テクノサマタのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
高利貸主人×奉公人
健気受け!ホント健気!!!
川に捨てられ、拾われた家で最初は養子として可愛がられていたのに、その家に子供が生まれたら縁を切られ一番下っ端の使用人に。
そこで折檻されひどい扱いを受けていた受けが、家が高利貸しにお金を返せず売られることに。
鬼の高利貸しとして名をはせていた攻めだけど、甘いwwいやはや受けに甘い事。
最初の頃は鬼の部分も見え隠れしていたけど、受けがやめてと言ったら今までとは違う温情をみせたり。
「鬼?鬼だったよね?!」と思ったけど、読み進めるうちになぜ受けを借金の方として売り飛ばさず、充分な食事を与え仕事を与え塾に通わせるのか。
失った大切な人が使用人だった -
Posted by ブクログ
鬼の高利貸し×不遇な身の上の少年。
激動の大正時代を背景にした王道ロマンでした。
ベタなストーリーだけど、胸打たれるものがあってセンセの作品の中ではダントツによかったです。
ちょっとかわいめかな…といつも感じていたんですが、今回はそのかわいさがすごく生かされていました。テクノサマタセンセの、これまた受が犯罪的にかわいすぎるイラストで。
でも、単に甘いだけじゃなく世相をうまく絡めていて奥行きがあり、思っていた以上に読み応えがありました。
とにかくほたるが不憫な子でした。読んでいて何度涙したことか…
悲惨な生活を強いられてきたのに、ひねくれもせず純真無垢できれいな心の持ち主です。おまけに青戸屋夫 -
購入済み
どんだけ健気な少年なんだろか
不憫な境遇にもメゲずひたすら健気で純真な悠と眉目秀麗でステイタスもある弁護士の浅羽、ある日偶然出会った2人は交流を深めるにつれ惹かれ合っていきます。悠は自身の身分や立場を自分なりに納得しわきまえた行動を取ろうとしていてついウルっときます、何も悪くないのにこんなにいい子なのに何故、と。実際いないと思います、こんな天使みたいな男子校生(笑)でもある意味ファンタジーなあり得ないくらい綺麗な心の悠に癒されること間違いなし。浅羽は読み始めに思ったより狭量で割と子供っぽいことも判明しいい意味で現実味がある男でした。この先悠がしっかり者に成長しそう(笑)今回初読み作家さんでした。奇抜さや官能(お布団シーンあ
-
Posted by ブクログ
“ホテル・ウィリアムズチャイルドバード”、通称〈鳥籠荘〉には、普通の社会になじめない一風変わった人々が棲みついている。衛藤キズナ(17歳の少女。バイト・絵のモデル)、浅井有生(新鋭画家。ほぼ外出しない)、井上由起(有生のイトコ。超美形で女装癖あり)。彼らを中心に、妄想癖の美女、ゴスロリ小学生、ネコの着ぐるみ、不気味な双子の老人たちも加わり、繰り広げられるーーちょっとおかしな、けれどいろいろフツーの日常がつづられた物語。今回は、キズナを慕う後輩の女子高校生の話、浅井有生と井上由起の子供の頃のキュートなヒ・ミ・ツのお話、キズナと由起のハプニングな1日の話を収録。
***
まず表紙をじっくり -
Posted by ブクログ
“ホテル・ウィリアムズチャイルドバード”、通称〈鳥籠荘〉には、普通の社会になじめない一風変わった人々が棲みついている。妄想癖の美女、ゴスロリ小学生、ネコの着ぐるみ、不気味な双子の老人、そして響き続ける正体不明の金切り声。そんな〈鳥籠荘〉の住人の一人・衛藤キズナが、5階に住むひきこもり美大生・浅井有生と知りあったのは16歳の冬。そして、誘われたバイトは、絵のヌードモデル。やってみることにしたキズナは、油絵具の匂いがこもる雑然としたアトリエで浅井と一緒に過ごすうち、その時間が自分にとって次第に大切な日常の一部になっていくのを感じて……。
〈鳥籠荘〉のちょっとおかしな住人たちの、ちょっとおかしな、け -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回のカップルは、年の差13歳。
しかも攻様は弁護士……わりと理性の箍が外れにくい硬派です。
なんといっても、健気です、この受さん。
攻様が好きで好きで好きで好きで好きでもうしかたないってのが、体中からだだ漏れ。
そのだだ漏れ具合が、腐女子の萌えを擽ります。
攻様に嫌われたくなくて一生懸命で、我儘言わないように、色々我慢して、我慢して、そして爆発した時にはちょっと目頭が……。
どうしてセックスしてくれないのか
なんて恥ずかしい悩みで、もんもんとしてるとかね。
その辺の強姦まがいを平気でするBL攻様に、爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいですね。
しかも、この攻様、必死でえっちしてくれないと訴えて