大江英樹のレビュー一覧
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最近出版された本を読んでみました。なんと、「年金は保険である」「経済発展が重要」と言うあたりは5年前に書かれた「年金問題は嘘ばかり」(高橋洋一)と全く同じで、新しいところはなかったです。よく年金の不安をあおる話題に人口減少を言う方がいます。1970年は65歳以上1人に対して65歳未満が13.1人いましたが、2040年には1.8人になってしまう、ってやつで私も見たことがあります。これに対して、「年金問題は嘘ばかり」では頭数で割っても意味がない、保険収入で見るべきだってもっともな意見。確かに1970年と2040年ではそもそもの1人当たりの収入も違っていますから、保険料も違っているでしょう。そのため
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Posted by ブクログ
証券会社での仕事の経験があり、経済コラムニストである著者が証券投資において常識とされていることについて正しい認識と投資における心構えについて書いた一冊。
本書を読んで投資について自分の思っていたことが誤解であるという気付きを得る部分が多くありました。
投資と投機、長期投資、分散投資や積立投資など世間で得だと言われている投資法についてどういった場合に効果を発揮するのかという正しい知識を身につけることができました。
また、投資信託や債券、保険といった金融商品についての思い込みについても正しい知識を得ることができました。
そんな本書の中でもターゲットイヤーやテーマ型投信に潜む危険性や株式の価値の -
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本書が主張する5つのしなくていいこととは、
1.お金の心配
2.再雇用で働くこと
3.夫婦での旅行
4.地域コミュニティデビュー
5.趣味デビュー
1については、一時話題になった「老後2000万円問題」は誤解に基づくもので、年金制度も絶対破綻しないことから、支給される年金に合わせた生活をすればよい、という主張。
2については、再雇用は責任、権限および報酬が縮小され、最長でも65で強制終了になってしまうので、それだったら早めに起業した方が良い、という主張。
3については、定年後に今更妻を大切になどと言っても、相手も迷惑なので、お互いに適度な距離を保った旅行なコミュニケーションの構築で十分 -
Posted by ブクログ
ここ数年で法律が整備されたこともあり、私が社会人になった頃には当たり前だった定年60歳も変わってきています。ですが、少なくとも7年位前までは現在勤務する会社でも、定年後は静かに暮らすという先輩を見てきた私にとっては、最近の変化には驚いています。
60歳を過ぎてからどう過ごすかという指南本は多く出ていて何冊か読んできましたが、共通しているのは「働き続けなさい、年金はできる限り後で受け取る」というものが殆どでした。
この本に惹かれたのは、60歳まで40年近く頑張ってきたのだから、60歳以降の定年以降は、再雇用・再就職ありきではなく、もう少し肩の力を抜いて、自分の好きなように、注意点として、他の