香月美夜のレビュー一覧
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オモチロカッタ、、
完結巻に近づいてきて、妙にドキドキするが
面白さも加速。とうとう、次期ツェント、、
ジギスヴァルト王子、ムカつくわ、、。彼に比べたらヴィルフリートはただの思春期の軽度なアホ。
そして、もしかしてフェルディナンドも学生時代に祠巡ってるんちゃうんか?だったらおもろいな、と思う。書庫の奥にはいるには、社会的に王族のクランであることが必須のようだが、DNA的なものは?そこらへんが気になる。もし、DNAだけでもオッケーなら当時のフェルディナンドは入れたのか?入ってたらおもろいのに。
DNA王子と平民が一番王にふさわしいちゅう、すばらしい設定ではなかろうか。こういうアンダードッグ系はア -
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面白かった。アホの子ディートリンデがアホと周知されているのを読むのは大変清々しい。
ゲオルギーネもなんでこんなんを放置しているのか、それともこのまま放置するのには意味があるのか。
フラウレルムはドローレス・アンブリッジでしかない。最後は大きなバチがあたってほしい人物。
そして、ヴィルフリードがまたもやアホに戻りがちなのが苛つくが、アホキャラとしての需要があるのか。
色々楽しいシーンがあったが
なんといっても、フェルディナンドがマントを返還するシーンは秀逸。胸がすくねぇ。
思い込みの強いディッターバカ軍団の善意の迷惑の自覚、良いです。とても良い。 -
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面白かった。ほんと、設定がすばらしい。
ホグワーツ大好きだったが、もしかしたら、ここの貴族院はそれより面白いかも。
全世界で翻訳されて、どれぐらい受け入れられるか、ものすごく興味がある。
2年間、治療の眠りについたあと、すぐに”貴族院”へ。学校を卒業しないと、貴族にはならない、というところがまず面白い。権力や力をもつものは、それ相応の知性と知識、そして訓練がいるという、当たり前ながら、日本では存外意識されていないと思うところにフォーカスされていて、非常に共感が持てる。
学校でのカリキュラムも面白い、最初にテストがあり、不合格の者だけ講義を受けるシステム。これは、とても合理的。”貴族”という設定 -
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ネタバレローゼマインにとって、ユレーヴェに浸かる元凶となった存在との対峙。
マティアスにとって、袂を分かつことになった存在との対峙。
ジルヴェスター、ゲオルギーネにとっては、幼い頃からの理不尽な存在との決着。
この巻で、エーレンフェスト内のいろんな因縁に決着がつきました。
特にジルヴェスター視点は少し涙が出ます。お互い様なんですけどね。兄弟喧嘩が極まりすぎです。ヴェローニカが本当に罪深いです。
ちなみにわたしは読み返し組ですが、ずっと、フェルディナンドっていつから自分の望みを持ちそこに向かって行動してたのか、時系列が微妙に謎でした。結果としては、望みを持ったのは供給の間で、行動の指針が決まったのが -
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面白かった。そして、物語としては、いい感じでそのまま治療へ。
ヴィルフリートのバカ行動が引き起こしていく問題とその決着のつけかた。
それと、ヴィルフリートの妹シャルロッテの洗礼式で起きるキッドナップ事件。
毒で死にかけているローゼマインを助けて、そのまま治療液につけられ、
ここから2年の眠りにつく。その間の側仕えやら周りの人々の生活やらも語られる。
まあ、アホ息子も大きくなってから処刑するしかなくなるより、
年少の間に学んでくれるほうが、始末しやすそうではある。
いい感じの落としどころで読んでいて違和感がすくなくて良い。
脳筋おじいさまが私的には好き。ユクトクスと並んで2人推せる。