飯田晴子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
はあはあ…怖い
不穏オブ不穏。まだまだ続きそうなこのムード。
カガメの言ってたことが怖いし、まだ何かなんだか壮大な背景は見えてこないし、ミチノウシはやっぱり良いと思いました。怖いけど。解説の町田さんもミチノウシは夫にしたいと話してた。同意オブ同意であります。
こんなに母系の力の強い時代でも、ヒコイマスやらを始めとした男たちの力づくのヤリモク、ヤリ捨てが溢れてて吐きそう。
未遂シーンは毎回死ぬほど嫌なものとして描かれていて、読者のこちらも怖くなる。そこに筆力が割かれてるの、女性作家への信頼と言う他ないですね。
感想は、がんばれ、真秀、です…。
まだヒーロー役の少年の良いところがほぼ出てこないん -
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Posted by ブクログ
なるほど、このための1巻だったのかー、という感想。
ここで話がかなり動き出した。
登場人物もそろいつつある。
苛烈なキャラクターが多くて、読むとクラクラしてしまう。
夢中になると、こちらは息を止めてしまいそう。
生理用品のない、長い長い時代に、女性たちはこんなふうに休めていた(⁇)のはある意味羨ましいなと思った。
それが当たり前だった+女系の支配力も強い時代だった。
今みたいに、生理なんて存在しないような顔して生きていないといけないのもなかなか難しい。
(あ、古代ローマ時代には生理ナプキンもタンポンもあったらしいけど)
作者のあとがきを読んで納得したし笑った。
挿絵の飯田晴子さん、ここま -
Posted by ブクログ
ずっと手を出すか迷っていた大作についに手を出してしまった…。
未完の大作とはなかなか苦しいものだ。
ドキドキするが、クララ白書で育った私には、氷室冴子=ほぼ神なので期待大である。
ちょうど最近、福永の古事記を読んだところでタイムリーな内容でもあった。
まだ1巻は序章も序章で、登場人物紹介にすぎない。
あんまりストーリーも動かない。
それにしてもこんな軽い文体だったのか。
(セリフ「何よっ?」みたいなやつ)
それにびっくりしてしまった。
空色勾玉も十二国記も守り人シリーズも、みんなこの後にあるんだなあ…。
1巻の登場人物では、ミチノウシとかイオヨリちゃんにほのかに好感をいだいたけど、た -
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Posted by ブクログ
『海がきこえる』以来2作目の氷室作品。
自分の感情を思うままに表し、好き嫌いをはっきりと示して、強い意志を持って主体的に生きる真秀というキャラクターに共感できるかどうかによって、この作品の評価が大きく分かれるのかなぁっと感じました❗️
個人的には、真秀はちょっと苦手なタイプのキャラクターなので、正直SNSで騒がれている程面白いとは思えませんでした。
ただ古代という、とても限られた時代と地域の中で、次はどんな展開になるのだろうとワクワクさせてくれる雰囲気は流石、コバルト文庫の看板作家さんです❗️
真秀が今後、どのような波乱に満ちた人生を歩みのかがとても気になるので、続きもチャレンジしてい -
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ネタバレ 購入済み
オタク君に期待!
いつも暗くて顔すら見えないけど、灰色の瞳?!
もしかしてキモオタ君はイケメンなのでは…?と期待してしまった!
これからに期待したいけど無料分が1話だけか〜
購入はないかな。。 -
ネタバレ 購入済み
とんとん拍子にストーリーが進んで、予想通りのハッピーエンド。
3話で完結なので仕方ないのだけれど、
もっとじっくり主人公たちが成長する過程を楽しみたかったです…。