テクノサマタのレビュー一覧
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最後から二番目の巻。若干「あれ?終わってないの?」とおもってしまうような終わり方ですけど、ちゃんとあるみたいなので気をつけてくださいな。
<続・無題Ⅰ>
一周して蜘蛛が登場。蜘蛛とは、、、、なかなかいいセンスじゃないっすか
第一話『そして誰もいなくなった』
先にいってしまえば夢オチ。いや、そうじゃないと困る。バカ話なのできがるに読めたよ、うん。
第二話『パパはわたしたちのHERO』
三回連続で加地&華乃子ペアのはなし。そしてやはり事件の中心はパパ。
今回はパパのあの着ぐるみがなくなってしまうはなし。しかもその着ぐるみを海外に売ってしまったという住人。さて困った、というはなし -
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シリーズものなのでこの文章はだれにも読まれないだろう、と勝手に安心している管理者。
<病棟にてⅠ>
妻に毒を盛られるようなキャラなんて一人しかいないでしょう。つか本編にでてる人が今回の中心。
第一話『Father's Style〜エビフライと華乃子の場合』
華乃子と加地くんの話がまたでございます。
華乃子のパパの様子が最近おかしく、自分から家事をするようになったりしたのだが、どうやらお見合いをするということになっているらしく、、、そのことを問い詰めてしまった華乃子は加地くん家に泊まることになり、、、というかんじ。
まぁ加地ママがかわいかったですし、華乃子ちゃんもかわいか -
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シリーズものだぜ。そしてやはり最初のところが好きだな。うん。
<お喋りな死人Ⅰ>
こういったかんじが好きです。
第一話『加地くんちと山田さんち』
加地、というカンジをみるとつい「流れ星が消えないうちに」という作品をおもいだしてしまった。無駄話
この巻も同じ時間にあったいろいろな人目線で進むかんじ。
この話は華乃子のクラスメイトの加地くんとやら目線。加地くんの母親が華乃子の父親(某でっかい人形)を好きになったとのこと。それで加地くんが「この人(?)はいいやつなのか」とおもって、山田家に夜中いって、、、みたいな。
夜に雷がおちて停電がおきるわけでございますが、まぁ全体の流れをみ -
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二巻です。けれど先にこの本を読んだ方もいるかm、、、、いないですよね。
ちなみに作者いわく、短編になっているからどの巻から読んでも大丈夫とのことです。今更なかんじもしますけど、、、、、
二巻は一巻にくらべて恋愛色が強いようなきがしました。
<通りがかりⅠ>とⅡはカットで。ここんところけっこう好きですけどね。
第一話『人魚姫になるために間違った方法』
一言で言えば百合話。
キズナを中学のときにみかけてからずっと恋してた女の子のはなし。ウィリアムズチャイルドバードホテルのとある住人がけっこうひっかきまわしたはなし。
へれん、という住人なんですが、まぁかかわりたくないような人間で -
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さきにいっておきますけど「とりかごそう」です。ウーロンとかじゃないです。
まわりの評価は高いですね。自分はそんなにおもしろいとはおもえませんでしたが、キャラの強力でした。もっとゆったりしたもんだともってたらわりかし、とかおもったりおもわなかったり。
<無題Ⅰ>
まぁ意味深なかんじでことがすすみます。全館そろえるとつながりそうな雰囲気をかもしだすためのところ。<無題Ⅱ>もおなじかんじ。
第一話『さようなら、泣き虫ポストマン』
このはなしは題名道理なかんじ。泣き虫で物覚えが悪いポストマンのジョナサンのはなし。はなしの目線は表紙の中心にいる赤毛の女の子、キズナからです。
そうですね -
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“「私は “ミナコ”の 使い捨ての 代替品?」
「………
まぁ そういう とこかな
どうする? モデル もうやめる?
センセイがまた 使い物にならなくなる まで続けてくれたら こっちとしては ありがたいけど
やめても いいわよう
自分から やめたほうが 傷つかないで 済むものね」”
絵が綺麗だなー。
っていうか、華乃子ちゃん可愛いよ華乃子ちゃん。
“「ねぇ もう一つ 聞いても いい?」
「嫌だ」
「衛藤キズナは モデルをクビに なったの?」
「……… 別に
クビになんて してない」
はぁ
「なぁんだ 残念
そろそろわたしを モデルにして くれるかと 思ったのに」
「しないから 犯罪だから -
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“ふわ、と嗅覚に触れる匂い。五階のアトリエに残されていた匂いと同じ―――。
キズナは目を見開いた。顔をあげることができないまま、呼吸すらとめて視界に入るものを凝視した。角のところがだいぶ傷ついたトランクと、さまざまな色の絵具でまだら模様に染まったくたびれたスニーカーがソファの前に立つ。トランクには国際線のタグがつけっぱなしになったまま。
眠たげなぼそっとした声が、さらさらとした心地よい小雨のように降ってきて、横たわったキズナの頬に染みこんだ。
「住む場所と、モデルを探してるんだけど」”
わー。
浅井さんいいとこ取り。
イラスト最高。
来る者拒まず去る者追わず。
そんなホテル・ウィリ -
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“どことなく放心したまま華之子は頷いた。
おかしなところがあるかしら?ううん、いつもと同じ朝のはず。パパは外資系の会社のエリートビジネスマンで、忙しくても家庭のこともちゃんと大事にしてて、男前でセンスもいい自慢のパパで……。
うん、間違ってない、よね?”
終わりの手前のお話たち。
1話目が結構楽しかった。
へれんかわいいよへれん。
うん。
あと、有生が答えを見つけ出すとこの表現になんか、こう、ぐっときた。
“やっと納得したんだね。それでいいんだよ、有生”
少し寂しそうに目を伏せる彼女の顔がガスの向こうに見えた気がした。それでも彼女は無理に突き放すようにそう言って、ばいばいと手を振っ