あらすじ
世界最高のビジネス書は、600年前の日本にあった!能を大成させた世阿弥は、「初心忘るべからず」「秘すれば花」などの言葉で知られており、その著書『花鏡』や『風姿花伝』も一般に演技論や芸術論だと思われています。しかし、これらは競争の激しい中世の芸能の世界でどう勝ち抜き、生き残るかを記した「戦略書」で、現代のビジネスでこそ活用すべきビジネス書でもあるのです。そこにはドラッカーの「マーケット思考」、ポーターの「競争戦略」など、ビジネスの極意が満載です。古典の叡智を活用して、あなたのビジネスを加速させてください。
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Posted by ブクログ
能という芸能を末代まで残すべく、子孫への教訓として書き残された「花鏡」や
「風姿花伝」。
これらは世阿弥が書き残したと言われています。
「初心忘れるべからず」「秘すれば花」などな誰もが一度は聞いたことがあるかと
思います。
これらは全て世阿弥の「花鏡」や「風刺花伝」からの一節なのです。
世阿弥は能の演者ではありますが、今風に言うならば名プロデューサーでもあり、
イノベーターでもありました。
どうすれば能という芝居が観客の心をとらえることができるのか、どうすれば
能が未来永劫輝くことができるのか。
それをまとめたのが、「花鏡」や風姿花伝」と言われています。
それらは現代のビジネスにも当てはまる観客=顧客の心をとらえるために常に
イノベーションを起こすべし、と綴られています。
「花鏡」や風姿花伝」が書かれたのは今から600年以上も前です。その頃から
人の心をとらえる本質は変わっていないと気付かされる一冊です。
Posted by ブクログ
世阿弥の凄さ
①顧客思考(起点)
②イノベーションとは(新結合)
③実体験から生み出された教訓
時によりて、用足るものをば善きものとし、用足らぬを悪しきものとす
そもそも花と云うに、万木千草において、四季に咲くものなれば、その時を得て珍しき故に、翫ぶなり(珍しきが花)
かへすがへす、疎かに思ふべからず、信あれば徳あるべし
Posted by ブクログ
●2025年9月19日、グラビティのアプリを開いてすぐ出た「おすすめ」に流れてきた投稿が「手書き文字の星」のものだった。画像で以下の言葉に「秘すれば花」と書かれた書道の紙が添付されていた。
「【秘すれば花】
ひすればはな
見えない魅力
見せない魅力
#書 #秘すれば花
#世阿弥
#マーケティング
#今日は渋谷
#関係ないけど “ひっつきもっつき”食べたい 」