=投資=判断材料 自分の豊かさ 奪われることがない
「人」「本」「旅」
資 -
Posted by ブクログ
近年、お金を少しでも増やすことに関心が集まっていますが、今一度立ち止まって、自分自身が有意義と思えることにお金をどんどん使っていったり、人に投資をしていきましょうという著者の主張には、ハッとさせられるものがありました。
なぜなら、自分自身にとって有意義なお金の使い方だな~とは思いながらも、資産が減少してしまうとの思いから躊躇し、その一歩を踏み出せていないことがいくらでもあるからです。
また、本書ですごく気づきを得られたのが、「寄付」についての考え方でした。
寄付をした場合には、確定申告をする時に寄付金控除を受けることができ、私もふるさと納税を毎年行っているので、当然、寄付金控除を受けていま -
Posted by ブクログ
投資の本質がシビアに書いてある。
頷き過ぎて首が痛い。
先が見えない不安と付き合うのが、投資。
結果が不確実なもの、先の見えないものが、株式市場、そのため余計に感情の振り幅が大きくなりがち。
株価が上がるのは買いたいけど、買えない人が多い時。株価が下がるのは買いたいと思った人がみんな買ってしまって買いたいパワーがなくなったから。そんな時は誰もこれ以上は上がらないとは言わない。なぜなら買った人は自分の持ち株がもっと上がって欲しいと思うから。
長期投資は分散投資と組み合わせてこそ効果がある。また値動きの性質の異なるものに分散投資しなければ意味がない。
1番投資価格しいのは(売った株がその